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まぁるく張った日傘のご紹介

前回の蝶々に続いて今回も蝶々の可愛らしい日傘のご紹介です。
そして今回はちょっと冒険して “丸張り” に挑戦してみました。

スカーフをそのまま張るように柄を生かして張る張り方です。職人の父はこの張り方を中々教えてくれなくて結局自分で完成させました。どう言うわけか、子である私にも技術教えないんです。頑固なのか意地悪なのか。で、喧嘩になるので一緒に仕事はしません。キッパリ(笑)ただ、教えてもらえないと問題解決力は身につきますけどね。

お預かりしている生地で起きる色々な問題を解決するには沢山の引き出しはあった方がいいので、傘作りを始めた頃はわざと失敗しそうな生地を選んで張ることを繰り返していたぐらいです。おかげさまで最近はちゃんと張れるようになってしまったので、久しぶりに初心に戻って頭を使うお仕事となりました。

「ところで一体どこが難しいの?」とお思いでしょ。“丸張り” は普通に張るとこうなります。

わかります?このフレアー。オーダーメイドではもう少し経験積まないと難しそうですが、色々試してちょっとコツがわかってきました。張れるようになったら出来上がり可愛いですものね〜。放射状に伸びるデザインは “丸張り” ならではです。

さて、話変わって、GW、ガラスの仮面が読みたいとかカプセルホテルに泊まってみたいと言っていましたが、結局どちらも叶わず、日帰りちょい旅と、実家の片付けや雑用に明け暮れていました。悲しいかな介護世代、心配ごとは尽きないけれど、元気なうちに一緒にいられる大事な時間と割り切って家族サービスに勤しんでおりました。GW明けの先週は全然お疲れモードが抜けなくて、今週は先週分挽回したいと思います!

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写真は秩父羊山公園の芝桜とご近所のお稲荷さん、そして二葉苑さんでの板締め体験。

蝶々の日傘

さて今日の日傘は可愛い蝶々柄。

色々な蝶々が飛んでいてとっても可愛いです。作家さんのオリジナルテキスタイルでオーダーいただきました。春からの日傘にぴったりじゃないでしょうか。生地も厚手の麻なので紫外線対策ばっちりです。いよいよ暑くなってきたので街中でも日傘を差している方が増えてきました。GWは紫外線も大分強くなっていますのでどうぞ日傘ご用意してお出かけくださいね。暑さ対策にもおススメです。

さてそのGW、皆さんはどこかお出かけですか?
パラソラは残念なことに今年も遠くへお出かけの予定はありません。
クーッ(TT) なのでいつも通りご注文お受けしています。

ずっとフリーランスで働いていたので、予約して旅行する習慣がありません。だからいつものこと。ただそうは言っても連休前にまわりがざわざわしてくると、「どこか行けばよかったかなぁ」なんて思うんですが結局、近所を散歩したり、行ってみたかった街へ出かけてみたり、地味だけど好奇心いっぱいで充電しています。

そして今年の小さな野望は漫画喫茶へ行って『ガラスの仮面』を読破したい。子供の頃以来読んでないんですけど、50巻目の発売をまだかまだかとファンの方々が待ちわびているんですって。それを聞いて、にわかファンになってそこに乗っかりたいと😅そんな野望を抱いてます。でも行ったことないんです漫画喫茶。どこでも読みたい本があるとは限らないですよね。どう言う仕組みになっているんだろう。ナゾだ。(笑)あとカプセルホテルにも泊まってみたい。案外快適って言うけど本当に快適かどうか体験してみたいんですけど、混んでるのかなGWは。それとも空いているのか?これもナゾだ。

それから積んである本も読みたいし、実家の大片付けもしときたいし。10日の休みじゃ足りないぐらいやりたいこといっぱいです。(笑)どれも叶わず一日中映画見て終わってもそれはそれでいいお休みです。そんな休む気満々モードなので、制作の方はお休みさせてくださいね。

ぶらりハタ旅

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ステキな電車に乗って、山梨県のハタオリ産地へ行ってきました。
本当に乗ったのは実はこの後ろに連結されていた普通車両だったんですけど😅。次回行くときは是非チケットを取って乗ってみたいと思います。内装もそれぞれ素敵でした。

さて、今回のぶらりハタ旅は、ホームスパンをしている友人と供に「大人の社会科見学」と銘打ってテキスタイルファクトリーの見学です。

最初に見せていただいたのは羽衣のようなショールを作っていると評判の武藤さん。一番上の写真、透明のようで見えていないけど糸がかかっています。それはそれは細い糸を3500本もかけてあるそうで、ここから緯糸(よこ糸)をバッタンバッタン織り込んで一枚の布に仕上げます。

