出来上がり日傘」カテゴリーアーカイブ

藍染めとインディゴ染め

こんにちは。今日は藍で染めるお話しをしたいと思います。
とは言えワタクシ日傘屋なので染めに関しては詳しくはありません。聞きかじり体験かじり。

でも「藍染の日傘張りました。ハイ出来上がり!」では全然お伝え不足。丁寧にお仕事してもらっているので、染め体験での写真など混ぜこぜですがお伝えできたらと思います。

まず最初に私たちがよく耳にする『天然藍』と『インディゴ』どちらも藍染と呼ばれていますが「どう違うの?」ってお買い物する時など疑問に思いませんでしたか?

藍染はそもそも植物の中のインディゴ成分を使って染めている染物のことを藍染と呼ぶんだそうです。パラソラで染めをお願いしている『藍染工房壺草苑』さんは【蓼藍(たであい)】、『琉球藍染工房』さんは【琉球藍】と、違った植物を使って染めています。同じ藍染でも植物が違うんですね。初めて知りました。そしてそのインディゴの成分を化学的に作ったのが【合成染料】の『インディゴ染め』です。

わかりやすいところでは一般にジーンズを染めているのがインディゴ染め。不純物がないので安定的にムラなく染められて、大量生産に向いていたため工業製品として主流になりました。


一方天然藍は藍の葉を発酵させて作った蒅(すくも)や灰汁(あく)など、微生物の働きを利用して染めます。どの甕でどのぐらいの時間染めるのか見極めながら染めて行くので職人さんの熟練が必要です。(写真は青梅の藍染工房壺草苑さん)

藍染は生地を染め液に浸して色を染み込ませ、それを引き上げて空気に触れさせることできれいな藍色に発色するのが特徴です。

この写真は別の体験会で私が染めているところ。まだまだ緑でしょ。これが空気に触れると、きれいな青色に変わります。中央の少し青いところがあるのがわかりますか?生地を広げて青くなったら再び2回めを染めて繰り返します。次はもう少し濃い青色になって3回めを染めるともっと濃い青色になってと、染め重ねるごとにみなさんご存知の藍色になっていきます。染めて空気に触れてを何度も繰り返します。しかものんびりやってると染まり具合にムラが出るのでスピードも大事。

染め屋さんの現場は体育会系でテキパキ、体験でハンカチ染めてるのとは訳が違います。パラソラの日傘を1本作るのに1m、それもひとつづつデザインを変えて染めて、そのあと色落ちしなくなるまで水洗いして干してと、どれだけ手間をかけてもらっていることやら。

余談ですがインディゴ染めに比べて天然藍はほとんど色落ちしないんですよ。だからTシャツやブラウスも普通にお洗濯できます。「藍染って着てると青くなる」イメージがあったんですが「ジーンズ履いてると足が真っ青!」みたいなのはインディゴ染めだったからなんですね。

柄を作るのも一つづつの手仕事です。この写真は体験会で私がやっているところですが、1mの生地分を全部絞ってから染めるまで、根気のいるお仕事です。そう思って出来上がりの日傘を改めて見ると、手仕事の積み重ね。なんだか幸せな気持ちになってきて大切に使おうって自然と思いますよね。

今の時代、ムラなく均一に、早く効率よく、そして安くできるのが選ばれて行くのはごもっとも。それでもわずかなムラや揺らぎ、手作りの温もりみたいなものがわたしは好きなんです。

効率の良い日傘に比べたら、どうしても敷居が高くなってしまいますが、間違いなく出来上がった日傘は美しくて「気持ちがいいなぁ〜」と思ってもらえると思います。

植物染料だからどうしても使っているうちに色はあせてくると思います。見方を変えれば馴染むともいうのかな。育てて行く楽しさとか、染め直して長く使える満足感とか、「丁寧に暮らしてるな〜自分。」って思えることとか、どこで誰が作っているのかわかっているからこその長いお付き合い。そんな物語ごと受け入れてもらえたら嬉しいです。

