出来上がり日傘」カテゴリーアーカイブ

レースの日傘

imageあいにくの雨になりましたね。気分だけでもウキウキで。ということで、昨日散歩した時の桜の写真。昨日はお天気も良くて桜も満開。花びらがひらひら舞う様子はとても綺麗でした。ここの神社の脇道には緑色の桜も咲くんですよ。昨日は見つからなかったのでまだ咲いてないのかもしれませんね。

今日の日傘はレースを蛙張りしてみました。かわずばりというのは、2枚の生地で骨を挟む張り方で、骨が見えないように張っています。こうしてレースが透けて見えるところが涼しげです。青い日傘にピンクの花びらがちょこんと留まった姿がとっても愛らしくて、どなたかにお見せしたかったわ〜。

さて、こちらの日傘は今月末から展示販売するワサビエリシさんに持っていく予定です。間に合えば色違いも作って行きます。どうぞお楽しみに。

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お花見の日傘

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関東地方、明日は雨が降るらしく、お花見も今日がピークと聞いて、近所の川沿いを散歩に出かけてきました。都内に比べまだまだ緑の多いここ埼玉県、桜吹雪の中のんびり歩いてきました。お供には薄手の日傘(撮影用ですが)。もう今日は帽子か日傘が欲しくなりますね。本当は日傘より帽子が好きなんですが、髪が多いので夏は暑くて帽子被れないんです。何せ、毛糸の帽子を被るようなものですから。日傘屋に向いているんだかいないんだか。

今日のピンク色の日傘は古い着物から作っています。大人にも似合うピンク色、なかなか難しいですよね。こうした着物から作ると上品で、可愛らしい色も上手に取り入れることができます。若葉の頃には優しい色の日傘を一本持っていると重宝します。今の季節はちょうど良い感じですが、日差しが強くなったら少し暑いかな。ということで、同じ生地で作るもう1本は裏生地を付けようと思います。

手書きタッチの日傘

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今日はツィッターの写真から私の日傘のご紹介。傘を作り始めた最初の頃に作ったものです。こういう手書きタッチのデザインが大好きで、お気に入りの1本です。浴衣だったような記憶が遥か遠くにぼんやり残っていますが、白紺ベースの柄は夏涼しげで洋服に合わせても違和感がなくて、重宝してます。今、電車の中で浴衣の女性がお隣に座っていますが、この傘にも浴衣はぴったり。夏に日本の染物が目に入ってくるのは涼やかで気持ちいいですね。細身の手元をつけたので、そこだけは取り替えたいところ。パラソラの手元に慣れてしまうと細いのは、重心が取りにくく感じます。

日傘で木陰風

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ギャラリーの写真をみて、後ろにある日傘が気になるとお問い合わせいただいたので、ご紹介です。生地は本染めでぼかしを入れて染めてもらいました。わさびの葉っぱをデザインしています。今日はお天気が悪くて残念ですが、光にかざすと、室内で見るのと全然違うので、外でかざしてもらっています。葉っぱの下で涼をとれたらいいなと思ってつくりました。
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さて、神楽坂での展示も残すところあと3日。土曜日までです。毎日午後2時から夕方6時まで、オーダーのご相談などもうけたまわっていますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

水玉の日傘できました!

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水玉の日傘が出来上がりました。この水玉、お日様にかざすとこうして光を通して、清涼感のある優しい青にみえます。縁にアクセントの青いラインを入れてみました。このラインが適度にゆるくていい感じです。水玉もよ〜くみると、型を手作りしているのがわかるんですよ。定規を当てて裁断してるからこそかもしれませんが、ひょこっとはみ出してる子がいて、思わずキュンときちゃいます。女子ならこういう気持ちわかってくれますよね〜。

……と、今日は、かなり大人な女子が作ったかわいい日傘、ご紹介しました。
6/30からの神楽坂てまめに持っていきます。

今年の日傘

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もうすぐ神楽坂手まめでの日傘展、今年はこんな感じの日傘を作ろうと思っています。一昨年のDMの日傘がかわいいと好評だったので、水玉は定番で作ろうかなと思っています。この水玉、染めるとビミョ〜に揺らいでいい感じになるんです。おまけに離れてみると白地の色と混ざって涼やかな色に見えます。

冬の間、オリジナルの傘をどんな風に作って行こうか染めや刺繍を試してきましたが、素材や形より、光を通した色にこだわっていきたいと思ってきました。いろいろ試して、ぐるり巡って昔ながらの本染めが今の私にはぴったりくるようです。

右の柄は構想中のシーグラス。ここからもう少し色や形を調整して染めの職人さんにお任せしています。どんな風にあがってくるのか私もドキドキ。海に流れ着いたガラスのカケラ、涼しい日傘ができますように。

桜満開

image東京はさくら、満開になりましたね。パラソラのある王子では飛鳥山公園が桜の名所。連日お花見で賑わっています。

春が待ち遠しくて、作っていた春色の日傘が満開の桜のイメージに出来ました。お菓子みたいな可愛らしさです。

 

黄色くて丸い花

何処で目にしたのか、黄色くて丸い可愛い花が頭から離れなくなりました。

調べたらクラスペディアという花のようです。ゴールデンスティックとも呼ばれているみたいです。名前、すぐ忘れてしまうのでちゃんと書いておきますね。ぜひ検索してみてください、単独でももちろん可愛らしいですが脇役としてもいいアクセントになっていて、きっと大好きになると思います。黄色くて小さい丸は、ミモザの花や、モールで作った小さなひよこのおもちゃにまでときめいてしまうのだけど、何か惹かれる秘密があるんでしょうかね。

