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POPなデザイン日傘

雨ですね〜。もうあの暑い夏は戻ってこないんでしょうか。信じていいんでしょうか。ここ数年10月でも半袖いけるんじゃない?って暑さが続いてましたけど、今年はもう秋でいいんですか?いえいえパラソラはまだ信じませんよ、夏の日傘のご紹介が残されている限り日傘のご紹介続けます。

ということで、今日の日傘、どうでしょう〜。👏👏👏

オリジナルデザインでオーダーいただきました〜。お祭り感ありますよね〜。楽しぃ〜。

見てるだけで高揚感が高まります。どういう時に使うんでしょうね。想像が膨らみます。お祭りの時に大勢で差して賑やかに行進したり、ダンスで使ってもいいですよね。大きなパラソルになっても良いかも。個性的なメイクやファッションで普段に差してもカッコいい。

パラソラでは1本から、正確にはほぼ「1本もの」のオーダーを承っています。なので色々な生地が持ち込まれますが、時々封を開けてビックリ!な生地が届くのもまた面白いところです。この生地が届いた時も思わず「おぉぉぉ!!!」って頭の中がぐるぐるぐるぐる。

お問い合わせで、「おおよそこんな感じの緊張しそうなの」届くかなぁと想像はしてますが、お客様の方が一枚上手!「そう来たかぁ!(失礼💦)」という、してやられたりな可笑しさと、ご期待通りに出来るのかと緊張するソワソワ感が一気に押し寄せて来ました。

技術面ではデザインものにはどうしても制約がかかります。こちらの日傘の場合、柄合わせが難しく、天地の色合わせは比較的合わせやすいのですが中央部の柄は斜めで合わせるため調整するのは難しくなります。生地や使用する骨によっても仕上がりが変わるのでデザイナーさんで後々製品化を予定している場合は量産するメーカーさんにご相談するのが近道だと思います。

洋服作りのように柄合わせができないのが傘作り。立体に仕上げる難しさと面白さがオリジナル日傘をデザインする醍醐味かもしれませんね。どうぞご参考になさってください。

2021年9月9日

大人の日傘

梅雨真っ盛り、大雨心配ですね。
連日の災害報道で自分が思っているよりずっと遠くにもアンテナを張って危険を想像しないといけないと思い知らされました。熱中症にもコロナにも気をつけて、でも心配ばかりにとらわれ過ぎないで心の健康も保って行かないとと思います。

さて夏前のこの時期、パラソラはなぜかいつも焦っています。そう梅雨明け前に日傘をお届けしたいと思う一心で、「今週中にあと何本できるかな、もう1本間に合うかな」とソワソワ。そわそわしてもしなくても出来上がるのは同じはず。ドーンと構えていられるといいんですけどね。

去年の今頃はみなさんおとなしく色々我慢してたでしょ、今年はその反動でお出かけやお買い物の機会が増えたのか、日傘が好調のようです。パラソラにもご注文が増えてきました。
サボり過ぎのblogも、日傘作りに追われてる証拠でございます。今日も頑張って作っていますのでご注文くださっている皆さまもう少しお待ちくださいね。

今日ご紹介の日傘は大人の日傘。素敵でしょう💕梅雨前にご注文いただきました。

反物で見るととってもシンプル。少し薄めの生地ですが日傘になると薄さは気にならなくてとっても素敵になるって経験からわかってきました。以前ご紹介したメダカの日傘もとても素敵でした。なので作りながら出来上がりを想像して「いい感じ〜」と思っていたのですが、最後につけたこの『小さな朱いボタン』。つけた途端、想像を遥かに超えて美人度ア〜ップ!もうもう素敵過ぎ💕

私こういうデザイン大好きです。まさに大人の夏!竹の手元もぴったりですよね。センスの良さってこういうさりげないところに出るのかもしれません。ボタンを主役にするも良し、生地を主役にするも良し、どちらも惹きたち惚れ惚れします。

パラソラの日傘、作るのが難しいものはオーダーではお受けしていないのですが、凝ったつくりばかりが素敵とは限らない良い例だと思います。空白を見せる日本人の美的感覚にぴったりくるのかもしれません。限られた条件の中でもこんなに素敵に出来上がるんです。オーダーの楽しさが伝わるといいなと思ってご紹介しました。ぜひ日傘選びにも参考になさってくださいね。