パラソラの藍染の日傘

こんにちは。パラソラの日傘、オーダーメイドだけでなく毎年出来上がりの日傘も販売しています。そして今年は「藍染の日傘」を作ってみました。

自分でも楽しみながら染物をしていますが、日傘といえば藍染。藍染の日傘をぜひ皆さんにご紹介したい。そしてやっぱりそこはプロの職人さんにお願いしたい。ということでいつもお世話になっている染工房さんに染めていただきました。素敵でしょう〜。緑の中で撮影すると、藍の色がと〜ってもきれい。写真じゃお伝えしきれていないけど、日傘の内側に入るとなんともえない幸せな気持ちになります。

手前の日傘はパラソラからも車で約30分ぐらいのところにある青梅の壺草苑さん。時々染め体験でお邪魔するなど、お世話になっています。緊張感のある職人さんたちが染める工房からは、スタイリッシュで洗練された都会的なイメージのデザインが生まれます。私の考える藍染のイメージをすっかり変えてくれたカッコいい藍染です。

そして、お花の柄は琉球藍染工房さん。blogでも時々ご紹介していて、いつも可愛いなぁと思いながら作っていました。こちらもまた私のイメージを変えて、こんなに若々しいデザインができるんだと教えてくれました。伸びやかなデザインは琉球藍を使い、のどかな岩手の土地で染められています。若いご夫婦の手で染められる藍染はフレッシュで爽やかなお二人のイメージそのままです。

どちらの染物も個性的で同じ『藍染』でも染め方も染料も感性もこんなに違うものができるんですね。写真のデザイン以外にも染めてもらっているので是非ショップからもご覧いただけたらと思います。生地も何種類か種類を変えて染めてもらったので、バリエーション豊かに出来あがりました。モデルさんを頼めないので残念ながら大人体型の私がサイズサンプルしておりますが、いつか勇気を持って公園で若い人をスカウトしたいと思いますので今年は許してくださいませ。💦

今年は新代田のワサビ・エリシさんや、下井草の五峯さんへも藍染の日傘を少しお持ちしているので実物見てもらえたら幸いです。

 

 

芝桜の日傘

雨にも負けず、雪にも負けず、ダウンコートにも負けずに日傘作ってます。

先日の染め遊びを日傘に仕立てました。芝桜色〜。丘にピンクや白の芝桜が咲いているようじゃないですか?🌸🌸🌸勝手に命名します。😉芝桜の日傘。

アイデアを考えたり、翌日の段取りを考えたりしていると時々眠れなくなってしまうことがあるんですが、そんな朝まで全然眠れなかった昨年のGW、「もういっそのこと起きてしまえっ!」で、ガバッと起きあがったらひらめきました。✨「そうだ!芝桜見に行こう!」

まだ暗い休日の朝、ぐっすり眠っている夫を無理やり起こして秩父の羊山公園へ。毎年GWの頃になるとニュースでも放送されるので、シーズン中はとても混雑します。そんなシーズン真っ只中、混雑する前の静かな電車に乗って出かけました。一つ手前の駅から歩くことになってしまったんですが、里山の風景を楽しみながら歩けるとても良いコースでした。そしてついた先は、素晴らしい芝桜の丘。ここでみた芝桜の眩しかったこと。眠ってないのでなおさらしみます。澄んだ冷たい空気と一面ピンクの色鮮やかな光景が蘇ります。🌸🌸🌸

この日傘も写真で見ると普通の日傘なんですけど、実物見たら本当に綺麗なんですよ。冬の日差しにも鮮やかに華やかな色を放ちました。やっぱり日傘は外で見たとき綺麗じゃないとね。そして今回の素材はリネンです。手にしたらひんやり。リネンもいいですね。今まで綿ばかりで作っていたけど、素材も少しづつ増やしていこうと思います。

あんまり芝桜🌸芝桜🌸って言っていると芝桜🌸にしか見えなくなってくる〜。と思ってきませんか。ふふ、しめしめ。😚寒いし。春を思い出しながら一緒に暖かくなるのを待ちわびましょ〜。

