浴衣から日傘

浴衣から作った日傘は触り心地がさらりとしていて、使い心地が気持ちいいものです。見た目も涼しげですよね。そんな今日の日傘は折りたたみ仕上げです。石突きと手元は桜の天然木を使った大人の女性におすすめのシンプルな日傘です。

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浴衣から日傘をと思って新しい反物も探してはみるのですが、最近は豪華で華やかなデザインも多く、色もカラフルになっていますよね。日傘のような脇役には控えめでシンプルなものをと思ってしまうので、どうも昔のデザインに惹かれてしまいます。そこで、デッドストックの浴衣に注目しているのですが、デッドストックの反物には色ヤケや小さな点のような跡があるのが難点です。でもそれ以上に素敵な柄が多いのが特徴です。手書きのゆらぎのようなラインや色使いに優しさを感じるので好きなんです。いいですよね。このデザインも反物で見ると煉瓦のような柄ですが新品の出来立てビルのレンガと言うよりは、ひなびた古い建物のレンガの風合いです。八角形の日傘のカタチになると、放射状の柄が思いがけず遠目でも目立つ個性的な仕上がりになりました。6/23からの日傘展に持っていきますので気になる方はぜひ手に取ってご覧くださいね。

2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910