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いつも手織りしている友人によれば、これだけの経糸(たて糸)をかけるのは途方も無いと。機械織りの場合は大きなドラムで巻き取って整経するそうなんですが(2枚目の写真)、それでも最終的には手作業で準備するとのことで、友人は絶えず「すごいすごい」とため息を漏らしていました。ちなみにホームスパンは織姫様が織るような機織りでトントンカッカと織って行き太めの糸でザックリした風合いに織り上げます。手つむぎだと幅30センチぐらいのマフラーで経糸300本程度だそうなので、同じ織物なのに対極にあって面白いですね。そして羽衣のような風合いを出す糸はあまりにも細いので、水に溶ける糸と一緒に双糸にして細い糸を支えて織るそうです。写真はその水に溶ける糸。

次に伺ったのは舟久保織物さん。
お正月の秩父銘仙館に続き「ほぐし織り」じっくり見せていただきました。経糸に先に柄を染めてから織る織り方なんですが、先に染めた経糸の柄がずれないように緯糸が少しだけ渡されていてそれを解きながら織っていくんだそうです。世界でも織れる工場少ないそうです。織って行くと絣のように少し柄が滲んでふわっと柔らかくて優しい柄に仕上がります。プリントでは出ない織物ならではの味わいです。写真は丁度、今傘生地を織っているところ。聞けば経糸5000本とか。目が詰まってる分、ショールよりも経糸の本数は増えるらしく、ホームスパンの彼女はまたまたびっくり。

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ジャガード織りの仕組みも見せてもらいました。紋紙というパンチで穴を開けたような紙を使って経糸を上げ下げするのはみたことありましたが、これはまるで大きなオルゴールみたいです。突起が上の板を持ち上げてそれが機の上げ下げの力に伝わります。

帰りに端布を使ってスケジュール帳カバーを作らせてもらいました。友達は御朱印帳カバーにすると言ってました。うん、良いアイデア。桜の柄はよりほぐし織の柔らかな風合いがわかりますね。

難しいお話はこのぐらいで、最後は富士山駅の美味しいおうどん。このカレーうどん、高校生の発案だそうでヒルナンデスで紹介されるんですって。この辺り、おうどん屋さんがたくさんありました。全盛期の繊維街は忙しい仕事の合間にさらさらっと食べられるおうどんが好まれたんですって。美味しくて安くてボリュームもあっておススメです。

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夕方帰るときには「最後ドーンと富士山、観て帰ろ。」と電車の待ち時間に2人でウロウロするもののさっきまで見えていた「富士山ドーン」が見られなくて、散々歩いて駅に戻ったらそこが一番よく見えたとさ。で、「富士山ドン」ぐらいでしたけど。そんなオチが付いて楽しく為になる社会科見学無事終了しました。見学させていただいたファクトリー、ショップの皆さまありがとうございました。この経験ぜひ次につなげたいと思います。

※ファクトリー内は許可をいただいてご紹介しております。おうどんは許可頂いておりません😅

野菜かごの日傘

今日の日傘、キーワードは『野菜かご』。

いつもオーダーの生地が届くと最初にするのが生地の確認。問題なくできるかな?難しいかな?と確認して、次にボタンや指示書は入っていないかな?と確認しています。時々お手紙が添えられていることもあります。小さなメモで、生地の物語が入っていたり、次のお出かけまでに使いたいなどなど。そんな時は夢いっぱいで楽しみに待って頂いてるんだなぁと私の想像のスイッチもポチッと入ります。そして今回のお手紙には、「竹の手元に合わせて露崎も竹にできますか?野菜かごのイメージなんです」とありました。

「もちろん竹の露崎大丈夫です!」そして私にもワクワクが伝わってきました。大急ぎで生地を広げて「わ!野菜がいっぱい!」とまたワクワク。そして作りたくてうずうず。(笑)

いいですよね〜、そういうイメージができるって。カゴじゃないけどカゴみたい。想像の翼、広がっちゃいますよね。そして出来上がったのがこちら。

野菜いっぱいの野菜かご日傘。可愛い💕
できる限り多くの野菜が入るように繋いでいますが本当はまだまだ入れられなかった野菜もあります。それでも大収穫な野菜かごになりました。

手元に付いてるボンボンが、パセリっぽくないですか?形というより味?(笑)色?今写真を見てたら青っぽい味思い出しました。粉ふきいも食べたくなってきました。形もくしゅくしゅ葉っぱみたいにも見えてきますね。

いつもなら翌日到着で発送するんですが、遠方なのと早く仕上がったのとで、1日余裕を見て到着するように発送しました。にもかかわらず、ヤマトさん早いです。センターまでひとっ飛び。ご依頼主さんもそれを聞いたら早いです。「我慢できずに取りに行っちゃいました!」って。(笑)

そんなわけで産地直送、新鮮なお野菜を新鮮なうちに日傘にしてお届けすることができました。夏のビタミン補給にもりもり使ってくださいね!