9/22は赤レンガ倉庫

今日の日傘は私の大好きな板締めで染めました。やっとお披露目できました。
一枚づつたたんで染めるのでなかなか同じものは染められませんが、色に統一感があるのでバラバラの柄も安心して組み合わせできました。光を通すと本当に綺麗。こうして綺麗だなぁと眺めるために日傘を作っていると言っても過言でないぐらい好きな染物です。自分用にしたいところだけど、色が可愛らしすぎて、今の私には似合わないのでパラソラで販売します。ご興味ありましたらショップの方も覗いてみてくださいね。

そして、残りの生地を使ってお揃いでiPhoneケース、作ってみました。
こちらは2018.9.22(土)〜24(月祝)、横浜の赤レンガ倉庫で開催されるiPhoneケース展に出展しています。面白ケースから各メーカーさんのケースまで勢ぞろいのiPhoneケース展。トークショーなどもある楽しいイベントなので、横浜観光の際はぜひお立ち寄りください。

iPhoneケース展 http://iphone-caseten.com

22日の土曜日は14時頃から会場にいる予定です。日傘のオーダーのご相談などもありましたらこの機会に是非どうぞ。大勢の人が出入りするので生地のお預かりはできませんが、実際に会って聞いてみたいことなどありましたら、お声掛けくださいね。夏の展示会と違いリラックスしていると思いますので、こんなのできる?的なご相談もゆっくり承れると思います。広い会場をフラフラとしていると思いますので、ご来場の予定がありましたらお知らせいただければ、お待ちしています。

テレ朝動画「シノ×バニ」日傘

“舞台はとある広告エージェンシー。
ここで働くのは、オシャレでちょっと個性的な社員たち。”

こんなナレーションでスタートする、テレ朝動画「シノ×バニ」で、パラソラの日傘を紹介していただきました!

篠原ともえさんとバニラビーンズのお2人が発信するお洒落でポップなトレンド情報発信番組です。3人がとっても可愛らしくて、パラソラの日傘もつられて可愛さ倍増してると思いませんか?可愛く見えますよねっ。…と、自画自賛しながら配信見てました。(^.^)ホホ。
動画で見ると日傘の大きさがどんな感じかなのかを見てもらえるので、紹介してもらえて…もとい、広告エージェンシーの社員の皆さんでしたね、“プレゼンしてもらえて”とっても嬉しいです。ありがとうございます。

金曜日16時より、youtubeで配信が始まりました。どなたでもご覧いただけるそうなので是非アクセスしてみてくださいね。

#155 お出かけしたくなる「日傘」は、夏の女子のたしなみ?
https://www.youtube.com/watch?v=CftMBaxGXQI

パラソラ日傘展 ありがとうございました。


すっかり出遅れてしまいましたが、先週無事に日傘展が終了しました。皆さまありがとうございました。

今回はお店屋さんっぽく路面で、ショーウィンドゥの大きな空間で展示したいと思っていたので理想的な場所での日傘展が叶いました。お天気にも恵まれて日傘屋冥利に尽きる4日間。日傘作りやオーダーのご相談など日頃お目にかかれないお客様たちとの交流ができてとても楽しい4日間でした。遠方からもお越し頂いてびっくりするやら、嬉しいやら。こんな機会がまた次回もあるようにこれからも頑張らないとなぁと心しております。

先週は滞っていたお仕事を黙々と進め、やっと一段落。オーダーお待ちの皆様、先週1週間で大分進んでますのでね、もう少しお待ちくださいね。

今シーズンはスタートが早く、オーダーもいつもなら今頃からちらほらとご注文をいただく頃だと思うのですが、夏がずいぶん早くやって来たのでご注文も早めにスタートしたようです。なかなかお写真撮ることもできずに発送していたので更新ができませんが、また余裕ができたらご紹介していきたいと思います。今日の写真はギャラリーお向かいのビルで。展示会中、多くの人がここで撮影していたので、真似て撮って見ました。モデルは仕事の前に立ち寄ってくれた友人です。ずっとダンスやヨガをやっていたので立ち姿がとっても綺麗。同級生とは思えませんです。😍で、見とれてて日傘はすっかりモデルさんの綺麗さに負けました。(^^;;

