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オーダーメイド再開しました。

こんにちは。お久しぶりのblogです。長いお休みをありがとうございました。

潰瘍性大腸炎の悪化でオーダーメイドをお休みして約2ヶ月。寛解(症状がなくなる)には至らないものの「この先どうなってしまうんだろう」と思う不安からは一旦解放されました。まだ外出はままなりませんが、のんびりペースで再開したいと思います。励ましのメールやお問い合わせのメールなどもありがとうございます。待っててくれる方々の存在はとても励みになりました。

お休み中は虫さされから熱を出して寝込んだり、あちこち不調のオンパレードで、不本意にも処方せん薬局ばかりでdポイントを溜めてました。💦少し元気になってからは少々気弱になっての終活です。描き溜めた油絵やピアノを手放して、元気になった時がっくりこないかしら?と思いながらも手放してしまったら、だいぶ気持ちも軽くなりました。何事もスッキリと前に向かって行けたらいいですね。

 

そんな毎日を過ごしていましたが、いざオーダーメイドを再開するとなると、ずいぶんお休みしたので日傘の作り方は忘れてないかしら…。😅と少し心配も。いやいや身体で覚えたものはそうそう忘れないでしょう。どうぞ安心してお任せくださいね!早速ご注文もいただいているのでミシンに油をさして準備しておきます。

2021年4月6日

オーダーメイドお休みのお知らせ

こんにちは。みなさまいかがお過ごしでしょうか。シーズンオフのパラソラは冬でも相変わらず日傘を作っています。

今丁度お預かり分のキリが良くなったので、思いきってしばらくオーダーメイドのお休みをいただくことにしました。また4月ごろには再開できるようにと思っています。

さて、お休み理由ですが実は数年前から潰瘍性大腸炎という難病を患っています。そう、安倍元総理と同じあの病です。時の総理でも治す術がなく引退に追い込まれるのですから、私如きがあがなえるはずもありません。治す術はないとはいえ寛解すれば(症状がなくなれば)問題なく過ごせるのですが症状のある今は日常生活にも支障が出るので困ります。

例えると花粉症の人がくしゃみが出るたびにトイレに駆け込むような感じと言うとわかりやすいかしら。くしゃみをコントロールできないように腸をコントロールできなくなってしまいました。最近は外出もほとんどできずにスーパーへ買い物に行くか、散歩ができればOKというぐらいの引きこもり生活です。家の中では筋トレしたり仕事もできるのでいつも通り過ごしているので心配しないでくださいね。

ただこのままでは悪化するばかりで一向に寛解しそうにないので少しゆっくり体調を整えようと思います。「今年こそオーダーを」と楽しみにしていた方にはお待たせして申し訳ありませんが、もう少しお時間いただけたら幸いです。


販売の日傘はこのままショップオープンしていますので引き続きよろしくお願いします。

 

 

2021年1月21日

お祖母様のお着物から日傘

「今年はいつ展示会やるの?」「案内状来なかったわよ。」とお待ちいただいていたかと思いますが、残念なんですが今年はギャラリーでの展示会は見送りました。

8月になってでもできたらいいなと思っていたんですが全く販売用の商品を作れませんでした。染物やら着物の生地やら作りたい素材が今年はいっぱいあるんですけど毎年毎年、品不足で申し訳ないです。

実は昨年から老親のサポートで飛び回っていて、気がつけばいつも病院にいるような生活をしていました。介護世代、一度に色々な問題が吹き出して、入院引越し入院入院…と重篤ではないにせよあちこち顔を出した挙句、自分も体調を崩してしまい、また病院。

潰瘍性大腸炎、あの安倍総理がかかった病気ですね。元気なんですけど何しろトイレの回数が多過ぎて外出が困難でした。病院の付き添いなど外出時は朝から何も食べずに出かけ、帰るまで食事ができないストレスで鬱々と過ごしていました。

今多いんですって。原因がわからないので難病指定なんですが、研究も進んでいるそうで、私もお薬が当たってやっと効いてきました。今ではコロッと忘れて食べ過ぎてしまうぐらいですから、どうぞご心配なさらないでくださいね、全然元気です!

そんな状況で日傘作りが少々滞っておりました。日傘の仕事は普段はひとりで寂しいんですが、こんな状況でも働けて、ご注文下さった皆様本当にありがとうございました。おかげさまで今年もクビがつながっております。m(._.)m

そして今日ご紹介するのは、渋くて素敵な日傘。

介護中のお祖母様のお着物からのご依頼です。今寝たきりでいらっしゃるとのこと。心よりお見舞い申し上げます。いつもいつも元気で居てくれるのが当たり前と思っていても、それは誰にとっても限りのあるものなんですよね。そしてそういうことは突然やってきてしまう。

今は女性もみんなお仕事を持っていて、「もっとお話ししたかった」と気持ちはあっても時間や距離が問題で、思うようにはいかないこともあります。我が家の義母も昨年突然、意識がおかしくなってしまいました。本当に突然。今思い出しても涙が出てしまう。幸い義母は徐々に回復して普通に会話できるまでになりましたが、限りある時間に気づかせてくれるきっかけになりました。

そんなお祖母様を「少しでも近くに感じていたい」とのお気持ちからお祖母様の着物を日傘にと思われたそうです。身体がままならなくてご本人はきっと不自由な思いをされていると思うけど、案外「あら、あの着物なの!素敵じゃない。✨」って喜んでくれているかもしれません。人間の力って計り知れないですもの。どんな時でも「素敵!✨」と心ときめくことが生きる力になるんじゃないかと信じています。

どうぞ暑い夏、お祖母様お大事に。介護してるみなさんもご自愛くださいね。

2019年7月26日