2021年7月6日

染め物で子供用日傘

ご紹介が遅くなりましたが、昨年の夏にご相談いただきました。
「子供用の日傘は作れますか?」と。

パラソラでは残念ながらお子さん用の傘骨がないのでお受けしていないのですが、アレルギーなど特殊な事情でお困りの方もいらっしゃると思うので、そう言う場合は遠慮なくご相談くださいね。一緒に考えましょう。

ということで、今回はそんなご質問から始まったお子さん用の日傘、いつもはお受けしていないのですが、お話を聞くうちに私が「張ってみたい!」と言う個人的な事情で😅実験的ではありますがご依頼をお受けしました。親子お揃いの日傘です。可愛いですね〜💕

若々しい色使いが現代的で素敵です。生地は学生時代の後輩、染め職人さんの作品なんだそうです。何版も重ねて染めているんでしょうか?同じ柄の繰り返しではなくて手仕事ならではの柄の面白さがあります。こういうお仕事は染め工房の作家さんならでは。自由にのびのびと染められているのが良く分かります。

染めの新作の仕上がりを待って夏の終わりにご注文いただきました。だからきっと昨年は日傘の季節に間に合わなかったんじゃないかしら。染め物を日傘にと思いついてから、子供サイズの傘の問い合わせをして、染め物の仕上がりを待ち、そこからまた傘の仕上がりを待ってと時間をかけてイメージをカタチにつなげて出来上がった日傘です。きっと想いもひとしお。

最近は毎年GWには夏みたいになりますもんね。親子お揃いでのお出かけもあともう少し。今年のデビューが待ち遠しいですね。

2021年4月17日

折りたたみ日傘をオーダーで。

ご無沙汰してます。皆さまいかがお過ごしですか?
気がつけばもう12月。あっという間に一年が過ぎますね。今年は特に早いような長かったような。
パラソラの秋は日傘のご注文も収束して、ちょっと変則的なご依頼にも挑戦してみたり、染め物実験してみたりで充電期間を過ごしていましたが、そろそろ来年夏のご注文も動きはじめました。

さて、今日はまだご紹介できていなかった夏のご注文日傘を遅ればせながらご紹介します。テキスタイルデザイナーFARFALLAminmin さんの折りたたみの日傘をお作りしました。出来上がり写真をうっかり撮り忘れてしまったのでぜひ仕上がりは上記のリンクからご覧くださいね。

オリジナルテキスタイル1mを送っていただきました。このお色大好き。作る気分も上がります。早く作りたくて急ぐ気持ちを抑えていつものように用尺確認してみます。折りたたみは通常1m以上送ってもらうのですが今回はぴったりなのでドキドキです。配置写真、三角の上下が空いているのは普通サイズより折りたたみは大きいので見積もりは余裕を取ってこの配置。ほかに紐や小物なども切り出すとほとんどご返却する生地がありません。気持ちがいい使いっぷりです。

 

記録用の写真しかなくてほんと残念ですが、コンパクトで可愛い日傘になりました。ぜひ FARFALLAminmin さんのサイトへご訪問くださいね。もしかしたら素敵な生地との出会いもあるかもしれません。撮り忘れたのもご縁を繋ぐプロセスかもしれませんものね。(笑)

張り替えた日傘もご紹介しておきましょう。同じ骨組みでも印象がガラリと変わりました。前のクラシックな日傘も素敵でしたけど、爽やかで明るい色合いの日傘は涼しげで、新しい生地もまた素敵。新たな気分で第二の日傘生活がスタートできそうですね。

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2020年12月8日

元気なアフリカンプリントの日傘

寒くなりましたね。木々も色づきはじめて秋のお出かけにそわそわしていませんか?『Gotoキャンペーン』で旅行に出かけた人の話を聞いているとやっぱりそわそわ。

でも我が家では介護ホームへの面会にも出かけたいし、持病もあるしでまだまだお出かけは自粛中。近所の散歩で気分転換しています。昨日なんてひと駅と思ったのに結局10キロも歩いてしまいました。反動で、今日は靴履いてません。😅