染物の日傘

先月の染めの小道でご相談いただいた日傘が出来上がりました。
大きな柄を二つ、小さな柄を二つ、長〜い反物をご自分で染められた反物からお作りしました。柄と無地を交互に配置しています。

染物ならではの素敵な色合い、大人の日傘にふさわしい落ち着いた仕上がりです。

こちらの日傘、スッとここに居りますが実はいくつもの行程を経て出来上がっています。せっかくなので今日は手仕事の尊さを少しだけご紹介しますね。

まず染める前にデザインを考えます。そして下絵を描き、糊を置いて色を挿していきます。と言っても紙に色を塗るようには行きません。Tシャツに絵を描いたり名前を描いたことがある方はわかると思うんですが、布に色を挿していくのはとても難しいんです。布の上は筆で描いても滑らないので、色のお水を一筆一筆染み込ませて染めていく感じです。

そして色を挿し終えると今度はその色を置いた所にロウでマスクをして背景になる全体を染め上げます。ロウを塗るのもロウが冷めるとすぐに固まってしまうので温めながら素早く丁寧にはみ出ないように筆を扱うのが難しいところです。一つ一つ慎重に積み上げていく友禅の技法、染物教室に通い始めてその価値がよくわかるようになりました。

そしてまだまだ続きます。最後に全体が染め上がった反物を高温で蒸しあげて、なんども洗ってから色止め。洗う作業も重労働。長い反物をたぐってたぐって糊を落とす作業を繰り返します。こうしてやっと染め上がった作品です。

お着物や帯になる道のりと同じように辿って出来た大切な作品をパラソラに託していただいています。もうそれはそれは責任重大。最初にハサミを入れるまで何度も確認して、それでもドキドキ。パラソラではハサミではなくて実際には包丁で直裁断します。だからなおのことドキドキ。包丁を研いでピッカピカにしてから作り始めました。

仕上がりはほんとに素敵。涼しいお顔で「日傘でございます。」と何事もなかったように凜としておられます。ご希望の木の露崎をつけて「思い通りの日傘に仕上がった」と喜んでいただきました。よかった💕私も一安心。そろそろ暖かくなってお出かけが待ち遠しい日傘になりました。

手仕事は魅力的@染の小道

今日は染の小道のイベントでした。駅を降りると予想以上の人出に圧倒されつつ二葉苑さんのショールームへ。実演は13時から15時の予定でしたが、ひっきりなしのお客様で気がつけば17時。大盛況な実演会となりました。お越しいただいた皆様ありがとうございました。

「手作りの日傘、お高いんでしょう?」と恐る恐る?近づいて来られるお客様も、帰る頃には、あれも使える、これでもできると、創作意欲を膨らませていたのが嬉しかったです。お話ししているうちにみなさん、頭の上に閃きの電気がつくのが見えるんです。(笑)パラソラに難しい作るところは任せてもらって、生地を選んだり組み合わせたりのデザインは皆さんのお仕事なので、自分好みの日傘を作ってもらえたらと思います。

「ブログ読んで来ました!」と以前オーダーで作った日傘を持ってきてくださったり、「実際に作っているところを見ると使う方も安心感がありますね」とコメントいただいたり、「軽い!」とびっくりしてもらったり。日頃はなかなか直接お目にかかれないので、実際に会ってお話しできる機会は嬉しいですね。初めてお会いしても初めての気がしないのも不思議です。

そして今日は染め屋さんでの実演ということもあり、お着物でご来場の方も多かったです。寒い時のコーディネイトがまた素敵なんですね。そんな組み合わせ方があるのかとか、色遊びしていたり、さりげなく工夫されてて皆さんお洒落を楽しんでいるのがビンビン伝わってきて、羨ましいやら、真似したいやら、見ていてもとっても楽しかったです。

そして見ていて楽しかったといえば実演。夕方の隙間に見せていただきました。

日本刺繍の工房照花さん。糸を刺す音がすごくいいんです。太鼓のような『ボッ』と言う音が静かに響きます。そして糸を収めていく仕事が美しい。針を出してスーっと引いて収める。この一見シンプルな動きが正確に着実に進んでいくので見ていて惚れ惚れします。子供の頃から実はこの立ち位置、大好きなんですよね。仕事している横で手仕事を見ながらおしゃべりする、ずっとみていたい気持ちになりました。バッグなどにお仕立てできるそうです。

続いては草履の彩月工房さん。日傘とお揃いで鼻緒作ってもらったら絶対素敵だと思うんです。私の子供の頃は、ゆかたの生地から草履やバッグをお揃いで仕立てる粋なお客様がよくいらっしゃって、よく父と一緒に草履屋さんへついて行ったものです。せっかくのチャンス、パラソラでもお草履や下駄ご注文いただけるようにと、お話ししてきましたのでね、これからは日傘とお揃いも夢じゃありません。みなさんの素敵コーディネイトの閃きが点灯するのをお待ちしています。見ていたら、着物を着ない私までも下駄が欲しくなってきました。そして作務衣も。作務衣なら下駄も似合いますもんね。あ〜いいかもいいかも💕

