ノスタルジックな日傘

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レースの日傘をお探しのお客様からのお問い合わせ。普段レース生地は難しいので、オーダーではお受けしていないのですが、ご相談を重ねるうちに、丁度パラソラにある生地がイメージ通りとお話がまとまって、今日ご紹介の日傘ができました。

実はわたし、出来上がりを見てすぐに、小倉遊亀の『小径』という絵を思い出したんです。

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夏の1日がぎゅっと詰まったようなこの絵、昭和の子供時代を過ごした世代には懐かしい風景ですよね。
日傘を作り始めてからずっと、こういう暮らしの中のシンプルな日傘を作っていけたらいいなと思ってきました。

今日のレースの日傘はその点、ずっとずっと先になって、思い出のつまった愛用品になってくれるのではないかと思います。将来、「この日傘はおばぁちゃまが若い頃から大切に使ってきたのよ。」なんて目を細める姿を妄想して、ひとりニヤけております。

お写真送っていただきありがとうございました。

帰省のお楽しみに。

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毎日、毎日暑い日が続きますね。紫陽花もすっかり鮮やかな色を失って、ひっそりとたたずんでいますが、こういう色もなかなか綺麗で紫陽花好きとしては、まだまだ目が離せません。

さて8月に入り、日傘のご依頼は一段落。通常通りお預かりから約1週間前後でお届けできるようになってきました。そろそろ早めの夏休みの方もいらっしゃるかもしれません。

今年は帰省のお楽しみにひとつに、“実家のタンスチェック” を加えてみてはいかがでしょう。着なくなった浴衣や着物も、日傘にすると素敵ですから、ぜひ引き出し開けてみてくださいね。実家のお片づけのきっかけにもなってくれるかもしれません。スイカ食べながらのんびり浴衣解いたり、ビール飲んだり。思い出話や楽しい会話に繋がると良いですね。

手書きタッチの日傘

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今日はツィッターの写真から私の日傘のご紹介。傘を作り始めた最初の頃に作ったものです。こういう手書きタッチのデザインが大好きで、お気に入りの1本です。浴衣だったような記憶が遥か遠くにぼんやり残っていますが、白紺ベースの柄は夏涼しげで洋服に合わせても違和感がなくて、重宝してます。今、電車の中で浴衣の女性がお隣に座っていますが、この傘にも浴衣はぴったり。夏に日本の染物が目に入ってくるのは涼やかで気持ちいいですね。細身の手元をつけたので、そこだけは取り替えたいところ。パラソラの手元に慣れてしまうと細いのは、重心が取りにくく感じます。

藍染の日傘

夏休みに入ったせいか、電車もいつもより空いていて楽になりましたね。そうは言っても電車に乗るどころか雨が降ろうが台風が来ようがひたすら傘作りに熱中して、夕方になってしまうこともありますが…。もう少し時間に余裕を持ちたいものです。

今日の日傘は琉球藍染工房さんの藍染の折りたたみ日傘です。

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爽やかな藍と白のコントラストの効いたデザインが特徴です。琉球藍と聞いたからでしょうか、どことなくおおらかに感じられるのは。この日傘以外にも藍染ってこんな風にも染められるんだと、いつもちょっと意外な藍染を見せてくれます。これから神戸で展示と聞いていたのですが、更新が遅くなってしまったので神戸は終了して今は新宿ですね。その後、名古屋など全国を飛び回って忙しく活動されています。

琉球藍染工房
http://ryukyu-i.net/index.html

紅型染めの日傘

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今日ご紹介するのは、小さな柄が可愛い日傘。
なんと、ご自分で紅型に染められたそうです。可愛らしいですね〜。こうしてみると、小さなお花柄がコロンとした形の可愛いお菓子、金平糖みたいにも見えますね。今まで大切にしまっておかれたそうですが、ついに日傘となってお披露目の日がやってきました。お着物に合わせてお出かけされたお写真を送っていただいたのですが、そのお着物姿がまた、ゆったり着こなしていらしてとっても素敵なんです。お着物に日傘を差してのお出かけ、いいですね〜。最近パラソラにはお着物のお客様が増えて、おしゃれさん方にとっても刺激されています。

