チェックの可愛い日傘

今日の日傘は可愛らしいチェックの日傘。洋風なイメージですが『正絹の反物』から作ったオーダーメイドです。お祖母様の形見のお品だそうで、「古いもので日傘になってくれるか心配です」とお手紙いただきましたが、このまま着物になってもとっても可愛らしいんじゃないかしらと思える綺麗な反物をお預かりしました。反物の場合、おおよそ2/3反ほど残るので、お揃いのブラウスなんかもできるかもしれませんね。つるっとしていて夏とても気持ちがいいと思います。

実は一目見た時から、優しい色合いにとっても惹かれて作りたくてそわそわしていた生地なんです。作っている間も、懐かしい香りに包まれて楽しい仕事でした。香りは脳を刺激しますね。昭和の色んなことを思い出しました。母の鏡台の前に座って口紅を顔いっぱいに塗った日のこととか。(笑)

さて、こうしたチェックの反物は、機織りをするときに縦糸に横糸を渡してバタンバタンカッカッと布を織って行くときの緯糸の織り具合で一反の反物の途中でもピッチが少しづつ変わることがあるそうです。ぐるりとラインが繋がった日傘のデザインももちろん素敵ですが、こうしてアクセントが生まれるのも反物の特徴なのでオーダーメイドの日傘ならではの面白さじゃないでしょうか。眺めていると機織り機の働いている姿まで想像できて愛おしさ倍増です。

美しい線が印象的な個性的な日傘

雨が降っているので、追い立てられるように作っていた日傘作りも一息ついて、久しぶりにオーダーメイドの日傘をご紹介します。

今日の日傘は書家のお客様から。ステキな作品と柿渋で染めた生地が送られてきました。トリミングはおまかせでとのこと。…………とはいえ、かなりの難題です。この一枚の生地から傘のコマである三角を2枚切り出さなくてはなりません。かなりの時間考えましたがどうにもこうにもいい案が浮かばない。どうやってもこの綺麗な線が裁断されて上手く活かせそうにありません。写真はエイやっでまずは半分にカットしたところです。これもね、かなり微妙です。どこで裁断するか1センチ、いいえ、5ミリ、3ミリの攻防。

こうして裁断しちゃったからには進むしかありません。それでも往生際が悪く、この時点でもどこを使うかトリミングを随分長い時間悩んでます。

実はご相談時点で金魚を入れるのは無理ですとお伝えしました。せっかくの素敵な作品、日傘以外のものを作ってはいかがでしょうかとも。それでもやっぱり日傘にとのことで、それならば思い切って作品のリズムを日傘にしましょうということになりました。何となく三角の形が見えますか。どんな風に裁断するのがベストか一緒に考えてみてくださいね。あとは三角にするだけのように思いますが、底辺をどちらにするか悩むんです。そして金魚に至っては本当にどうしましょう〜。

で、こうしました。縫い代があるので傘になるとまた一回り小さくなって見え方が変わると思うんです。線の美しさを感じられるギリギリのギリギリってどこ?な感じでドキドキの裁断でした。

柿渋染めの濃淡からも空間を感じてもらえるように配置して、出来上がったのが写真の個性的な日傘。金魚がゆったり泳いでいるのが見え隠れするような水の中を感じてもらえたら嬉しいなと思います。

想像を超えて可愛いかった⁉︎

展示会前に仕上げていたオーダーメイドの日傘達。夕方仕上がると梱包して朝便で発送するというタイミングだったのでなかなかご紹介できる綺麗なお写真が残っていません。残念だなぁと思っていたところ、展示会にオーダーの日傘でお立ち寄りくださいました。ひゃぁ可愛い💕

ご注文時から、「生地の外と中の色が違うんです。」と、とても楽しみにしてくれていて、出来上がりをお送りするととっても喜んでくださいました。可愛いのができると確信していたものの、想像を超えて可愛かったんだそうですよ。生地選びが大成功でしたね。裏と表が違う色ってなかなかないですもの、とても個性的な日傘になりました。