今回の展示会、ふたを開けてみれば、設営もカメラマンも受付もモデルも多くの友人が適材適所で助けてくれて成り立ちました。お友達を紹介してくれて、SNSで発信してくれて、口コミしてくれて、可愛い日傘と言ってくれて、購入してくれて、そしてお友達に自慢までしてくれる。(笑)パラソラを身内のように思ってくれる沢山のお客様にも恵まれて、こんな幸せな仕事はないですね。また続き頑張ります!ありがとうございました。

パラソラ日傘展のお知らせ


2018年の展示会のDMが出来上がってきました。今年は3月から暑かったのですでに日傘シーズン真っ只中ですが、もうすこし先のGWが開けた頃、来月になりますがお知らせしておきますね。

写真の日傘は薄い二枚の布を二重に張って作りました。重なりがつくりだす陰は柔らかく、目からも涼しさを感じてもらえると思います。ひんやりとした触感の手元は桜の天然木。リゾートなど、リラックスした1日にぜひ差してもらえたらと思います。

ワサビ・エリシのパラソラ展

お写真撮らせてください!とお願いしたモデルさんたちは今日3階で着付け教室に参加中の先生と生徒さん。着付けが終わって日傘をご覧にいらしたところをお願いしました。

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いきなりカッコいいッ!パラソラオリジナルデザインのさや豆柄を颯爽とさしてくださいました。爽やかなお色合わせでとても華やかです。今日はお天気が不安定だったんですが、空も晴れ上がってきたような、あたりが一瞬で明るくなりました。私きっと街ですれ違っていたら振り返ってみてしまいます。こういう方を粋と表現するんでしょうね。素敵。✨

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続いては、お店で販売中の作家ものの手ぬぐいで作った日傘をさしていただきました。オレンジと水色が着物にも日傘にも使われていて、なおかつ補色関係にあるのでとても綺麗です。今日初めて着付けされたそうなんですが着こなされていて全然そんな風に思えませんよね。とても笑顔が素敵で可愛らしいお客様なので明るい色合いがよくお似合いです。このお写真を見て改めてお洒落な日傘選びではお顔映りのいいものを選んでいただくのも大事だなと思いました。

IMG_2499そして最後は日傘を傾げる姿がとても素敵なお客様。初めて着付けされたそうですよ。いやぁ日本人で良かった。着物は立ち居振る舞いを美しくしてくれますね〜。実にお美しいです。タイシルクで有名なジム・トンプソンのデッドストック、珍しいコットンから作った日傘です。こうしてみると和の場面にもとても似合いますね。

実際に使っていただくと日傘も息づいてくるようです。そして、みなさんこちらの日傘をお選びになったかというと、たくさん迷って、迷って迷って、また別なお似合いの日傘をお選びになりました。これから着物を着て日傘をさして、夏のお出かけが楽しくなりそうですね。お写真ご協力ありがとうございました。

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蛙張りの日傘

IMG_8545今年も蛙張りの日傘、作っています。こちらは麻と、サマーコットンの組み合わせ。この傘、どこかで見たことがあると思ったら、自分の日傘にそっくり。柄は全然違うんですが、この筆タッチ。ゆるい丸同様に、私の大好きモチーフでした。

今日から始まったパラソラ展、ワサビ・エリシさんのお店に並べてみると、今年の傾向はちょっと大人しめ。オレンジや黄色と言った原色少なめなので、全体感の華やかさには少々欠けますが、この写真のような大人っぽくて使いやすいものが多いのかな。とも思います。ビビビッと運命的に出会う元気な日傘も良いけれど、一本づつ見ているうちに好きになる日傘に出会えるかもということで、どうぞごゆっくり好きを見つけてくださいね。肌寒くどんよりとしたお天気でしたが初日にご来店いただいた皆さまありがとうございました。