で、肝心のパラソラの写真、撮り忘れました。(^^; 鏡にちらりと写っているところで、私もちゃんとやってましたよ。と証明しておきます。

染の小道は明日日曜日も開催しています。二葉苑さんのショールームでは二葉苑さんで染めた反物の展示販売もあります。若い職人さんが多いので新鮮なデザインや大人可愛いいものなどとても素晴らしいです。染の小道中はこうしたショールームで染物を見せてもらうだけでも入りやすいですし、気軽にご相談されている方も沢山見えていましたので興味のある方はとてもいい機会だと思います。お草履の実演と販売は日曜日もあります。是非お散歩がてらお出かけください。もちろん街中も染物一色です。

 

染めの小道でちょこっと実演

東京はかつて京都や金沢に並ぶ染め物の三大産地だったそうです。ちょっと意外ですね。今も新宿区の落合や中井の周辺は染物に関する工房が残っていて、川沿いを歩いていると染物に関連する看板をよく見かけます。

今週はその落合、中井地域で染めの小道という染物のイベントが開催されます。今では川で染物を洗う姿は見られなくなりましたが、当日、川には綺麗な反物が渡され、小道には暖簾がかかり、染物で街全体が活気付きます。詳しくパンフレットをリンクしておくのでみてくださいね。西武新宿線中井駅です。

そこで、23日の土曜日13時から15時(予定)、染の里二葉苑さんにて日傘のオーダーのご相談会と実演をします。ちょこっとですけど。染織教室の生徒さんにはどんな風に染めておくといいかや少ない生地でも活かす方法など、もちろん生徒さん以外でも市販のの生地で作ることもできますでこの機会に是非ご相談ください。鼻緒のつげ換えの実演や日本刺繍の実演もあります。

今、二葉苑さんで販売中の手ぬぐいを使って日傘を作っているところですが、仕上げは当日実演という形でお見せしたいと思っています。作りかけの日傘を二葉苑さんにお見せしたところ、中の人に大好評。そこで「これ本当に日傘にぴったりで素敵ですよ。手ぬぐいだから洗濯もできますしね。」とぽろっとお話ししたところ、皆さんから、「そんなことができるのか」「日傘を洗濯するなんて思いもよらなかった」と前のめりに盛り上がりまして、お洗濯のために外す方法なんかも実演してみることになりました。当日張ったり外したりしていると思いますので、どうぞお立ち寄りください。

染物イベントなだけに、お着物姿の方も沢山お見かけします。どうぞお散歩がてらぶらぶら歩きを楽しみにお出かけください。

写真は2016年の染めの小道。

染めの小道HP

書家 安藤貴代さんの日傘

大ボリュームでご紹介するのは書家の安藤貴代さんの日傘。
…正確には、“これから、安藤貴代さんの日傘になりつつある日傘”

たくさん作りましたよ〜。ほらこの通り。

むら染めと言うのでしょうか、柿渋など色々に染められた生地を組み合わせて一本に。これをベースにここから作品を作られるそうです。どれも出来上がれば正真正銘、世界にひとつだけの日傘です。

どんな作品になるんでしょうね。いやぁ今回はまったく、全然、これっぽっちも想像できません。ずっと作りながら考えていたんですけどね、作っている結構長い時間。(笑)
楽しみですね。展示はもちろん、お客様の前でのパフォーマンスもあるそうです。作品が生まれる過程を見られるなんて、ますます楽しみです。

今決まっている予定お聞きしましたので興味のある方は是非チェックしてお出かけください。
近くは3/6から。下記の情報以外にも追加されていくようですので詳細はHPでご確認ください。

笑顔の素敵な安藤貴代さん、作られる作品も明るくて元気にしてくれそうです。

2019 3/6~12 岐阜高島屋 8F
5/29~6/4 三越星ヶ丘店 出展販売
6/26~7/2 JR名古屋タカシマヤ 9F クリエイティブギャラリー

安藤貴代さんHP

白いパラソル

ちょっと前の写真です。『シンプルな日傘を』とオーダーをいただきました。

たまたま同じ時期に、別々のお客様からご相談がありました。無地の生地は探してもなかなか表情のあるものが見つからないとのこと。確かにシンプルなものほど探すのは難しいかもしれません。いつも手持ちがあるわけではないけれど、丁度パラソラでこれから染めようと思って用意していた生地があったのでご提案して作ることになりました。意図してお勧めしたわけではないけれど、どちらも白無地を別の地柄で選ばれました。

さてさて、そんな時はいつもながら勝手にね、空想しちゃいますよ私。
「きっと何かの事情で離れて暮らす双子の姉妹に違いない。」と。(笑)
今までお互いの存在も知らずに遠く離れて生活して来て、運命のいたずらで同時に同じ注文が入ったのかもしれない。」な〜んてね。漫画のような空想が広がります。
もちろんお住まいも遠いですし、お客様の年齢も背景も私にはわかりませんが、奇遇ですよね。今までこう言う注文滅多にないですし。しかも私の元に生地もあったなんて。偶然が重なりました。

そんな双子ちゃんの日傘です。子犬の赤ちゃんのような一緒に産まれた仲良しな感じが写真にも出ていませんか?気のせいですか?(笑)