さて、そんな寒い日々ですが、元気色の日傘のご紹介。

綺麗でしょう。パラソラでも人気のアフリカンプリント。皆さん素敵な生地見つけてきてくれますね〜。いつも生地が届くのが楽しみで仕方ないです。私1人ではなかなか見つけられないので「パラソラは、参加型手作り日傘のお店です。」と、もう言い切ってしまおう。(笑)我が家は友人が遊びにきても全然おもてなし。「お皿だけ出すからあと勝手にやって〜。」方式なので、それを仕事にも取り入れます。「傘だけ作るから、好きな生地持ってきて〜」って。(笑)

今日ご紹介のプリントはとっても好きな色です。ピンクと青の組み合わせは大好き。一緒に使うわけではないと思うけど作っていてもテンション上がります。ピンクの日傘は作りながら、「これチーズかしら?」「いやいや建築物じゃない?」「多分これは宝石でしょう。」などなど、ずーっと考えながら作ってました。何をヒントにデザインした柄でしょう。プリント生地はパリッと仕上がるので作る上ではあまり心配なく仕上がります。だからこういう時は頭の中は自由に遊んで手が勝手に作ってくれます。

きっと柄を描いた人も自由に発想を飛ばして作ったんだろうなと思います。きっと使う人もゆったり使ってくれるんだろうなと思っています。

来年に向けて日傘作りの参考になれば幸いです。素敵な生地探してくださいね。

2020年10月19日

日傘とは何ぞや。

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね。

昨日、用事があって保健所へ行って来ました。今の時期コロナ対策で大忙しかと遠慮していましたが、中は至って通常。イメージする保健所とは全然違う感じで静かに淡々とお仕事こなしてくださいました。

保健所までは歩きなんですが、曇りだったものだから珍しく日傘なしで出かけました。だって日傘持ってないと解放されて楽々でしょう〜✨帽子もなしで、秋はそろそろかななんて歩いていたら、途中日差しが戻ってきてしまいました。不覚にも日傘屋が日傘持ってない💦💦💦

しかも保健所までの最後の直線、約500メートルぐらいが全く日陰なしコースだったんです。
行きは何とか凌ぎましたが、帰りはさすがに日傘が恋しい。そこで思い立ったのが曇りゆえに携帯していた雨傘。すごく軽いタイプのです。人もいないし雨傘でもあったらましかなと差してみたら、効果的面。

いいですよ。直射日光を避けるとこんなに涼しいのかと。風が心地よく快適です。
そこで思いました。

『日傘とはなんぞや』

折りたたみの軽量雨傘、これで十分じゃないですか。重宝です。日傘嫌いの人もこれ、持ってたらいいですよ。是非使ってください。男性にもおすすめ。雨傘でもかなり違います。

そうなると「パラソラの存在する意味ある?」

まぁなくてもいいかもですね。💦

日傘作りではあぐらをかいて仕事をするので普段の私はTシャツにモンペ風スタイル。至ってシンプルで洒落っ気もなく紺尽くめの作務衣風なんですが、このラクさに甘んじてお出かけも最近ほぼこのスタイル。😅もういつもこれでいい!って思っているんですが、それでも藍染の紺を着ると気分が違います。お洒落になった気もする。✨素敵ねと言ってもらえたり。もしかしたら『好きなものを持つ』のはそんなところに存在意味があるのかなぁなどとつらつら考えながら歩いていたら炎天下の中、雨傘のまま駅まで歩いて来てしまいました。直射日光を前にしたら日傘も雨傘も関係なくなっちゃいますね。

UVカットのあれこれや、素材がどうとかこうとか、ブランドがどうか柄が何かとか。そういうことは二の次で、身体への負担を軽くしてくれるのが最低限『日傘の役割』かなと思った次第です。