そしてお客様とも少しお話ししましたが、今日みたいな日こそ紫外線対策大事なんです。どうぞお出かけの際はお気をつけくださいね。

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リバティープリントの小さな日傘

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今日の日傘は小さめ約40センチ。普段は47センチに張っているのでずいぶん小さい感じがします。木棒も渋めの茶色なので上品な仕上がりです。腕が上達するまではなかなか使えないとしまっておいた特注の骨もいよいよ出番が回って来ました。国産の骨は今日本で販売されている傘全体の1%にも満たないんだそうです。そんな中で頑張って作り続けてくれている大事な骨を、しかも特注で作ってもらいました。だからなかなか作れなかったんです。大事に1本。また1本。という具合。でも今年は大丈夫。やっと自信を持って作れるようになりました。

沢山売れるようになって、買いやすいお値段にしたいというのはもの作りをするもの同士、骨屋さんとも共通の思い。国内で大量生産するようなことにはもう戻らないでしょうから、難しいかなとも思いますが、一筋でも一通りの職人さんがいて、いいアイデアが浮かんだらきっと誰もが買えるいいもの、できてくると思います。

さて写真の日傘は少し生地が薄めなんですが、真夏でなければ十分日差しを避けて程よい陰を作ってくれます。今はまだ厚着の季節なので持つには見た目に軽すぎるけど、桜の手元をつけて春にはウキウキ差してもらえるんじゃないかしら。ショップに更新しました。

リバティープリントの小さな日傘

梅雨明けしましたね

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関東地方、今年はずいぶん遅い梅雨明けでしたね。もう夏休みですものね。梅雨明けしたもののまだお天気はカラッと晴れずにいますが、明日から暑くなるんでしょうかね。日傘やさんとしては、最近忘れていた日傘のことも思い出してもらえるといいんですが。

写真の日傘はアフリカンプリント。色が鮮やかで綺麗です。それでいて奇抜すぎない柄なので使い易いデザインじゃないかなと思います。この日傘、パラソラの定番の木棒と市販品でよく見かける金棒の2種類を作りました。

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大きさの違いみてくださいね。大きいほうが木棒です。でも傘自体の大きさは同じで47センチ。重さは20グラムの違いです。ところが不思議なことに、小さい日傘を持った後に大きな日傘を持つとみなさん一様に「軽い!」とびっくりします。私もお客様の反応を見てそんなに感じ方が違うのかということを知りました。大きいから重そうに見えるのかもしれませんね。約300グラムです。風に煽られたり長い間胸の高さで持ち続ける日傘は安定感も結構大事。グリップがしっかりしていると手首がとても楽になります。

こちらの日傘はネットショップで販売中です。

いちりんさんの可愛いコーディネート

パラソラではオーダーメードの他に、手作りの日傘も販売しています。
今日はそんなパラソラの日傘が登場している素敵なサイトをご紹介。

Processed with MOLDIV

Processed with MOLDIV

リサイクル着物・普段着物のオンラインショップ『いちりん』さんです。可愛いですね〜。トップページの写真の一枚に登場しています。ピンクのお着物のコーディネートがとっても素敵。モデルさんの表情も艶っぽくて涼しげな着物姿って良いなぁと思いますね。そしてパラソラのあの浴衣の傘までもが、こんなに素敵に撮影していただけて。こういう明るい色使い大好きです。作ってる時には全然気がつかない魅力を、使う人によってこんなに引き出してもらえるんですね。おしゃれってすごい!