そして出来上がりはアイロンで仕上げます。不思議でしょ。傘もアイロンかけるんです。昔はスチームで仕上げていたようですが今は普通のアイロンを使います。

こうして骨になじませて綺麗な形を出します。作る前にアイロンかけすることもありますが、この仕上げのアイロンとは全く意味合いが違います。平たい生地を立体的に仕上げるため、服では襟や袖付けの際にアイロンするようなイメージでしょうか。アイロンで微調整もしています。とはいえ、1点モノが多いパラソラでは伸びてしまうリスクを避けるためにアイロンしないことも多いですが、それでも最後、折り目のない日傘に綺麗に最初の折り目をつけるのも大事な仕事。パリッと仕上げてお届けしています。

オープン前のムーミンバレーパークに行ってきました。

こんにちは。冬のパラソラ、今日もお仕事以外のおはなし、散歩コースをご紹介。

今日はオープン前のムーミンバレーパーク、宮沢湖へ行ってきました。
実は私、埼玉県在住で、ここ案外近くなんです。それで少し前からそわそわ気になっていました。

まだ地図茶色の〝metsa village” メッツァビレッジまでしかオープンしていませんが、北欧雑貨のお店やカフェなどはオープンしていて利用できます。今は待つことなくゆったりしているので散歩コースとしてとっても気持ちがいいです。建物はもちろん、来ている人も北欧好きな人が多いのか、北欧柄や明るい服を来ている親子連れやカップルが多いのもここならではでしょうか。写真はまだ入れない向こう岸のパーク。

今日は暖かく、カヌーも気持ちよさそう。小学生の頃ここでボートを借りて帰ってこれなくなったことを思い出しました。その頃は大きな湖だと思っていたけど、今見るとカヌーを1時間ぐらい借りるのにちょうどいいぐらいの大きさなんですね。

ここ、宮沢湖には天然温泉もあるんですよ。今日初めて行きましたがとっても気に入りました。駅から歩いて行けるといいのだけど、バス便なのがちょっと不便。バスで10分ぐらい。歩いたら30分ぐらいかしら?しかも少し上り坂。歩けるか心配ですが、それでもムーミンバレーパークがオープンしたらきっと歩いたほうがいいです。車はとっても混むところです。

夕方からチームラボの展示もあるので、次来るときは夕方からミートボールとビールを楽しみに来ようなんて考えています。温泉もね。

メッツァビッレッジ・ムーミンバレーパーク公式HP

今日は気分転換にとってもいい一日でした。さて明日からは、そろそろ入り始めている日傘のオーダーに取り掛かります。しばらく黙々とお仕立て作業頑張ります!

秩父銘仙館へ行ってきました。

新年おめでとうございます。

お正月休み、秩父銘仙館へ行ってきました。入り口に立った途端思わず「素敵」と口走ってしまうほど味わい深くてモダンな建物でした。館内では銘仙(めいせん)の歴史や工程を見学することができます。銘仙は竹久夢二の絵に出てくるような着物と言ったらイメージしやすいでしょうか。そんなレトロでモダンな着物を着た女性が行き来する姿も似合いそうな素敵な外観です。

銘仙は日傘作りを始めて間もない頃、ネットで偶然見つけた記事で知りました。昭和初期にとても流行っていたことや、画学生や若い画家たちがアルバイトでデザインをしていたらしく、アールヌーヴォーやアールデコを日本的に捉えていて、もっと沢山見てみたいと思って気になっていました。今の女の子達にも人気のありそうな華やかな色使いや可愛いデザインは、当時ファッションリーダーでもあった水商売の女性が好んで着ていたことなど、もう一度ちゃんと読みたいと思っているのですが、それ以来なかなかその記事を見つけることができなくて、私の記憶違いがあったらごめんなさい。

秩父銘仙館ではデザイナーについては知ることができませんでしたが、もう一つ気になっていた『ほぐし織』については知ることができました。織り方の話を聞いていてもなかなかイメージができなくて、実物を見てみたいと思っていました。

ありました、ありました。“経糸に模様を付ける”というこれ。どうしたらこんなことができるんだろうと思っていたんです。不思議じゃありませんか?糸が張ってあるのに模様が揃ってるって。ズレないってどういうこと?と思ってました。この展示で謎がひとつ解明されました。(^^)

『ほぐし織捺染体験』というのもあるそうなので次は是非体験したいみたいです。何事もやってみないとまだまだ謎がいっぱいで、どうやって作ってるんだろう、ここどうやったんだろうと、知りたいことだらけです。作ってる行程を知ると職人さんたちの技の凄さもわかるので、味わいが深くなるんですよね。大切な生地を預かる身としては品物もおのずと大切に扱うようになります。特に銘仙は絹織物と言うことで、糸が細いです。もう私の目ではムリです、何がなんだか、髪の毛のようにしか見えない細い糸を織っています。それなのに大ヒットしたということは大量に生産されていた訳で、どうやって生産していたんでしょうね。本当に不思議です。