もしも二の次のところ、日傘もちょっとこだわろうかなぁと思ったら喜んでお手伝いします!
パラソラの立ち位置はそんなところでしょうか。

ではまた。

2020年9月11日

オーダーメイドの可愛い日傘

久しぶりにお客様からのオーダー品のご紹介です。

可愛いですね〜。リピーターのお客様からのご注文です。日傘好きな方はバッグや服を新調するように日傘も新調して、おしゃれを楽しんでいらっしゃるんですね。靴と同じように数本の日傘を使って時々休ませてあげるのもいいかもしれませんね。気分転換にも選べる楽しさってありますもんね。

デザイン的には、こんなふうに2種類の生地を組み合わせて作るのもオリジナル感が高まります。柄の組み合わせ、選び方もとても素敵です。もしパラソラで手元を選んだらきっと甘めの色に引っ張られて竹輪の手元を付けて、全部可愛らしい日傘に仕立てしまいそうだけど、写真からも伝わるかしら、竹長の手元を選んだことでスマートな感じが際立ってフレッシュで若々しい美人さんな日傘になりました。こういうチョイスいいですね〜。

ボタンはお任せいただいていたので、くるみボタンと迷って竹を選びました。結果的に大人味が増した仕上がりになりました。お客様からは「予想を超えてできてきました〜」と仕上がりをとっても喜んでいただいて、私も「予想を超えて出来あがりました〜。」と2人でニッコリ。お会いできたわけじゃないけど多分ね。(笑)

自粛解除とともに出来上がったので、きっと今ごろはお出かけ時に活躍してくれてるのかなと思っています。可愛くて明るい日傘が、気分も前向きに明るくしてくれそうです。

2020年5月29日

パラソラ日傘展2020

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DMが出来あがりました。
週末の外出自粛要請の出ているこんな時期なので、なかなか皆さまお越しくださいとも言いにくいのですが、今年は 4/15から予定しています。まだ少し先なので収束に向かってくれているといいのですが。通常どおり今お知らせはしていますが、状況は変わってくると思います。
どうぞこちらのblog、またはショップトップページでご確認のうえ、予定していただけたらうれしいです。 《3/29 開催延期になりました。》

それにしても自粛自粛の毎日で、あれもこれも楽しみにしていた予定が中止になりストレス溜まりっぱなしですよね。皆さんいかがですか?

インドア派なので、こもりきりは慣れっこで、染め物したり傘作ったり、毎日あまり変わらない生活をしていますけど、こうなってみると、たまのお出かけはリフレッシュの大事な時間だったんだとわかりますね。行っちゃ駄目と言われるとますます行きたくなるから困りものです。先日もやっととれた宝塚のチケットが公演中止で、どれだけガッカリしたことか。😭

気晴らしにお買い物に来てもらえたら良いんですが、世界の大事、おとなしく成り行きを見守りたいと思います。
ネットショップからオーダーメイドの日傘は今夏にまだまだ間に合います。こんな時こそ楽しいこと考えて、前向きに乗り切りましょうね。

 

無料公開してくれている型紙でマスク作ってみました。手作りマスク、面倒がっていたけれど、始めたら簡単。手縫いでチクチクでもすぐ出来そうですよ。コツは『縫う順番』と『ゴム紐を通す幅』だけ注意すれば、アイロンがけは気にせず『手アイロン』でも大丈夫。初めてでもミシンを使って15分ぐらいで出来ました。表は日傘の残り生地リネン、内側はガーゼを二枚重ね。効果の程はわからないけど、手で顔を触らない効果は期待できそうです。

手作りマスク型紙

それではまた✨

2020年3月27日

芝桜の日傘

雨にも負けず、雪にも負けず、ダウンコートにも負けずに日傘作ってます。

先日の染め遊びを日傘に仕立てました。芝桜色〜。丘にピンクや白の芝桜が咲いているようじゃないですか?🌸🌸🌸勝手に命名します。😉芝桜の日傘。

アイデアを考えたり、翌日の段取りを考えたりしていると時々眠れなくなってしまうことがあるんですが、そんな朝まで全然眠れなかった昨年のGW、「もういっそのこと起きてしまえっ!」で、ガバッと起きあがったらひらめきました。✨「そうだ!芝桜見に行こう!」

