まぁるく張った日傘のご紹介

前回の蝶々に続いて今回も蝶々の可愛らしい日傘のご紹介です。
そして今回はちょっと冒険して “丸張り” に挑戦してみました。

スカーフをそのまま張るように柄を生かして張る張り方です。職人の父はこの張り方を中々教えてくれなくて結局自分で完成させました。どう言うわけか、子である私にも技術教えないんです。頑固なのか意地悪なのか。で、喧嘩になるので一緒に仕事はしません。キッパリ(笑)ただ、教えてもらえないと問題解決力は身につきますけどね。

お預かりしている生地で起きる色々な問題を解決するには沢山の引き出しはあった方がいいので、傘作りを始めた頃はわざと失敗しそうな生地を選んで張ることを繰り返していたぐらいです。おかげさまで最近はちゃんと張れるようになってしまったので、久しぶりに初心に戻って頭を使うお仕事となりました。

「ところで一体どこが難しいの?」とお思いでしょ。“丸張り” は普通に張るとこうなります。

わかります?このフレアー。オーダーメイドではもう少し経験積まないと難しそうですが、色々試してちょっとコツがわかってきました。張れるようになったら出来上がり可愛いですものね〜。放射状に伸びるデザインは “丸張り” ならではです。

さて、話変わって、GW、ガラスの仮面が読みたいとかカプセルホテルに泊まってみたいと言っていましたが、結局どちらも叶わず、日帰りちょい旅と、実家の片付けや雑用に明け暮れていました。悲しいかな介護世代、心配ごとは尽きないけれど、元気なうちに一緒にいられる大事な時間と割り切って家族サービスに勤しんでおりました。GW明けの先週は全然お疲れモードが抜けなくて、今週は先週分挽回したいと思います!

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写真は秩父羊山公園の芝桜とご近所のお稲荷さん、そして二葉苑さんでの板締め体験。

2019年5月13日