オーダーしてからどんな日傘に仕上がるのかなぁと想像を巡らせてお待ちくださるのと同様に、張っている私も、どんな日傘に組み上がるのかなぁ、どんな方が差してくれるのかなぁといつも想像を巡らせています。そしてこの日傘も想像以上にぴったりお似合いの持ち主さんで、日傘作りって面白いなぁと改めて楽しさを味合わせてもらえました。たった一本の日傘でも、その向こう側にはそれぞれの物語がいっぱい詰まってるんですよね。

そうそう、もう一つオーダーのお客様との不思議な巡り合わせがあったんです。以前作ったちょっと目立つ日傘、とても個性的なのでやっぱり「どんな方が差してくれるのかなぁ」とずっと想像していたんです。そしたらですよ、ギャラリーの前を、その日傘がスーッと。

いつもblogを読んでくれている友人が外を見て、「(゚o゚ あ、あの日傘!!!」と。外に目を向けた私も「(゚o゚ あ!あの日傘!」と2人で顔を見合わせて頷くと、慌てて外に飛び出しました。すでにお声かけするには遠くへ離れてしまっていて真相はわからないままでしたが、きっと私が作った「あの日傘」だったと思います。それから毎日外を気にしていたんですがお会いできなくて。もう少し追いかけちゃえばよかったかな。

こんな風に自分が作った日傘に街で遭遇するなんて、すごいですよね、いったい今まで何本の日傘を作って来たんでしょうね。(笑) 今度オーダーメイドで作った日傘ばかりの展示会なんてしてみたらそれこそ楽しいかも。オリジナルの日傘を差している人ばかりの日傘パーティーとかね。日傘好きが集まったら色々なアイデアが集まって話題が尽きなさそうです。╰(*´︶`*)╯♡

パラソラ日傘展 ありがとうございました。


すっかり出遅れてしまいましたが、先週無事に日傘展が終了しました。皆さまありがとうございました。

今回はお店屋さんっぽく路面で、ショーウィンドゥの大きな空間で展示したいと思っていたので理想的な場所での日傘展が叶いました。お天気にも恵まれて日傘屋冥利に尽きる4日間。日傘作りやオーダーのご相談など日頃お目にかかれないお客様たちとの交流ができてとても楽しい4日間でした。遠方からもお越し頂いてびっくりするやら、嬉しいやら。こんな機会がまた次回もあるようにこれからも頑張らないとなぁと心しております。

先週は滞っていたお仕事を黙々と進め、やっと一段落。オーダーお待ちの皆様、先週1週間で大分進んでますのでね、もう少しお待ちくださいね。

今シーズンはスタートが早く、オーダーもいつもなら今頃からちらほらとご注文をいただく頃だと思うのですが、夏がずいぶん早くやって来たのでご注文も早めにスタートしたようです。なかなかお写真撮ることもできずに発送していたので更新ができませんが、また余裕ができたらご紹介していきたいと思います。今日の写真はギャラリーお向かいのビルで。展示会中、多くの人がここで撮影していたので、真似て撮って見ました。モデルは仕事の前に立ち寄ってくれた友人です。ずっとダンスやヨガをやっていたので立ち姿がとっても綺麗。同級生とは思えませんです。😍で、見とれてて日傘はすっかりモデルさんの綺麗さに負けました。(^^;;

今回の展示会、ふたを開けてみれば、設営もカメラマンも受付もモデルも多くの友人が適材適所で助けてくれて成り立ちました。お友達を紹介してくれて、SNSで発信してくれて、口コミしてくれて、可愛い日傘と言ってくれて、購入してくれて、そしてお友達に自慢までしてくれる。(笑)パラソラを身内のように思ってくれる沢山のお客様にも恵まれて、こんな幸せな仕事はないですね。また続き頑張ります!ありがとうございました。