さてさてご紹介が遅れてしまったのですが、いちりんさんのblogによりますと7/8、9は今夏最後のアトリエオープンの日だそうです。関西方面にお住いの方ぜひ素敵なお着物選んでいただいてはどうでしょうか。先日のNHKのオイコノミヤで又吉くんが言ってましたけど、東京ドーム一杯に並べられた洋服の中から好きなものだけを集めてくれて並べてくれてるのがセレクトショップのイメージ。好みの似てる人のお店に行けばどれも好みのものばかりが揃うと。きっとこの写真が素敵と思った方には好みのものばかり揃っているのじゃないでしょうか。ぜひ、サイトの方もご覧くださいね。

因みに写真の日傘は浴衣から作っています。もう一本分生地があるので、オーダーの仕立てが終わったら仕上げてショップに並べようと思います。お楽しみに。

いちりん
http://www.1rin.info/

コツコツ日傘作り

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展示会が無事終了して、日常が戻ってきました。ご来場くださったみなさまありがとうございました。新聞を見て遠くからお越しいただいたり、ギャラリーのポスターを見てお立ち寄りいただくなど、大勢のお客様にお会いできてとても楽しい1週間でした。入り口を入っての第一声、「可愛い〜ぃ」の声はとっても励みにまりました。

写真の日傘、ビニール傘の骨に白い生地を張ってペイントして展示していました。木陰や紫陽花、気持ち良い空間を想像してもらえたらと思っての作品です。と、同時に使い捨ての生活を立ち止まって見直したいと思う気持ちで作っています。なのであえてビニール傘の骨で作って話のきっかけになればと思っていたインスタレーションです。

でも使い捨てに対しては誰もがきっとそう思ってるし、問題提起は良いけれど解決策として自分にはどんなことができるのかなと思いますよね。そんなことを考えていた展示会終了後、モヤっとした中で聞こえてきたのが『アップサイクル』。リサイクルではなくて、ものの価値を高めて再利用するという考え方です。この言葉を聞いて、言いたかったのは、そういうことなんだと思いました。

オーダーメイドを受ける仕事をするのは眠っている着物や生地を新たなカタチに変えて活かしたいという思いから。アップサイクルです。好きな生地で作れるのは自分で選んだものなら大切に使いますよね。そして大切ならまた次に作り直すこともできてアップサイクルしてもらえる。インスタレーションで展示したペイントの傘も使い捨てられるものにあえて手を掛けて、その仕組みを人の手で塗り替えていきたいという思いから。取り組みは身の回りの傘に限られて小さなことだけど、広がればもっと暮らしがよくなるかもしれないし、それが生活をデザインしていくことに繋がるのかなと思います。小さなアップサイクル、他にも探すとあるかもしれませんね。

さてさて先週からお待たせしているオーダーを今一生懸命作っているところです。だいたい予定通り仕上がっていますので、まだお手元に届かないみなさま、もう少しお待ちくださいね。ここへきて急に暑くなってきたので、早くお届けしないとと頑張ってます。展示していた傘も使える日傘仕様に作り直して順番にお届けしています。

 

 

着物から日傘

今日は作品展に向けて日傘を発送します。やっとこの日が来たというホッとした気持ちとドキドキと。日傘を送り出すと今までしまってあった棚もがら〜んとなりました。

今日の日傘は着物から。日傘展にはオーダーではこんな感じで作れますよ。と参考にしてもらいたいものも多くお持ちしますので、これからオーダーしてみたい。と思われる方もぜひご覧くださいね。ご質問などもどうぞお気軽にお声掛け下さい。

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こちらはデッドストックの反物やゆかたを解いたものを集めて張りました。少しづつ残っている生地もこんな風に組み合わせても可愛いですね。水玉や格子柄は遠目で見ると柄ではなくて色で見えるので、こうして大きな柄を入れるとアクセントになります。反対に派手かなと思うほど細かい柄ばかりでいろいろ集めても案外うまくまとまるものです。

今回は今までより会場が広いので、少しづついろいろ持って行きます。今まで作ったサンプル品や、もうこれは作らないだろうなと思うものまで、ぜひご覧いただきお声を聞かせてもらえたらと思います。もちろん販売もしてます。
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個性的な日傘3点。

展示会に持っていく準備中の日傘をご紹介。

触り心地さらりと。光を通すととっても綺麗なビタミンカラーの元気な日傘。

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こちらは派手過ぎず、地味過ぎず。持つ方の個性でどんな風に使ってもらえるか、洋服にも着物にも。若い方にもご年配の方にも。