秩父銘仙館で絹織物を堪能した後は、目の保養⁉︎、慈眼寺へ。眼の神様が祀られているとのことで、お詣りしてきました。最近とんと目が悪くなって細かい仕事が苦手です。まだまだ針仕事できますように。目に効きそうなお茶も買いました。

そして締めくくりは、秩父駅の『祭の湯』。お正月で鈍った身体をシャキッと目覚めさせる作戦です。突然思いついて出かけてきたので、タオルセットを借りました。連休中にも関わらず混んでいなくてゆったり、休憩所もゆったり。駅ヨコ温泉なので温泉上がって5分で特急電車なんてことも可能です。思いつきで出かけた秩父旅。思いがけず楽しく良い休日になりました。

休日明けからはいよいよ日傘作りも本格的に始まります。今年の夏用にと染めてもらった生地もすでに届いています。頑張って仕立てていきたいと思います。

皆さま本年もどうぞよろしくお願いいたします。

バティックの日傘

パラソラではオーダーメイドでご注文をいただくと最初にしていただくのが生地を送ること。お客様からすれば、お買い物なのにまずは大切な生地を発送するところから始まるというちょっとスリリングなお買い物システム。スリリングと言っても今まで一度だって届かなかったことはありませんよ。安心してこうしたやりとりができるのも信用あってこそです。実店舗がなくてもお互いお顔を知らなくても、生地と一緒に届く指示書やお手紙でお客様との小さなコミュニケーションができるのも、しっかり届けてくれる郵便局や宅配便の方のお力あってこそです。感謝してます。

さて、今日の日傘は生地と共に、そうしたお客様のことをちょっと知ることができるお手紙が添えられていました。「大切にするあまりずっとしまいこんでおりました。」と。ありますよね〜、使いたいのに大切すぎて使えないんですよ。私もありますあります。でもついにお披露目の時がやって来ましたね。ジャジャーン。

すっごく可愛らしいんですよ。鳥の声が聞こえてきそうな、楽しそうな、楽園とでも言いましょうか。バティックは草花や鳥が大胆にデザインされているイメージありますが、小さな鳥と草花で構成されているのは珍しいんじゃないですか。葉のひとつひとつの動きもとても美しいです。生地の裏側もこんなにしっかり色が付いていてうっとり。この日傘をさして木漏れ日の中お散歩したいわ〜。

そして手元の茶色が全体を引き締めていい感じです。あ、手元が光って見えるのはビニールが巻いてあるから。お使いになるときは天然木の美しい木肌が現れますからね、この日傘からお住まいになっていた自然豊かなインドネシアを思い出してくれるといいなぁと思います。

秋だけど日傘

今日ご紹介するのは落ち着いた色合いの染めの日傘です。ご自分で染められた反物からご注文いただきました。染物教室がご縁で何度となく「これは日傘に向くかしら」とお問い合わせいただいていました。素材だったり染まり方だったり、せっかくのオーダーですから長く愛用できるものがいいですものね。沢山考えて、その分沢山楽しみにしてくれていました。

そして今年実現したうちの1本がこの露草の日傘。反物は約4メートルの途中を裁断を考えて染めるので難しそうです。裁断する私も絶対間違えてはいけないと何度も確認して作りました。そしてバッチリ繋がりました。色の変化は近くで見る以上に遠目ではとっても効果があると思います。きっと色が溶け合ってしっとりした感じに見えるんじゃないかしら。優しお花の柄が浮きたってとってもステキです。

ところでこうした大人の日傘、欲しいと思って探してもなかなか見つけられないですよね。おしゃれな人はいったいどこでお買い物しているのかしら?と思うステキ小物を上手に取り入れていますけど、この日傘も普通に探していてはまず見つけられないはずです。だからこそのオーダーなんですが、こうして自分で染めることはちょっと難しい。いや大分難しい。

そこで、おすすめなのがギャラリーやセレクトショップなど、作家物を探すこと。「ギャラリーは敷居が高くて」と思っても、思い切って扉を開けたら新たな出会いがあるかもしれません。今からアンテナ張っておくといいと思います。

もちろんパラソラのオーダーも頭の片隅に置いておいてくださいね。日傘は見つからなくても反物探しならもっと手軽。なかなか私一人では素敵な生地を見つけてくるのは難しいですし、デザインするのも時間がかかります。なのでパラソラでご用意できないものは、それぞれが探してくると言う、なんともお客様頼りなパラソラですが、参加型のちょっとめんどくさいこんなお店もあっていいですよね。きっとそんな手間のかかることをやってみたい人達もいると思うんです。わざわざ、生地を送って出来上がるまで何日も待つなんて。好きじゃなくちゃできませんもの。(*´꒳`*)パラソラも同じく、すぐに販売しないで1本づつ作って送るなんて。気の長い話です。