パラソラ日傘展 2日目

2日目の日傘展も無事終了しました。お越しいただいた皆様、お買い上げいただいたみなさま、ありがとうございました。そしていつも閉店後の写真ですみません。開店中はなかなかお写真がとれずにいます。写真といえば、ギャラリーのお向かい、インスタポイントなのか、おしゃれな人が入れ替わり立ち替わり撮影しています。日傘も見ながら時々外もチェックして見てくださいね。原宿らしい光景を見ることができると思います。

今回はミシンや木型を持ち込んで展示しているので傘づくりのお話などもしています。お会いした方はお気付きかと思いますが、わたくし展示会では人見知りを気付かれないほど喋っております。でも、家に帰ってきたらチーンという感じなんですが。(苦笑)
あと残り2日間、人見知りは忘れて沢山の方とコミュニケーションできたらと思います。
ただ不思議とお客様が重なってしまうことが多くて、話し中のこともあるかと思います。出来るだけ皆さんにお声かけしようと目配りはしてますので、どうぞご遠慮なくお声かけくださいね。展示品以外にも手元違いなど、パラソラならではのご希望も叶えられるかもしれません。

そしてまた今日もみなさん迷子になっていたので、今日は竹下口からの道先案内。

とにかく竹下通りを真っ直ぐ真っ直ぐ進みます。こんな誘惑やはたまたこんな誘惑にも負けることなく直進あるのみ。
何より人がすごいと思うので、どうぞここは決死の覚悟で来てくださいね。信号も渡りひたすらまっすぐです。

この壁に突き当たったら右側にもう見えています。

「こんなことでもないと原宿なんて行かないわ。」とお思いの方も、たまには充電気分でキョロキョロとお出かけ下さいね。エネルギッシュな街も一本道を入ると穏やかな時間が流れています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。お待ちしています。

それから、長らくオーダーメイドをお待ちの皆様、大変お待たせしております。展示会が終了次第続きに取り掛かりますので、どうぞもうすこしお待ちくださいね。来週からしっかり作ります。

パラソラ日傘展 初日

昨日から日傘展始まりました。お越しいただいたみなさまありがとうございます。「HPで見るより色がずっと綺麗ですね。」とか、「軽くてびっくりしました。」とか、「張り方がパンとしていてきもちいい。」などなど沢山の驚きやお褒めの言葉をいただいて、嬉しく楽しい1日でした。まだまだお品物はありますので明日も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

道案内が間違えやすいようで、皆さん一本お隣の道に入ってしまうようです。表参道からは交番と表参道ヒルズの間の道です。交番を過ぎたら写真の角を左に曲がります。小学校の脇、マリメッコが見えてきます。ちょっと距離がありますが進んだ先の左側のクリーム色の可愛い建物です。

原宿竹下口からはまっすぐ進んでT字の突き当たり、右側にペイントのある壁が見えたらすぐそこです。ギャラリーからも壁が見えています。思ったよりほんの少し遠いのかもしれません。

昨日「暑いので日傘をさしてお越しくださいね。」とお伝えしていたんですが、失敗失敗。日傘をお買い求めいただいたら日傘が2本になってしまって、帰りに差して帰れないという大誤算。たとえ気に入ったのがなくても1日我慢するぞという覚悟でどうぞ今日は手ぶらでお越しくださね。(笑)

それからパラソラの日傘、UV加工していません。紫外線対策が第一であればしっかりUVカット効果のあるお品を選んでくださ。化学薬品に抵抗がないようでしたらUVスプレーを使ってお手入れするのもいいと思います。そして曇りでも日傘は必需ですのでお忘れなく。

パラソラはどちらかというと暑さ対策の日傘。UVケアは化粧品でしっかりしてもらって、日傘は着心地のいい服のように、涼を呼ぶ道具として使ってもらえたらと思っています。

今日からパラソラ展


今日からパラソラ日傘展始まります。
昨日搬入に行ってきました。明治神宮前の駅を出るとものすごい人の多さに圧倒されてしまいます。パラソラ場違いか?と。何せ今まで静かな隠れ家的なところでずっと展示してきたので、びっくりです。でも大丈夫、交番脇の道に入るとやっぱりどこかパラソラチック。