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もっともっと個性的な日傘をお探しならこちら。工業的なS字フックみたいにもニョロくんにも見えてきます。

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木曜日から浦和 楽風で展示販売します。入場無料ですのでどうぞお立ち寄りください。
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浴衣から日傘

浴衣から作った日傘は触り心地がさらりとしていて、使い心地が気持ちいいものです。見た目も涼しげですよね。そんな今日の日傘は折りたたみ仕上げです。石突きと手元は桜の天然木を使った大人の女性におすすめのシンプルな日傘です。

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浴衣から日傘をと思って新しい反物も探してはみるのですが、最近は豪華で華やかなデザインも多く、色もカラフルになっていますよね。日傘のような脇役には控えめでシンプルなものをと思ってしまうので、どうも昔のデザインに惹かれてしまいます。そこで、デッドストックの浴衣に注目しているのですが、デッドストックの反物には色ヤケや小さな点のような跡があるのが難点です。でもそれ以上に素敵な柄が多いのが特徴です。手書きのゆらぎのようなラインや色使いに優しさを感じるので好きなんです。いいですよね。このデザインも反物で見ると煉瓦のような柄ですが新品の出来立てビルのレンガと言うよりは、ひなびた古い建物のレンガの風合いです。八角形の日傘のカタチになると、放射状の柄が思いがけず遠目でも目立つ個性的な仕上がりになりました。6/23からの日傘展に持っていきますので気になる方はぜひ手に取ってご覧くださいね。

2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910

わさびの日傘


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夏みたいな暑さが続いていたと思ったら、もう一年も折り返し地点が見えています。夏休みが半分かと思っているとあっという間に一年が過ぎてしまいますね。ご好評いただいているワサビエリシさんでの日傘展も折り返し地点。今月23日までです。

今年は日傘の出番が随分早いようで、街でも日傘を差している方を沢山見かけます。お店の日傘もだいぶ減ってしまったので、昨日少し追加してきました。写真のわさびの日傘も実物ご覧いただけますのでぜひ日曜日の散歩にお立ち寄りくださいね。

この日傘、実はワサビエリシさんのお名前をヒントにワサビ作ろう!と思ってデザインしたものなんです。調べてみるとまぁるい葉っぱと、先のもう少し尖った形もあるようです。ゴツゴツしたいわゆるワサビのデザインも面白いかなといくつか考えて、最終的に残ったのがまぁるい葉っぱのデザインです。日傘になると緑の中に溶け込んでまるで木陰を持って歩いているような日傘になりました。

パラソラの日傘は芯棒に木棒を使っています。鉄の日傘に慣れているお客様から「あら?軽いのね!」と言っていただくことが多いのは、持ち手もしっかりした大きさがあるためだと思います。お仕事ではコンパクトな晴雨兼用傘を、休日には体に優しい傘をと使い分けていただくのもいいかもしれません。実物を手にとっていただける機会ですのでぜひお試しくださいね。実際に外でもさしていただけます。

2016.4.27(水)〜5.23(月)
パラソラ初夏の日傘展
針仕事の専門店 ワサビ・エリシ
11:00〜17:00(木・金13:00〜19:00)
火曜定休(祝日は営業)
世田谷区羽根木1-21-27 亀甲新ろ59
03-6379-2590

ワサビエリシさんで日傘展

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ワサビエリシさんでのパラソラ初夏の日傘展が始まりました。
日傘展とは言っても、日傘日傘日傘という感じではなくて、ゆったりとした店内にはトルコの雑貨や、針仕事の作品がいろいろと置いてあります。そんな中でも今月は特に日傘が沢山ありますよという感じです。
キリムを使ったクッションや、北海道のエゾ鹿のバッグ、オヤのアクセサリーに、トルコのお母さんたちが一つ一つ縁飾りを装飾したスカーフなどなど。