パラソラが作った日傘に欲しいものがなくて、好きなものがぴったり同じじゃなくても、何となく気になると思ってもらえたら日傘屋としては良いと思うんです。友達だって趣味が違っても一緒に出かけるし、話は弾む。協力して仕事をすれば一緒に喜べる。お客様との関係も一緒だと思うんですよね、だからお友達に頼むつもりで「nokoさん、昨日こんなの見つけちゃったのよ!日傘にどうかしら!」なんて声かけてもらえたらと思います。

大好きな色の日傘

今日の日傘は晴れた天気のいい日にとても映える綺麗な日傘。
そして私の大好きな色の組み合わせ。多分売っていたら買ってしまうな。と思うぐらい💕✨。青い空と葉っぱを連想するからでしょうか、青と緑の組み合わせは子供の頃から好きでした。よく見たらダイヤモンドの柄!蔓植物のような柔らかなデザインの中に硬質なものが描かれているなんてなんと斬新なんでしょう。ちょっとリッチな楽しい気分にしてくれる日傘になりました。

確か素材は綿麻混だったと思います。届いた生地を確認した時、てっきり綿だと早合点していて、作る時になって柄と素材のイメージが違うので「わ💦どうしよう。」と思った生地でもありました。

ちょうどいい機会なので、upでもご紹介しておきますね。麻によくあるタイプの “地の目の粗い生地” です。糸と糸の間に隙間が見えています。

このぐらいの粗目は張ることはできるんですが、端を見るとほつれやすそうなことがわかります。そして斜めに引っ張ると糸に隙間がある分グ〜んと伸びます。もちろん、服なら体にフィットして動きやすく着やすいんですが、傘の場合は伸びると骨から外れてしまいます。

そのためいつもよりきつめに張るのですが、詰めすぎると傘が開かなくなってしまうし、ゆるくて縫い直すとほつれてしまう心配があります。粗めの生地は張り終えるまで緊張が続きます。でもいざ張ってみると心配した割には簡単に出来てしまう素材もあるんですけど。今回の日傘も通常の修正程度で上手く張れました。良かった良かった。

今回のように多少の粗目でも張ることはできますが、 縫い直しを重ねる必要があるため綺麗に仕上がらないこともあるのがオーダーでお受けする判断の難しいところです。これは本当に素材次第。できれば肉眼で糸の並びがハッキリ見えないぐらいに糸が詰まっている生地を選んでもらえるといいと思います。どうぞ生地選びの参考にしてください。

衣替え進んでますか?

そろそろ衣替え、皆さんもうお済みですか?私は衣替えのつもりが毎年この時期、恒例の大片付けになってしまいます。夏の間、家のことが少々疎かになってしまうもので、一段落したこの時期に片付けることになってしまうんです。衣替え自体は服が少ないのでとっても簡単になりました。

さて、衣替えのついでに何年も着ていない浴衣や来年は新調するつもりの浴衣は今年のうちに日傘に作り変えておくなんていかがでしょう。“それもいいかも”と思ってもらえたらのご提案。夏の楽しい思い出を振り返りながら秋の夜長、ゆっくり解いても時間は十分あります。しまってしまう前に想像してみてくださいね、来年の夏の楽しみが一つ増えること間違いなしです。

そんなわけで、今日は浴衣の日傘のご紹介。オーダーされるなかでも一番綺麗にパリッと仕上がるのがこうした浴衣の反物から作った日傘です。糊の効いた浴衣に袖を通すと暑さもシャキンとさせてくれるように、パリッと張った日傘に包まれていると気持ちも爽やか、見ている人にも涼しさを感じてもらえます。日傘にするのには糊はしていなくても大丈夫。パリッと張れます。糊をしてあると触り心地、たたむ触感が一層爽やかです。

今日の日傘をオーダーいただいたのはリピーターのお客様。流石に生地選びがお上手ですね。ランダムな梅の柄のデザインもイメージ通りに仕上がったんじゃないかと思います。とっても可愛らしい日傘に仕上がりました。

9/22は赤レンガ倉庫

今日の日傘は私の大好きな板締めで染めました。やっとお披露目できました。
一枚づつたたんで染めるのでなかなか同じものは染められませんが、色に統一感があるのでバラバラの柄も安心して組み合わせできました。光を通すと本当に綺麗。こうして綺麗だなぁと眺めるために日傘を作っていると言っても過言でないぐらい好きな染物です。自分用にしたいところだけど、色が可愛らしすぎて、今の私には似合わないのでパラソラで販売します。ご興味ありましたらショップの方も覗いてみてくださいね。

そして、残りの生地を使ってお揃いでiPhoneケース、作ってみました。
こちらは2018.9.22(土)〜24(月祝)、横浜の赤レンガ倉庫で開催されるiPhoneケース展に出展しています。面白ケースから各メーカーさんのケースまで勢ぞろいのiPhoneケース展。トークショーなどもある楽しいイベントなので、横浜観光の際はぜひお立ち寄りください。

iPhoneケース展 http://iphone-caseten.com

22日の土曜日は14時頃から会場にいる予定です。日傘のオーダーのご相談などもありましたらこの機会に是非どうぞ。大勢の人が出入りするので生地のお預かりはできませんが、実際に会って聞いてみたいことなどありましたら、お声掛けくださいね。夏の展示会と違いリラックスしていると思いますので、こんなのできる?的なご相談もゆっくり承れると思います。広い会場をフラフラとしていると思いますので、ご来場の予定がありましたらお知らせいただければ、お待ちしています。