交番のところの曲がり角を目印の写真を撮りました。曲がってからもちょっとありますが、ここを曲がれば大丈夫です。左側にあります。お向かいは黄色い可愛い建物の松田聖子さんのお店。そのお向かいで大胆ににも白いパラソル展示しています。

今日は暑くなりそうです。日傘さしてお出かけくださいね。私は朝だから、と油断したらすでに汗びっしょりです。

日傘製作中 パラソラ日傘展

いよいよ今週末はパラソラ日傘展。今回は通りに面したギャラリーなので初めてのお客様にも見てもらえたらいいな思っています。明るい色の綺麗な日傘をご用意してお待ちしています。原宿でのショッピングがてらぜひお出かけください。

今日は手作りの日傘ということで製作風景のご紹介。年代物のミシンを使って生地をつなげる仕事、『中縫い』をしています。縫っているとドドドドとすごい音なんですが、動画にするとカタカタと懐かしいような古い機械音にも聞こえます。とは言えうるさいので音量注意して再生してくださいね。ほんと、かなりうるさいです。工業用ミシンのブーンという音が出ています。二つ折りしながら縫っていくのですが幅を微妙に調節していて、ものによっては1mm、2mmの誤差で傘が開かなくなってしまうこともあるという微妙な作業です。

初夏のお出かけ展

西武新宿線下井草駅前『ギャラリー五峯』にて、明日から『夏のお出かけ展』が始まります。

パラソラの展示会、1つはこうしたギャラリー企画での展示販売と、もう1つ、来週18日から始まるパラソラ発信の日傘展とがあります。

ギャラリーの企画展では試作を兼ねて作りためていた日傘のあれこれをお披露目させてもらうという形での展示会です。「前回はこんな感じの日傘があったのに今回は全然違うのね。」となることもあるかと思いますし、「前回もこの日傘あったわね。」ということも。巡回展的な日傘展と思ってもらったらいいでしょうかね。

そして来週18日からの日傘展は、作りたいもの作りました。こんなのどうでしょう。的な日傘展。一点ものじゃなくて、商品に育てたいと思って作った日傘たち。日傘屋っぽい日傘展。

パラソラは1本づつ作っている手作りの日傘がウリでもありますが、実は正直に言うと「日傘を作るのは私も誰かにやってもらいたい。」「∑(゚Д゚)ええぇ!好きで作ってるんじゃないの〜?」「手作りの日傘屋が展示会目前に何を言ってるんだ?」と思われても仕方のない発言ですけど。(笑)

コツコツ仕事はもちろん嫌いじゃないけど、出来上がりが待ち遠しいのはオーダーを下さる方々と同じ気持ち。だから早く出来上がりが見たくて「だれか作って〜!」と時々叫びたくなります。でも結局自分で作ってしまうのが一番早いんですけどね。こうして出来上がりが見たくてワクワクしながら作った日傘は同じようにワクワクしながら差してくれる人と出会えたら嬉しいなと思っています。

お天気も回復の兆しです。明日からの『初夏のお出かけ展』へは在廊できませんがお時間ありましたらぜひお立ち寄りください。明日はちょっとだけ顔を出す予定です。昼神佳代さんのお洋服もふわっとしたデザインでとても素敵です。どうぞお楽しみにお出かけください。21日まで。

パラソラのこと

日傘展のお知らせを始めたのでパラソラについても少し自己紹介しておきますね。

少し前まで『日傘工房パラソラ』として、日傘作ってますよ〜。と自分で作ってることをアピールしていたんですが、どうも製作所的なイメージが強くなってしまったので今年から『日傘のパラソラ』に変更しました。デザインして傘を張って販売する。街の和菓子屋さんのような感じでしょうか。季節のお菓子をデザインして餡を作って販売する的な。