お預かりした紅型の生地は50センチぐらいの幅で約2m。確かに何か作るにはちょっと幅が狭くて作るものを選びそうでした。でも日傘にはぴったりです。よくぞ日傘と引き合わせてくれました。こうしてとても素敵に出来上がって、これから夏の間大活躍してくれそうです。

小鳥の日傘

早いもので、神楽坂てまめでの日傘展が終了して2週間。足をお運びいただいた皆様ありがとうございました。今年もたくさんの出会いがあり楽しい展示会になりました。

あれからせっせ、せっせと縫い続けて、やっと展示会中お預かりしたオーダーメイドのご注文がすべて仕上がりました。大変お待たせしました。

image締めくくりの日傘はかわいい小鳥の生地でご注文いただきました。たっぷり贅沢に生地を使って柄合わせをしています。裁断にとても集中力が必要なので、暑くてイラっとしてたら絶対できません。なので今回はシャワーを浴びて、しっかり頭を冷やしてからの作業開始です。印つけなしの型から直接裁断なのでホント、緊張するんです。
さて、この日傘、オーダーのおもしろさがとても出ていると思うんですが、生地で見た時の柄の配置、黄色と緑色の鳥が上下交互に並んでいるのがわかりますか? どの鳥もなるべく首のところで切れてしまわないように、どちらの鳥をメインにするか、慎重に考えての位置決めです。

出来上がってみると素敵なことが起きました。

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いかがでしょう。お花の冠みたいに見えませんか。鳥のつながりもリズミカルになりました。裁断を少し変えるとまた印象の違うものに出来上がるので想像してみるのも楽しいですね。お忙しい毎日の自分へのご褒美、喜ぶお顔が見られて私もハッピーな気分になれました。素敵なお仕事をありがとうございます。

さぁ、ここからまた一踏ん張り。お待たせしている日傘、頑張ります。ご注文いただいているみなさま、もうしばらくお待ちくださいね。

ひがさ展最終日

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やっとお天気が良くなってきましたね。良くなったのは嬉しいけど途端に暑くて参りますね。でもせっかくの休日なので日傘で神楽坂散歩、楽しんでもらえたらと思います。ちょっと横道に入るとこんな石畳み。軽めの食事やお茶のお店も充実してるのでぜひお出かけください。

何度かお越しいただいているお客様が、今年はてまめまでの道に迷うかたが続出です。2015DM_Oそれというのも路地の周りがちょっと様変わりしています。飯田橋から毘沙門天さんを過ぎた次の角を曲がります。藤色の和カフェのちょっと先です。

 

日傘で木陰風

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ギャラリーの写真をみて、後ろにある日傘が気になるとお問い合わせいただいたので、ご紹介です。生地は本染めでぼかしを入れて染めてもらいました。わさびの葉っぱをデザインしています。今日はお天気が悪くて残念ですが、光にかざすと、室内で見るのと全然違うので、外でかざしてもらっています。葉っぱの下で涼をとれたらいいなと思ってつくりました。
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さて、神楽坂での展示も残すところあと3日。土曜日までです。毎日午後2時から夕方6時まで、オーダーのご相談などもうけたまわっていますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

今週も日傘展

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今日は、なでしこジャパン残念でしたね。ちょっと目を離した隙に点が入っていて、日本のゴールシーン見逃しました(; ̄O ̄)ワールドカップは終わってしまったけど、ひがさ展はまだやっています。今週土曜日まで!

