今日ご紹介の日傘はインドネシアのバティックから。いつもとちょっと雰囲気が違うのは折りたたみの日傘だからです。頭の部分が石突きになっていてサイズもほんの少しだけ長日傘より大きめです。
この日傘、私物なんですが普段使いには長い日傘が差し易いので、あまり出番がないんですが、夕方までのお出かけにはやっぱり折りたたみも便利です。三連休最終日の昨日は江戸東京博物館から浅草までぶらぶらと散歩に出かけて来ました。
柄物なので私にしては派手かなぁと思っていましたが、客観的にこうして見ると思ったほど派手には見えないものですね。バティックは「ろうけつ染めの布」のことを言うそうですが、この染め方も裏まで色が染まっているので日傘にしても綺麗です。差していても柄に程よい抜け感があるので木漏れ日のように涼しく感じられて気持ちがいいんですよ。バティックは日本でもジャワ更紗という名で昔から使われていたらしくて、博物館にも可愛らしい更紗のタバコ入れが展示されていました。江戸の人たちも好んで使っていたんですね。