今年は6年目を迎えました。傘修行1年目はひたすら綿の日傘を、2年目はひたすら反物を、3年目4年目は染めや刺繍でオリジナルを探り、5年目の昨年はオーダーメイドに精を出し、今年は皆様の目にどんなふうに映るのか、お声を聞けるのをとても楽しみにしています。自分で作って自分で販売する。昔は当たり前だったシンプルなお店形態ですが、小さなお店が減ってしまった今では珍しいことになってしまいました。今でもこんなやり方のお店があって、出来たてほやほやを普通にお買い物できることを知ってもらえたらいいなと思っています。日傘にほやほやの必要はないけれど。(^^;)

そして今まで購入頂いた日傘、そろそろ補修箇所でてきていませんか?お預かりの修理には送料がかかりますが、ほつれなどその場で直せるものもありますのでどうぞこの機会にご相談くださいね。お名前をなかなか覚えられない体質ですが、日傘を持って来ていただけると、日傘作りのあれこれなんかもお話しできるかもしれません。

 

パラソラ日傘展のお知らせ


2018年の展示会のDMが出来上がってきました。今年は3月から暑かったのですでに日傘シーズン真っ只中ですが、もうすこし先のGWが開けた頃、来月になりますがお知らせしておきますね。

写真の日傘は薄い二枚の布を二重に張って作りました。重なりがつくりだす陰は柔らかく、目からも涼しさを感じてもらえると思います。ひんやりとした触感の手元は桜の天然木。リゾートなど、リラックスした1日にぜひ差してもらえたらと思います。

磨けば美人になるんです

今日の写真のこれ、なんだかご存知ですか?

ウニの殻なんですって。あの美味しいウニのトゲトゲをとって中身を綺麗にして漂白するとこんなかわいらしい形が現れるらしいんです。宝石みたいでとっても可愛いですよね。手をかけてあげたらこんなに美人になるなんて。バフンウニやムラサキウニ、ナガウニにコシダカウニなどなど種類によって色や形も様々で、調べてみると面白くてしばらくウニのことで頭がいっぱいになってしまったぐらいです。この写真のウニはたぶんナガウニ。少し楕円形で3センチとか5センチの小さいものですけど、ぽってり、ふっくらがなんともツボです。しかも大きいのも小さいのもそのまま同じデザインというのがすごいですよね〜。自然のなせる技です。

こんな綺麗なものが海に落ちているのかと思うと、自分でもさっそく作って見たくなってしまいますが、海辺に住んでいるわけでもないので今すぐにはちょっとムリ。そこで、私でも作れるもの、そう、ウニをモチーフにして日傘を作ってみました。どれだけ気に入っちゃったんだかってかんじ、おわかりいただけます?(笑)まだまだデザインも追求したいところですけど、まずは第一弾、こんなの作ってみたけどどぉかしら?という日傘を展示会に持っていきますので、どうか見てやってくださいね。一応売るほどありますので。

今年はこうしてウニやら石やら、いいなぁと思ったものを日傘にする方法がわかってきて、あれもこれもとやりたいことの入り口に立ったところですが、こんな人がこんな風に日傘を作っています。というのが見てもらえる展示会になればいいなと思います。

そしてオーダーお待ちの客様、今年はたくさんお待たせしていて申し訳ありません。ちゃんとスケジュール通りには進んでいますのでね、仕上がりまでもう少しお待ちくださいね。渋滞の車が進むようにあるときググッと数日分いっぺんに進むこともありますので止まったり進んだり、今日は宣伝してますけど、blogを書く時間も惜しんで頑張っております。

パラソラ日傘展
2018.5.18(金)〜21(月)
アート・イン・ギャラリー
東京都渋谷区神宮前4-25-3

パラソラの日傘展 準備中

4月になりました。そろそろ5月の作品展の準備も目処が立った頃。となっていればいいのですが、実際にはまだこれからと言う感じ。今年はどんな日傘を作ってるの?なんて聞かれたのでちょっと途中報告をしておきますね。