6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

水玉の日傘

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神楽坂temameのある路地は、こんな感じで苔や草が生えていて、雨のあとはいい感じです。大きな椅子に包まれて、水玉の日傘はおとぎ話にでも出てきそう。この日傘、今年は色ちがいで赤と青、周りにラインがあるものとないものの、4種類あります。
セミオーダー的に、柄を選んで色を選んで、持ち手も選べます。

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6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

雨の日のギャラリー

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神楽坂temame での日傘展。今日はしっとり雨の降る静かなギャラリー。こんな日はお茶を飲みに見えたお客様や立体刺繍の作家さんとまったりおしゃべり。ギャラリーの楽しみはこんなところにもありますね。テーブルを一緒に囲めば自然とものづくりの話に花が咲いて、初対面でもすぐに打ち解けます。「皮を染めようと思うんだけど」なんて話から、体験談やアイデア、失敗談まで手を動かす人は好奇心旺盛で皆さん面白い。雑談しながらゆっくり日傘もみていただけるので、小さなこだわりまで面白がって貰えて、とても刺激になりました。足をお運びいただいた皆様ありがとうございました。

6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

日傘展始まりました。

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昨日より神楽坂temame にて、日傘展がはじまりました。初日は、楽しみにお待ちいただいていたというお客様方と、あれやこれや差して比べて、おしゃべりして、選んで頂いて楽しくて賑やかな1日となりました。足をお運びいただいたみなさまありがとうございまず。今日からまた梅雨らしさ復活だそうですが、日傘展引き続き開催中です。

雨の神楽坂もなかなか素敵です。お昼時、石畳の裏道に入ると浴衣姿の素敵なお姉さまを何人もお見かけしました。この街にはこういう姿似合いますね。どうぞお散歩がてらお立ち寄りください。

6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

伊藤ノブコのひがさ展 ご案内

2015DM_O

30日から始まる神楽坂での展示販売会。手作りの日傘をご用意してお待ちしています。入り口がちょっとわかりにくいですが、ビルの奥、大きな白い椅子が目印です。美味しいお菓子やコーヒーもいただけるカフェギャラリーなので、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいね。

14:00〜18:00 にはオーダーのご相談も受け付けています。

仕事場風景

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6/30日からの神楽坂での展示に向けて準備に追われています。
今日の写真は自宅の仕事部屋です。手前は傘専用のミシン。奥は裁断台です。裁断は生地の目をみながらなので、光の入る明るい位置に置いてあります。ライトスタンドはミシン用にも、くるっと回して夕方裁断するときのお助けライトにも。欲を言えば裁断台はこの3倍の長さが欲しいところ。せめて2倍。反物の裁断が断然効率良くなります。でも狭いから動かずになんでも手に届くといういい点もあるんですけどね。居酒屋の女将みたいに狭い通路になんでも揃っています。(笑)

さて、神楽坂での作品展は、毎年テーマを決めて勉強してきた1年間の仕事をみてもらう機会でもあります。
2013年は日傘の形を綺麗に作ることが目標だったので、作品ではせめて生地で変化をとアフリカンプリントやアメリカンプリントの日傘を持って行きました。
2014年は素材を知るために反物集中で縫っていたので浴衣の日傘を中心に。
そして2015年は、張り方や生地を試しているので通常オーダーメイドではお受けしていないものと、オーダーメイドの参考にもしていただけるプリントものなどを少しづつお持ちします。それと色の綺麗な本染めの日傘。今まだ作ってますが…が、頑張ります。(汗)

期間中、オーダーメイドのご相談もお受けしています。生地もお預かりできますので、どうぞお持ちくださいね。お渡しが後日になるので、ご注文はネットショップをご利用いただけると助かります。14:00〜18:00 在廊の予定です。

6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

シーグラスの日傘

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海岸に流れ着いたガラスのかけらシーグラス。

集めてこんな風につないだら、海での楽しい思い出をいつも近くに置いてい置けそうですね。海辺に宿をとって、シーグラスを探しに朝の海岸散歩、白い光にそよそよの風が気持ち良さそう。な〜んて想像しながら…あぁ、もう何年、海に行っていないんでしょう。

さてこの日傘、裏までしっかり色の入った本染めなので、光を通すととても綺麗に発色します。透明なシーグラスの雰囲気を楽しんでもらえたらと思います。12本分の生地がありますが、2本しかできていません。(大汗)