まだ暗い休日の朝、ぐっすり眠っている夫を無理やり起こして秩父の羊山公園へ。毎年GWの頃になるとニュースでも放送されるので、シーズン中はとても混雑します。そんなシーズン真っ只中、混雑する前の静かな電車に乗って出かけました。一つ手前の駅から歩くことになってしまったんですが、里山の風景を楽しみながら歩けるとても良いコースでした。そしてついた先は、素晴らしい芝桜の丘。ここでみた芝桜の眩しかったこと。眠ってないのでなおさらしみます。澄んだ冷たい空気と一面ピンクの色鮮やかな光景が蘇ります。🌸🌸🌸

この日傘も写真で見ると普通の日傘なんですけど、実物見たら本当に綺麗なんですよ。冬の日差しにも鮮やかに華やかな色を放ちました。やっぱり日傘は外で見たとき綺麗じゃないとね。そして今回の素材はリネンです。手にしたらひんやり。リネンもいいですね。今まで綿ばかりで作っていたけど、素材も少しづつ増やしていこうと思います。

あんまり芝桜🌸芝桜🌸って言っていると芝桜🌸にしか見えなくなってくる〜。と思ってきませんか。ふふ、しめしめ。😚寒いし。春を思い出しながら一緒に暖かくなるのを待ちわびましょ〜。

2020年1月29日

染めてます

こんにちは。今年は暖かくてもう直ぐに春になってしまいそうですね、急げ急げ!で相変わらず気持ちだけ焦ってます。

さて今年は展示販売会予定しています。3年ぶりかしら?再び、世田谷のワサビ・エリシさんです。以前のようにショップでの販売ではなくて、ギャラリーをお借りするので開催期間は1週間。ちょっと短いですけど、また詳細決まりましたらお知らせしますね。期間が短いので、できればもう一箇所ぐらい出かけたいところですが、それまでに何本作れるのかの出来上がり次第になりそうです。

今年は染物の日傘を作っています。藍染の工房にお願いしたり、自分で染めたり。通っている染物教室では手挿し染めを教えてもらっていますが、これはもう日傘にするのはあきらめました😅(早っ)

…というのは超高級日傘になってしまうから。いやいや誤解しないでください💦腕があるからじゃないですよ。工程が多くてどうしても想定以上の価格になってしまいます。ましてや教えてもらいながらなので見合うものは到底作れそうにないので諦めました。そうですよね〜、傘仕事も最初の頃は手が遅くて作業代が全然価格に見合ってなかったですもの。それなりの修行期間も必要です。専門家にお任せしましょう。

そうは言っても自分でも染めたい。そこで、手挿し染めのような「こう作ろう」じゃなくて「こんなのできた」で、お求め易い価格でパラソラにしかない日傘を作ってみようと思います。

例えばこんな染め方。傘だから、三角に裁断してから染めたらどうかしらと思って畳んで色を付けました。金魚すくいみたいな小さな染物。仕事だけど遊びの要素もあって『畳んで染めて広げてビックリ』。(笑)これを飽きるまでたくさんやってみようと思います。

簡単なようで工夫のしようが沢山あるところも面白いんですよ。こうして染めたらもっと早く出来るとか、簡単にできるとかあるんでしょうが、blogに書いておくと染め屋さんやお客様にも教えてもらえたり、話が弾んだりするので😉気負うこともなく正直に。傘は作れるけど、他のことはとりあえずやってみる。そうするとだんだんいい方法に落ち着いてくるものです、簡単なことからコツコツと。

広げて見ると、可愛いピンクに染まっていました。これは春に出かけた芝桜色💕

このあと日傘に仕上げていきます。まぁるく繋がると印象変わるので出来上がりも後で更新しようと思います。どんな日傘になるか想像してみてくださいね。それではまた。

2020年1月26日

インド綿の日傘

今日の日傘はパラソラで販売している日傘。

縫ったことのない生地を見つけると購入して日傘にしてみています。オーダーをお受けするときになるべく「張ったことがありません」というのは避けたいと思っているんですが、それでもどこで探されるのか、お客様の方が一枚も二枚もウワテ。😅

「これは難しいでしょう。ムリムリ〜。」というのを見つけていらっしゃるので、いつまでたっても「なんでもどうぞ」にはなりません。(笑)