去年出かけたヒスイ海岸を日傘のデザインに落とし込もうと思考錯誤しています。拾ってきた石をモデルに、とにかくたくさん描くことから始まって、イメージに近い形や色、リズムを探します。これが結構しつこいの。(笑) 時間が許す限りいくらでもこの仕事は続いてやめられない、止まらない。だから展示会という締め切りは必要なんですよね。もう次に進まないと間に合わない。となってやっと決断して前に進むような感じです。

おおよそのイメージが固まったらパソコンに取り込んでそこからまた一仕事ふた仕事加えて1枚の生地が出来上がります。不器用な作り方ですが、こんなことを繰り返して生地ができたら次は張り作業。石がジャラジャラと心地いい音を立ててぶつかり合う波打際を表現できたらなと思っているところです。

まだちょっと先になりますが、展示会情報載せておきますね。

パラソラの日傘展
2018.5.18(金)〜21(月)
アート・イン・ギャラリー
東京都渋谷区神宮前4-25-3

2018年パラソラの日傘展

春がそこまで来たと思っていたらまたまた冬に逆戻り。日傘屋としては「おーい!春よ〜戻ってこ〜い!」って気分です、ほんとに。(笑)
なにせ寒い時に日傘を作ってると、時々全然必要ないものを作ってるような気がしてしまうことがあるんです。「夏になったら思い出してくれるかしら」「見向きもしてもらえなかったら、こんなに沢山の日傘どうしましょう」って。

そんな心配をはねのけるためにも、暖かくなったら展示会します!
今年は今まで以上に多くの人に『パラソラの日傘はこんな感じ』というのを見てもらいたいと思っているのでどうぞお気軽に “見に” きてくださいね。もちろん販売も予定しています。5/18(金)〜21 (月)の4日間。出来るだけアクセスに便利なようにと山手線内で開催します。詳細はまた近くなったらお知らせしますので、是非予定しておいてくださいね。FBやTwitterでもお知らせするのでフォローしていただけると嬉しいです。

展示会ではパラソラ目線の『大人のかわいい』や『毎日を楽しく』に共感してもらえる使い手さんたちに出会えることを今から楽しみにしています。日傘への熱い想いもぜひ聞かせてくださいね。それから昨年、旅で見つけた“日傘にしたら楽しいかも”と呟いていたイメージも、試作を始めたところなのでどうぞお楽しみに。

写真は3日前のぺんぺん草。ポカポカ陽気が懐かしい。

お着物から3本の日傘

冬の間ひっそりと作り続けていた季節外れの日傘作り。そろそろ春の気配を感じ始めたので今年も少しづつご紹介していきますね。

今日の日傘はお着物から。

お客様からの「2枚の着物、生地の組み合わせ方をどうしたらいいかしら。」というご相談から始まりました。こういう時もちろん自由にお好きなようにデザインしていただいていいんですけどね、たいがい「普通は同じ生地単品で仕上げるのが無難で使いやすいと思います」とお答えしています。

自由に作れるとなるとどうしても奇抜なものを考えがち。でも実際に使うことを思うと生地そのものが素敵なので、シンプルなものが一番重宝するんじゃないかしら。とご提案して2本の日傘をご注文いただきました。長傘と折りたたみ。渋くて大人っぽい素敵な日傘になりました。正絹のお着物から作る日傘は軽くてたたんだ時のまとまりもよく、仕上がりもとても綺麗です。

そして今回は残った生地も利用して3本目の日傘もご注文いただきました。ありがとうございます。定番の日傘をお持ちなら、3本目はもちろん遊んじゃいますよね。たくさん迷ってお好きな組み合わせを選んでいただきました。出来上がりは同じ生地を使ってもそれぞれ全然違った印象です。お客様曰く「3本一緒にさすことはないから。」と。たしかにどんなに素敵でも1本づつ。服や用途に合わせて使い分けていただいたらそれは相当なおしゃれ上級者さんですよね。そして案外私のご提案よりお客様の感性で仕上げた最後の一本が一番出番が多いのかもしれませんね。