今年もひがさ展

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さて、いよいよ6/30から、恒例の神楽坂での展示が始まります。
もう3回目。まだ3回目。あっという間の3年目です。
今思えば、最初の年につたない日傘を買って応援してくださったお客様のおかげで、2年目につながり、またそこでの出会いが今に繋がっています。
「来年、蛙張り(かわずばり)練習しておきます!」と、お約束した通り何とか形になってきました。まだまだ経験は足りないのですが、今できる精一杯、数は少ないですがご覧いただければと思います。販売もしますので、どうぞよろしくお願いします。

6/30(火)〜7/11(土)
伊藤ノブコの「ひがさ展」
神楽坂 てまめ
新宿区袋町2番地 鈴木ビル1-C
11:00〜18:00 日曜定休

水玉の日傘できました!

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水玉の日傘が出来上がりました。この水玉、お日様にかざすとこうして光を通して、清涼感のある優しい青にみえます。縁にアクセントの青いラインを入れてみました。このラインが適度にゆるくていい感じです。水玉もよ〜くみると、型を手作りしているのがわかるんですよ。定規を当てて裁断してるからこそかもしれませんが、ひょこっとはみ出してる子がいて、思わずキュンときちゃいます。女子ならこういう気持ちわかってくれますよね〜。

……と、今日は、かなり大人な女子が作ったかわいい日傘、ご紹介しました。
6/30からの神楽坂てまめに持っていきます。

今年の日傘

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もうすぐ神楽坂手まめでの日傘展、今年はこんな感じの日傘を作ろうと思っています。一昨年のDMの日傘がかわいいと好評だったので、水玉は定番で作ろうかなと思っています。この水玉、染めるとビミョ〜に揺らいでいい感じになるんです。おまけに離れてみると白地の色と混ざって涼やかな色に見えます。

冬の間、オリジナルの傘をどんな風に作って行こうか染めや刺繍を試してきましたが、素材や形より、光を通した色にこだわっていきたいと思ってきました。いろいろ試して、ぐるり巡って昔ながらの本染めが今の私にはぴったりくるようです。

右の柄は構想中のシーグラス。ここからもう少し色や形を調整して染めの職人さんにお任せしています。どんな風にあがってくるのか私もドキドキ。海に流れ着いたガラスのカケラ、涼しい日傘ができますように。

小さなお花の日傘

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「想像以上に可愛く仕上がっていて感激しました~!」…と嬉しいメールをいただきました。今日の日傘は、平織りの生地からご注文いただいた愛らしいデザイン。小さなお花に、小さな白い鳥が飛んでいます。

生地が届いて、可愛いなぁと思って眺めていたんですが、「もしかして?…んんん?…わぁ、やっぱり!」と。なんとこの模様は手描きされているんです。ステキですね〜。テキスタイルデザイナーの一柳綾乃さんの作品です。私も生地に絵を描いたことがあるんですが、布に絵を描くのは結構難しくて、絵の具の濃さが濃いと筆が滑らないし、薄いと滲むし。軽やかな模様ですが、きっと1mの生地を生み出すまでお時間かかってると思います。だから日傘になってこうして喜んでいただけると、私も感激!

画家でもある、デザイナーの一柳綾乃さんのHP
Ayano Ichiyanagi HP

大好きな柄は日傘に

image素敵な花柄の生地でご注文いただきました。ステキ。
シンプルな服を選ぶことが多くなったので、小物には好きなものを取り入れたいと選ばれたそうです。
なるほど〜。確かに小物に柄を楽しむのはいい方法ですね。触り心地もサラリとしていて上質な大人の日傘という感じです。

お花の向きを、どんな風に裁断するか、いくつかご提案して決めました。こんな風に裁断しますねと、ご覧いただいていましたが、それでも出来上がりは想像を超えていたらしく、とても喜んでくださって、私までつられて嬉しくなってしまいました。

実は生地を購入される前からご相談いただき、日傘作りは始まるんですが、もしかしたらこの生地に一目惚れされていたのかもしれません。(*^^*)そんな生地ですから、毎日使う相棒になったら、それはそれは嬉しいですよね。お手伝いできて本当に良かったです。どうか明日も晴れますように♪