実は私はあまり買い物が好きじゃなくて、何でも作りたいって思ってしまって買えない人なんですが、前回の日傘展の時にワサビエリシさんで見つけた、傘の刺繍されたバッグを買ったんです。
いつもなら、当然、私も作ろうって思いながらそのままになってしまうのだけど、そのバッグを持ってみると、行くところ行くところで、日傘屋さんにぴったりねとみんなに言われて、なんだか楽しい気分。もう半分商売道具と言ってもいいぐらい日傘の季節には持ち歩いています。自分で作れる時間も限られてるし、欲張らないで、作りたいものを作ってくれてる人を探せばいいんだと気づきました。余った時間で私は傘を作ればいいですね。誰かのために。

いつも同じ場所、同じお店をぐるぐる回るだけだと最近欲しい物なんて何にもないなんて、そんな気分になりがちなのだけど、たまにはギャラリーめぐりなんかもしてみると発見がありますよ。

昨日も、お店の中で何度も視界に入ってきて、そこにあることはわかっていたはずのバッグが、猫の話からそうそうこのバッグの柄がね、なんてお話が出てよく見ると猫柄だということがわかったり。もうそうなると猫にしか見えないのになんで今まで猫に見えなかったのかが不思議なくらい。

自分のモノを見る目もそんな風に偏ってくるものなのかもしれません。物語があるモノに出会ったり、いつも買わないような服を着てみて新しい刺激に出会うことって、日常を楽しく過ごすコツなんじゃないかと思います。

ということで、そんな日傘だらけじゃない日傘展が始まりました。因みに、写真のレースの蛙張りは今回のイチオシです。
桜の手元と水色のレースがすごく綺麗な日傘に仕上がりました。先日紹介したレースの日傘の色違いで、クリを広くしてバランスも変えました。定番にしたいところですが、傘用のミシンがひめいをあげていたのでこれは最初で最後。と一応日傘の宣伝もしとかないとね。ちょっとお高いのは桜の手元を使っているから。ひんやり触り心地最高です。
すぐにはなくならないと思うので、ぜひ見てもらえたらと思います。

井の頭線、下北沢からも歩ける距離です。どうぞお散歩がてらお立ち寄りください。

2016.4.27(水)〜5.23(月)
パラソラ初夏の日傘展
針仕事の専門店 ワサビ・エリシ
11:00〜17:00(木・金13:00〜19:00)
火曜定休(祝日は営業)
世田谷区羽根木1-21-27 亀甲新ろ59
03-6379-2590

いい日傘

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“いい日傘” 作ってみました。孔雀が羽を広げたような華やかさです。さらりとした手触りはひんやり、細身の日傘に出来上がりました。

さて、何をもって “いい日傘” と言っているかというと、“いい骨” を使っているので、“いい日傘” と言っているワケなんです。決して高級ブランド品という意味ではありません。実はつたない手仕事で扱うにはもったいない材料を前に、いつになったら使えるのやらとしまっておいたものです。生地も骨も。昨年思い切って1本作ってみたんですが、ひっそりワサビエリシさんのお店に置いてもらったところ、なーんにも言わなくてもわかる方には解るんですね。「いいモノ使ってるわ」ととても喜んでいただけたとか。

傘を開くときに押すハジキと言われるところ、線ハジキになっています。クラッシックな感じがしますよね。小さな部品もひとつひとつが職人さんの手作りで、何人もの人の手を渡って出来上がってきています。そんな骨に何を張って仕上げるかがパラソラの仕事。生地も迷うんです。藍染など張りたいんですがいい物同士合わせるとお値段もいいものになってしまうので、なかなか思いきれません。いい物欲しいなぁと思ってる方、どうぞご意見お聞かせくださいね。こちらの日傘は来週からのワサビエリシさんへ持って行きます。

 

2016.4.27(水)〜5.23(月)
パラソラ初夏の日傘展
針仕事の専門店 ワサビ・エリシ
11:00〜17:00(木・金13:00〜19:00)
火曜定休(祝日は営業)
世田谷区羽根木1-21-27 亀甲新ろ59
03-6379-2590