この愛らしさを形にしてみたくて作ったのが今日の日傘です。シンプルに丸と線だけのリズミカルなデザインを入れました。まぁるい竹の手元には春らしいグリーンのタッセルをつけています。

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寒くても日傘作ってます。

 

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来年の夏に向けて、準備を始めています。

例年の神楽坂のギャラリーに加えて、世田谷でもお披露目を予定しています。冬の頑張り次第でショップにももっと並べてみたいんですけど、なかなか追いつきません。
今までは作るのが精一杯で誠実に丁寧にお応えして行くのがやっとでした。正直なところ、1年目は材料の調達さえもままならず、1本の傘を作るのに3日も4日もかかるので、技術を引き継いでも続けて行くのは難しいのではないかと、思っていたんです。

それが2年目の今年はお取り引きも増えて、少し周りが見えるようになって来たのでしょうか、たくさんの方に応援していただいてることも実感できるようになってきました。できるだけ声をかけてくださるチャンスにはお応えして行こうと思ってやって来ましたが、ひたすら飛んできたボールをレシーブするような一杯一杯の毎日。お応え出来ずに申し訳なかったこともありました。メーカーさんの傘のデザインに関われたり、artの展示の機会も貰って、今は1年前とはずいぶん違ったものが見えています。もちろん傘を使ってくれて感想を聞けたのは2年目ならではの何よりの喜びです。展示会に足を運んでくださったり、写真を送ってくれたり、ホント嬉しい。みなさん応援してくれてありがとうございます。

これからは、パラソラならではのものも作っていきたいですね。少ししか作らないからこそ冒険できることもあるし、イメージしてるものを形に出来たら面白いかな。

日傘の裏側のおしゃれ

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今シーズンに間に合わなかった蛙張りを研究中です。カエルじゃなくて、かわずと読みます。かわず張りというのは骨が見えないように張る張り方で上品に仕上がりますが、最近は作れる職人さんも数える程しかいらっしゃらないとか。どうせ作るならこうした手間のかかる手仕事こそ残しておきたいですよね。なんとかマスターしたいものです。ついでに淵にレースもつけてみました。

涼しくなりましたね

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関東地方、今日は清々しいお天気になりました。
日傘作りもそろそろ一段落で、今日はお洗濯休みです。(笑)
こんな自由がきくのは自営業のいいところ。ベランダに洗濯物を広げて蝉の声を聴きながら大掃除しています。涼しくはなったものの、まだ日差しは強いので買い物には日傘が手放せません。子供の頃の夏休みはこのぐらいのお天気だった気がします。

鳥模様の日傘

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今日ご紹介の日傘は、アフリカンプリントの生地から作りました。薄いグレーの地に鳥が飛んでいるユニークなデザイン。普段の通勤には晴雨兼用傘が便利という方にも、夏休みにはこんなゆるい感じもいいですよ。

日傘の名前

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この日傘は紳士用の反物から出来ています。通称マンホール君!
マンホールというよりは、鉄板によくありますね、こんな凹凸。傘の仕分け用に名前をつけていますが、どうもネーミングのセンスがなくて、どれも『浴衣の日傘ムニャムニャムニャ』。でも時々こんなピッタリ仕分けできる名前もつけられるんです。日傘の名前としてはマンホール君や鉄板じゃ暑そうですけどね。

なので見方を変えてみましょう。『北欧のカゴ』なんていかがですか?
なんでも北欧をつければいいというものでもありませんが、少しは涼しそうになりました。昔ながらの染め物は、今人気の北欧モノにも通じている気がしています。普段使いにピッタリの飽きのこない色とデザインで、シンプルでありながらとても美しいと感じさせてくれるところ、共通していますよね。

アクセント

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今年は白と紺の浴衣ばかりで作っているかもしれません。シャキッとした感じが見た目の涼しさを呼ぶので好きなんです。でもたまにはこんな風に、遊んでみるのもいいのかな。ほんの少し、赤い色を足しました。

浴衣の日傘

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雨が上がると、途端に暑くなりますね。

晴れの日を待って浴衣の日傘を撮影しようと待ち構えていましたが、なかなか上手に晴れてくれないので、曇りの撮影です。こうして更新してる時に晴れてるのがなんと恨めしいこと。

今年はデッドストックの反物から、いくつか日傘を作りました。長い間タンスの中で眠っていると、やけてしまって、なかなか使い道が難しいですが、日傘にはうってつけ。この写真の日傘も外側のやけたところも使っています。淵は落としてしまうので、言われないと気がつきませんよね。

アフリカンプリントの日傘


image今年のアフリカンプリントは折りたたみで作りました。昨年オーダーメイドで作ったときに、袋に入った姿があまりに可愛かったので今年は全部折りたたみ。単純です。(笑)桜やエゴなど味わい深い手元は手元職人さんの作。なので、なかなか他にはない素敵な日傘になったのではないかと思います。ネットショップでも販売を始めたので興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。

春の日傘

1462875_371668756302416_2070215068_n色が可愛らしくて一目惚れしたお着物です。春先の日傘にと思いながら作っていたのに、落ち葉舞い散る公園での撮影です。