お雛様

3月に入った途端、関東は春のような気温になりました。寒い寒いと思っていたのにいつのまにか、もうお雛様の時期なんですね。

今日の写真はお正月に京都へ行った折に、『この時期、工房に沢山のお雛様が展示されていて見学もできる』と聞き、大橋弌峰(おおはしいっぽう)さんの工房へお邪魔した時のものです。蛤のようにふっくらとしたお袖が着付けの特徴だそうです。1階では職人さんたちが弌峰さんを中心に皆さん並んで黙々と作業されています。その奥にはたくさんのお雛様。そして工房2階にはとっておきのお雛様方が鎮座されておりまして、それはそれは雅やか。

十二単の着付けも華やかで、そうでした、ここは西陣織の地だものね。古いお寺や神宮などを見てきたことも相まって京都で出会ったお雛様はより高貴で気品に満ちておられました。お衣裳も豪華で素敵です。この写真のお雛様のお引き摺りの部分は一枚一枚手描きなんですって。なんと贅沢なお着物なんでしょう。襟元の重ねも綺麗ですね。お話を聞くと職人さんの手業がそこかしこに盛り込まれているようです。

どれが一番素敵かなぁとそれぞれのお雛様を比べてあっちへこっちへ。立ち雛も珍しくてとても美しいお雛様でした。こうしてみるとお雛様、奥が深いですね。そして、工房ゆえに、お雛様のお顔(頭)と着物(胴)をカスタムメイドもできるんですって。ますます迷ってしまいそうですが選ぶのはとっても楽しそうですね。

かく言う我が実家のお雛様、もう何年も仕舞いっぱなしでごめんなさい。(反省)

 

日傘のパラソラ

年が明けたばかりだと思っていたらもう2月。あっという間に1ヶ月が過ぎていきますね。
そしていよいよオリンピックが始まりましたね。中継を見ながら、選手は勿論のこと観客席も寒くて大変そうだなと思いながら観戦しています。そして競技のみならず会場のデザインや各国のウエアも楽しみのひとつ。勝ち負けよりもそこに生まれるドラマが楽しみなオリンピックです。

さて今年のパラソラショップは少しずつ微調整して行こうと思っています。
まず1つ目、カードでのお支払いが一部でできるようになりました。
一部というのはオーダーメイドに関してはお振込みを確認してからお仕立てを始めますので、今まで通りのお振込みとなります。これはカード会社さんとの契約なのでご了承くださいね。ショップ商品の日傘はカードでのお支払いが可能になりました。

そして2つ目、今まで使っていたキャッチコピーを『日傘工房パラソラ』から『日傘のパラソラ』に変えました。
やっと検索してもらえるようにもなってきたんですが、『自分で作っている』ことをお知らせしているつもりが、『工房』の印象が強くなりすぎているようなので思い切っての変更です。作るところから販売まで、自分でできる範囲でやっていこうと思っています。そしてオーダーメイドもお客様へのサービスとして引き続き承っていきます。ネットショップでの存在をもっと知ってもらえるように5月にはギャラリーでの展示も予定していますので、これからも『日傘のパラソラ』よろしくお願いします。

2018年スタートしました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年のパラソラ、昨年はギャラリーでの展示をお休みしていたので、ギャラリーの案内状送ってくださいね。とか販売会はしないの?とのお声もいただいているので、どこかで皆さんにお会いできる機会が作れるといいなと考えています。

昨年は個人的にも節目の年だったようで(年齢がじゃないですよ)色々と変化の年でした。たくさん悩んで沢山考えて、沢山感じとった一年、吸収するばかりでもやもやと外に出せていないもどかしさを抱えたままでもありました。いいことも悪いことも、抱えたままいるよりも今年はもっと流れを良くして行こうと思っています。