ご紹介しているインド綿はザクッとした織生地で、張れるかなぁと心配しましたが、案外サクッと張れました。この生地は色がとっても綺麗です。パッと華やかで、実物見てもらったらとっても素敵なんですが、今年は展示会をしていないのでご覧いただけなくて残念です。

そして振り返るとあまりblogも更新できないうちに、いつから日傘シーズンになったのやら、あれよあれよと言う間にもう8月。「毎日暑すぎて、日傘好きじゃないけど、いよいよ差します!」って日傘デビューした方もいらっしゃることと思います。街を歩いていても日傘率上がってますものね。どうぞ熱中症にはくれぐれも気をつけて、お出かけも控えめに。ーーーと、本当は言いたくないですよ、日傘屋だから。💦(笑)でも危ないですからね、どうぞお気をつけてお出かけください。

2019年8月5日

個性的な日傘

今日は個性的な日傘のご紹介。

「亀が大好きなんです。」とオリジナルの生地を送っていただきました。左はもちろん右の傘にもカメさんが歩いてますよ。『うさぎとカメ』からでしょうか。競争してるのかな。物語を知っているとそう思うのだけど、子供も飼える小動物の代表ですものね、ペットなのかな?二種類の生地を使って変化をつけて作っています。デザインから全部オリジナル。ご自分で描いたイメージをこうして使えるところまで仕上げられたら楽しいですよね。

オリジナルのデザインで日傘生地を作るときのポイントは上からも下からもデザインが使える向きのデザイン。このカメさんもうまく配置されていて違和感なく傘に仕上がりました。日傘を上から見たときの姿もユーモラスに行進していて愛らしいですよね。青空の下、ゆっくりゆっくり、どこいくんでしょう。後ろからついていきたくなっちゃいます。(笑)

横縞のデザインはこうしてまぁるいデザインの日傘に仕上がります。どうぞ生地選びの参考になさってくださいね。幅のピッチによっては段差がつくので少し計算は必要ですが今回はうまく繋がりました。

実はこのカメさんのデザインは昨年ご注文いただいた日傘。「毎日持ち歩くほど気に入っているので今年はプレゼントに」と、今年もご注文いただきました。ありがとうござます。「お姉様が大好きなペットをデザインしました。」と聞いていたのですが、生地が届いて封を開けるとーーー

ん?(・・?)

Σ(゚д゚lll)

(°_°)ーーーそして大爆笑。(失礼💦)

お姉様が飼っていたヤスデだそうですよ。(笑)家族も😱と言ったとか。(笑)

意外にお仕立て上がったら可愛いからあら不思議。でもね、苦手な人もいるでしょうから小さくご紹介。お姉様喜んでくれたでしょうか。(笑)

2019年7月2日

中野聖子さんの刺繍の日傘

今日ご紹介するのは刺繍作家中野聖子さんの日傘です。

2019年6月21日発売の『ホワイトワークでつむぐ暮らしの小物』に掲載の日傘の製作をお手伝いさせていただきました。真っ白な麻の日傘に真っ白な刺繍を施した日傘がとても素敵です。チラッとページご紹介させてもらいますね。

とても上品でクラシックな雰囲気があります。私が子供の頃はこうした日傘をよく見かけました。今でも時々修理でお預かりすることがありますが、時間をかけて一枚の布を大切に使う丁寧な暮らしぶりがうかがえますよね。

刺繍は日傘ととても相性がいいように思います。レースのように布の糸を抜いて作る刺繍は見た目にも涼しく良いですね。我が家にも昔母が刺繍した日傘があるのですが、どうやって作ってるのかしらと思っていたんです。それが丁寧に作り方が紹介されていて、みているだけでも楽しい一冊です。どうぞご興味お持ちの方は手にとってご覧くださいね。お写真クリックするとAmazonのページに移行します。

ちなみに刺繍の日傘、オーダーの場合できれば傘に仕上げてから刺繍していただけると安心です。特に麻は縫うのが難しいので刺繍前にご相談ください。

2019年6月30日

太陽さんさんひまわりの日傘

久しぶりの青空、こんなキラキラした日は明るく元気なひまわりの日傘をご紹介します!