ぶどう柄の日傘

秋がもうすぐそこまで来てると思ったら、また夏へ逆戻り。
今年は日傘の大活躍の年になりました。

さて今日ご紹介するのは今まさに美味しい盛りのぶどう柄。「とてもお気に入りの柄で、日傘に出来上がるのがとても楽しみです。」とご期待いただいてのスタートです。ドキドキドキ。
そして、最初の裁断から大いに悩みました〜。写真の通り、大事な大事なぶどうが入りません。

とっても素敵な柄なんですがデザインのリピートを探すのが難しい柄でした。1.5コマづつで色が変化して行きます。頭が混乱してしまうんですが、左右の色違いと上下の色違いに加えて柄をしっかり入れるという難題です。いつもは目測で裁断しますが、念入りに型紙を当てて確認しているところです。繋げた時に柄の重さが釣り合うところを探っていきます。例えば写真の右端のコマ、あえて、あえてですよ、実は途中で切れてしまうぶどうは外して白い背景を選びました。

そして出来上がりがこちら。ス*テ*キ💕 自画自賛。(笑)
ブドウは欲張らずに、葡萄棚の下でどれが美味しそうかなと見つけるぐらいの分量で、葉っぱの間から空ものぞいているようなイメージです。ふっくらジュウシーで美味しそうなぶどうが際立ちます。葉っぱのつながりも途中で色が変化したり、重なり合ったりと複雑に繋がりました。八角形だからこその面白いデザインになったと思います。

お届けするととても喜んでいただき、なんと旅先から絵葉書までいただくというサプライズ。コツコツ作っているところへ舞い込んだ嬉しいお便りです。ありがとうございます。とっても励みになりました。おまけに旅先でもステキな生地に目が向いていらっしゃるとのこと。日傘を作ったことで新しい旅の楽しみが広がってくれていたら嬉しいですね。

9月半ばになってもまだまだ暑い日が続いています。今年はもうしばらく日傘のある暮らしを楽しんでいただけるのかなと思っています。

秋にも折りたたみの日傘

少し涼しく秋めいてきましたね。
久しぶりの投稿です。今日の日傘は折りたたみ。

パラソラ、実は今まであまり積極的に折りたたみを作ってきませんでした。
というのは、折りたたみの傘は骨に直接綴じつけるため、サイズ調節が難しいからなんです。
ゆるい分には調節できますが、きつい場合は一点ものではお手上げです。
そんなわけであまりお勧めしていなかったんですが、やっと最近塩梅の確率が上がってきたので、ちょっとだけ自信を持ってお受けしています。とはいえ今でも折りたたみのご注文はドキドキです。

今日はいつもと反対に、出来上がりの日傘から、元の生地の柄を想像できますか?

ひゃー想像できません。って思うでしょう?そうなんで、すどう繋がったのか作った私にももう最初の生地を思い出すことができません。(笑)

この想像を超える繋がり方、面白いですよね〜。ルーレットのような大きな柄も入っています。デザインのせいかヘリンボーンのようにも見えますが、平織りなんですよ。ちょっと涼しくなった今だから思うんですがこういう柄だと、涼しい秋口もしっかり使えますね。秋の服にもマッチするお色です。折りたたみなら夕方はさっとカバンにしまってしまえば、秋の紫外線対策もバッチリです。

傘の日傘

今日のblogのタイトルは『傘の日傘』。傘なのか日傘なのかなんのこっちゃな感じですが。傘の柄の可愛い生地からご依頼いただきました。

ポップな色使いが楽しいデザインの柄です。私このオレンジのところとっても好きです。どんな染め方なんだろう。次々知らないことが現れて染物も興味が尽きないです。

さて、今日の日傘、柄はとっても可愛いんですが、作るとなると実は随分悩みました。柄のリピートが傘の一コマの幅と微妙に異なるので考えずにカットするとつなぎ目がぷつんプツンと変な繋がり方をしてしまうんです。大胆にずれてくれるといいんですが、間違えたみたいに繋がってしまうというか。

そして出来上がり、いかがでしょう。って、できてしまうと何を悩んだかわからなくなってしまうんですけれども、生地を無駄なく使いながら規則的に柄を繰り返せる方法をさぐりました。色違いの方も赤いラインが互い違いになるように繋いであります。こういうデザインは楽しくて音楽が聞こえてくるような感じがします。青い日傘はハープのような抑揚のある音色。紺色の日傘はもう少し低い音がボンボンと響いて来るような音色。お仕立てしながらそんなこと考えています。