年が明けるとそろそろオーダーメイドのお問い合わせも増えて来ます。夏までまだまだと思っていてもあっという間。さて今年も頑張っていきましょう。

公園散歩

12月ですね〜。冬の日傘屋はのんびりで、blogもすっかりのんびりペースになりました。

今日は散歩のお話。いつも散歩している公園は紅葉も終わりかけで樹々は寂しい感じになってきました。替わりに楽しみなのが、葉っぱが落ちて見えるようになる木ノ実やキノコ。クリスマスのリースを作ろうと松ぼっくりを探しているんですがまだ少し早いみたいですね。時々すご〜く大きいのが落ちているので、それはどの木かから落ちるのかとキョロキョロ探してますが、なかなか見つけられません。バラのような形をしたシダーローズも前に落ちてたんだけどなぁなんて楽しみに歩いています。もしかしたら早起きの人に拾われてしまっているのかもしれませんね。

この写真は皆さんご存知『ねこじゃらし』こと『エノコログサ』。よく見るとこんなタネが付くんですね。今まで気にしていなかったけど穂の部分も赤い種類があってとっても可愛いんです。ネットで調べたら、イネ科なので煎って食べられるんだとか。(゚o゚;;  しかも美味しいんですって。食料危機になったら知っておくといいですね。お腹一杯にはならなそうですけど。

下を見ていると木ノ実は結構落ちてます。どんぐりを見つけたら上を見てすぐに探すんですが木に付いているのは不思議と見つかりません。落ちてるから存在に気がつくんですものね。

どんぐりは帽子を被ってるのを見つけるとなんとなく嬉しい感じがしませんか。細いの丸いのいろいろ落ちていて実の方は目立つけのだけど帽子は目立たないのであえて帽子だけ拾ってみました。ベンチに置いて写真を撮っただけですがこうして見るととっても綺麗です。

こちらは『メタセコイア』。写真が残念ですが、夕日の時間帯赤とオレンジ色に輝いてすごく綺麗なんですよ。先の方にいっぱい松ぼっくりのような実が付いています。このたくさん付いてブランブランしている感じがいい感じです。なんとも言えずゆっくり時間が流れて行て、赤い葉のせいか植物なのにマンモスやオラウータンを想像してしまいます。

そして最後はみなさんご存知の『イチョウ』。これは枝に注目なんです。冬に、トゲトゲして、いばらの様な枝だなと思って眺めていたこの木の枝。まさかの『イチョウ』だったんですね。綺麗な衣装を脱いでしまうと全然どこの誰だかわからなくなってしまうものですね。

水引きに心惹かれて

Processed with MOLDIV

今となっては昔々となった結婚のお祝いで頂いたご祝儀袋の片付けをしています。大切にとってありましたがそろそろ良い頃かと。お名前を見ながら、最近はご無沙汰してるなとか、お世話になった方や親しくしていた人は今頃どうしてるかなと、ちょっぴり思い出に浸りながらの作業です。こういう時間、結構大事です。あんまり年を取ってしまうと思い出せなくなりますし、会いに行くチャンスもなくなってしまうから。今がいい頃かもしれません。

ところが何を思ったか、途中から違うことに目が行き始めてしまいました。そうでなんです、水引きにどんどん心が惹かれてしまい、またまた集めてしまいましたよ。水引きコレクション。(笑)こんな感じでなかなかモノとのさよならは難しいですね。

でも見てください。この美しいこと。ご祝儀を包むのにこんな繊細な方法で封をするなんて粋ですよね。何気なくみていたものもこうして並べるとすごく素敵。おめでたい形を数本の紙紐から作り上げてしまうのもすごいです。吉祥の松や梅の花、鶴亀。鶴一つとってもリアルなものから単純化したものまで。並べているうちに、これ鶴だったのね!と気付いた時の嬉しさといったら、数十年経ってやっと気がつきました。それだけでも取っておいた意味ありました。カタチをこれだけ削ぎ落としても鶴だと感じる日本人の感性は素晴らしいですよね。デザインやオシャレに無頓着な叔父だって、このシンプルな紐結びで鶴を感じてしまえるんですから。こんな素敵な文化に包まれて生活してることも改めて嬉しいなぁと感じる水引きあれこれでした。