新宿落合にある『二葉苑』さん。素敵な外観は石原さとみさんの東京メトロの広告でもご覧になったことがあるんじゃないでしょうか。風情のある染色工房です。私も月に一度染物教室に通っていますが、染物の工程を知ることはとても面白くて、体験してこそわかる奥深さにいつもワクワクさせてもらっています。

さて、そのお教室で染めた作品からのご依頼。丹精込めて染めた反物からお仕立てさせていただきました。軽やかなデザインですが、染色の工程は沢山あって、絵の具で描くようにはいきません。一工程一工程積み重ねて、これだけ染めるのに反物約4メートル。根気は勿論、柄合わせの計画も大変です。そうして染められた生地ですから、でき上がるまで私はドキドキ。裁断緊張します〜。

ちゃんと計画して染められているんですけど、わかっているんですけど、お預かりしてからできるまでず〜っと心配しておりました。💦ちゃんと型に収まってくれるかしら、うまく繋がるかしらと。5ミリずれてもいけません。ドキドキドキドキ。型にマスキングで目印つけて慎重に慎重に。

そして出来上がったひまわりはそんな心配をよそにめちゃくちゃ可愛い〜!💕ステキな日傘に仕上がりました。花びらの動きが素敵。花びら一枚一枚の色に表情があって手挿しならではの優しい風合いが感じられます。本当にいいですよね。裁断前のアップのお写真からも花びらの微妙な揺らぎに心ときめきます。そして夏の空にはこうした明るい色がとても似合います。光を通すとまた一段と綺麗なんですよ。華やぎますね。

お教室では下絵から筒描き、地入れ、色挿し、蝋伏せ、引き染め、そして蒸して洗うところまで、全ての行程を経て仕上げます。そして日傘になるまでまた半月ほどお待ちいただいたので、きっと半年以上かけて一本の日傘になっているんじゃないかしら。産み出すのにじっくり時間をかけた分、これからきっと毎年毎年夏が楽しみになりますね。一目惚れして出会った日傘も勿論素敵、でも一本ぐらいこうして時間をたっぷりかけた日傘を持っているのも大人の魅力ってものじゃないですか。😉✨

 

東京メトロ Find my Tokyo

2019年6月13日

パラソラならではのこんなコト

こんにちは。
いつもオーダーメイドのお話ばかりしているので今日はパラソラならではのサービスのお話ししてみたいと思います。そこでまず、パラソラ、日傘も売ってるんです。知ってました?(笑)

こちら、白木の手元はただいま販売中のアフリカンプリントの純パラソル。もちろんパラソラで張っています。お客様から時々「販売してる日傘の持ち手は変更できないんですか?」とお問い合わせ頂くことがあります。これ、パラソラならではのお問い合わせですよね。普通傘や日傘を買う時そんなお買い物の仕方しませんものね。(笑)でももし、そんなささやかなご希望が叶えられたらいいと思いませんか。「ここだけちょっと違ってたら欲しいのに」なんてことよくありますもの。

パラソラの日傘の場合、1点ものは展示会用に張っていることが多く、すでに接着してしまっていて残念ながら変更ができません。オリジナル品の場合は何本か同じものを作っているので手元が付いていないことも多く、そんな時はご自由に手元、選ぶことができます。作っているからこそ承れるご注文、どうぞパラソラならではのプチカスタムを楽しんでくださいね。

そして今回ご紹介の日傘は一点モノ、手元は接着されていましたが、あったんです。同じ生地が。\(^o^)/この生地、シンプルでいいなぁと思って何本か作るつもりで生地を用意していました。その生地がまだ1本分残っていたんです。それで新たに張ることになりました。セミオーダーという形でお時間頂いて、丸い竹の手元をつけることができました。どうですか、イメージ変わりましたでしょ。竹との組み合わせも可愛いですね💕

お客様にはとっても喜んでいただいて、お写真いただきました。「るんるん♬とスキップしたいぐらいの気持ちです。」とメッセージが添えられていて私もるんるん嬉しくなりました。だってシンプルだけどいいんですよこの柄。綿なので触り心地も爽やかです。実は自分の夏のワンピースも作っちゃおうかなんて思って多めに仕入れていたんですが(公私混同💦)、全部日傘になったらそれが一番ですもん。この写真から楽しそうなお散歩想像できますね。お写真ありがとうございました。

blogで「どんな方がどんな風に使ってくれているか想像してます」と言っているせいか、こうしてお写真お送りいただくことも増えて嬉しいです。ほんとは皆さんに直接お会いできるといいんですけどね。全部はご紹介できませんが、少しづつご紹介できたらと思います。「パラソラで注文したら写真送るのめんどうだわ」なんてプレッシャーに思わないでくださいね。日傘お届けできればそれで大丈夫なので、基本受け取るところまでがお買い物ですから。😊どうぞお気軽にご注文ください。

2019年6月9日

一柳綾乃さんの日傘

納期ギリギリのお仕事が続いていたのが一段落したのでホッと一息中です。あまりホッとしすぎるとまたギリギリになってしまうので油断できないんですけどね。久しぶりのblog、お待たせしました。

さて今日ご紹介するのは一柳綾乃さんの日傘です。
いつも通り気持ちのいい空気感です。素敵ですね〜。花びらの一枚一枚が風にそよいでいるようで涼しげな日傘に仕上がりました。

でき上がるまでどう繋がるかわからないので、2本違う裁断でつないでみましたがいかがでしょう。

色を塊で見せたいと思った左と全体に軽やかにしたかった右。裁断の向きやちょっとした柄の取り方で出来上がりがこうして違ってきます。

右の日傘は左のように繋いでも同じようにならないし、反対に左の日傘は右のようにはならなくて、繋ぎ方を変えるとキリッと強い感じになりそうでした。結構迷ってこの繋ぎ方にしています。右の日傘はすぐ決まったんですけどね。作ってると製品の柄では見ていないようなところまでじっくり見ていてコラージュする楽しみをさせてもらっている気がします。作家さんも仕上がりはお任せくださるので、出来上がり広げた時に喜んでもらえたら嬉しいなと思います。

2019年6月6日

蝶々の日傘

さて今日の日傘は可愛い蝶々柄。

色々な蝶々が飛んでいてとっても可愛いです。作家さんのオリジナルテキスタイルでオーダーいただきました。春からの日傘にぴったりじゃないでしょうか。生地も厚手の麻なので紫外線対策ばっちりです。いよいよ暑くなってきたので街中でも日傘を差している方が増えてきました。GWは紫外線も大分強くなっていますのでどうぞ日傘ご用意してお出かけくださいね。暑さ対策にもおススメです。

さてそのGW、皆さんはどこかお出かけですか?
パラソラは残念なことに今年も遠くへお出かけの予定はありません。
クーッ(TT) なのでいつも通りご注文お受けしています。

ずっとフリーランスで働いていたので、予約して旅行する習慣がありません。だからいつものこと。ただそうは言っても連休前にまわりがざわざわしてくると、「どこか行けばよかったかなぁ」なんて思うんですが結局、近所を散歩したり、行ってみたかった街へ出かけてみたり、地味だけど好奇心いっぱいで充電しています。

そして今年の小さな野望は漫画喫茶へ行って『ガラスの仮面』を読破したい。子供の頃以来読んでないんですけど、50巻目の発売をまだかまだかとファンの方々が待ちわびているんですって。それを聞いて、にわかファンになってそこに乗っかりたいと😅そんな野望を抱いてます。でも行ったことないんです漫画喫茶。どこでも読みたい本があるとは限らないですよね。どう言う仕組みになっているんだろう。ナゾだ。(笑)あとカプセルホテルにも泊まってみたい。案外快適って言うけど本当に快適かどうか体験してみたいんですけど、混んでるのかなGWは。それとも空いているのか?これもナゾだ。

それから積んである本も読みたいし、実家の大片付けもしときたいし。10日の休みじゃ足りないぐらいやりたいこといっぱいです。(笑)どれも叶わず一日中映画見て終わってもそれはそれでいいお休みです。そんな休む気満々モードなので、制作の方はお休みさせてくださいね。

2019年4月24日