日傘選びやお手入れ」カテゴリーアーカイブ

解けにくいタッセル付け

今年は梅雨が長いですね。雨傘の売り上げが例年の2倍だそうですよ。
おかげさまで日傘屋はのんびり過ごしております。

さて今日はメンテナンス情報です。
パラソラではほとんどの日傘にボンボンかタッセルをおつけしていますが、使っているうちにゆるんでしまうようなんです。結び方が少し変わっているので、お客様も緩みを直せずにお直しやメンテナンスでお預かりするとずるずる。

そこで簡単な動画作ってみました。是非参考にタッセルキリリと締め直してくださいね。

音付きなので、お仕事中の方はボリューム下げてご覧ください。

日傘と虫除けスプレー

今日は夏本番になる前に、日傘と虫除けスプレーの関係のお話しをしたいと思います。前にも少しお話ししましたが、私お人形好きでもあるんですがそこから聞こえてきたのが「虫除けスプレーでお人形が溶けるぞ!」って。キャー怖い〜。💦

溶けると言ってもドロドロ溶けてなくなるわけではないんですが、加水分解のような状態、プラスチックがくもったりベタベタしてくることありませんか?そんな感じです。ベタベタザラザラ。原因は虫よけスプレーに含まれるディートという成分が、プラスチックを薄く溶かす効果があるそうなんです。成分見ると確かに含まれています。

それを聞いて真っ先に心配になったのが日傘の手元。その状態あり得ますよね。日傘をさして虫除けかけて。私にはどちらも夏のお墓参りの必需品。

パラソラの手元は天然木ばかりでサンプルが雨傘しかなかったんですが、写真のようなこういった手元、日傘でもプラスチックは同じように劣化します。空気に漂っていても影響するそうですから家族やお友達が隣でシュッとやってもアウトです。

他にも日焼け止めクリームを塗った手で触るのもダメと聞いています。原因詳細は調べきれておりませんが💦これからの季節に、情報だけは共有しておきたいと思いますので、どうぞご注意くださいね。

パラソラ的日傘の選び方

こんにちは。今日もいいお天気ですね。

昨日の続き、お客様からいただいた質問にお応えしていきたいと思います。
「熱中症対策でお医者様から日傘を差すように言われたのですが、ネットで日傘を検索すると情報がたくさんあり過ぎて何を買っていいのかわからなくなってしまいました。みなさんどんな基準で選んでいるんでしょうか。」

サイトを検索すると色々書いてあるので迷いますよね。

例えば、
紫外線対策にはUVカット生地を。色は白より黒を。
暑さ対策なら黒より白を! あら逆になった。
外が白で中が黒なら最高! ん〜、なるほどそう言うことになりますね。

でもそんな日傘探すのた〜いへん。
このページにたどり着いた方なら、この辺のことはワタシよりもきっと詳しいはずなので、パラソラからは違った視点からご紹介してみようと思います。

まず、選ぶ基準は皆さんそれぞれで良いと思います。紫外線が気になる人、持ち歩くのがおっくうなひと、お洒落で人と違ったものを持ちたい人。一目惚れで選ぶのももちろんアリです。

紫外線に関しては、専門家ではないのでどこまでカットできるのか、科学的に根拠があるのかないのか、正直わかりませんが、言えることは反射光に関しては日傘では避けられません。もし紫外線を徹底的に排除したければ外に出ない。そして曇りの日も日傘をちゃんと使うこと。気象庁のホームページでも日焼け止めや長袖を着用してガードすることを推奨しています。

なので、日傘は補助的に使ってもらって、涼を感じてもらえるといいかなと思っています。因みに紫外線は目からも入るのでサングラスが効果的だそうですよ。

では具体的に、どんな日傘がお勧めかと言うと、
ワタシなら軽くて見た目にも涼しい日傘を選びます。触り心地がさらりとして、夏服とコーデしやすいもの。紫外線を重視しすぎて日傘だけ冬みたいになるのはいただけない。暑さ対策を第一に、日陰を持ち歩くつもりで選びます。

だから重いものもNG。暑い日に重い日傘きついですよね。考えただけでも手が汗ばんで来ちゃいます。反対に軽くても華奢で風で飛ばされそうな日傘や、細過ぎるハンドルも選びません。手首の負担が全然違うんです。風に煽られたことある方なら想像つきますよね。ギュッと握れるの大事です。

沢山日傘を作っていて、「自分でも差したいな」と思うのは決まって触り心地のいい素材。同じ素材でもぼってり重いものとさらりと涼しい触り心地で随分違うんですよ。暑い日には糊のパリッと効いた浴衣や洗いたてのアロハシャツ、気持ちいいですよね。風がすぅっと通り抜ける素材が好きです。涼しい日傘は自然と出番も増えてきます。

通勤に使われる場合はまた基準が違いますよね。コンパクトで軽いもの、晴雨兼用もいいかもしれません。TPOに合わせて何本かあると便利だと思います。

また熱中症対策には男性にもお勧めです。外回り、少なくなっているかもしれませんが一度日傘を使うと涼しさにきっとびっくりします。折りたたみをカバンに入れておくと重宝します。

「究極の1本を見つけたい!」「日傘選びに失敗したくない!」って思うあまり慎重になってしまうのかもしれませんが、日傘は消耗品、ファッションと一緒です。どんなに素敵でも日焼けもするしUV加工も落ちてきます。お店屋さんはいいものお勧めする時セールストークで言いますけどね。「一生ものですよ。」って。😚確かに何十年も同じ日傘を使ってますけど、それにはお手入れのしやすさも大事です。

ぜひ参考に素敵な日傘を見つけてくださいね。

今日の日傘は外側は白ベース、内側はブルーベースの薄い生地を2枚張っていて柄が透けて重層的に見えるようにデザインしました。外が白で中が黒い傘も、この張り方で時々作っています。

それではまた!

オーダー品は贅沢品⁉︎

ふと思ったんですが、『オーダーの日傘はまだまだ贅沢品』と思われているかもしれませんが、良く考えてみると『使い捨ての日傘の方がずっと贅沢』じゃありません?一度使っただけで、もう使わないなんて、それこそ贅沢品。

ちょうど今お片付け世代(実家の片付けとか)なので日々「なんでこんなものを取ってあるんだ」とか、「使ってないし使わないな」というものに直面し続けていると、

「この中に本当に好きなものはどれだけあるんだろう」と考えずにはいられません。

本当に気に入っているモノを使っていたら気持ちがいいし、おまけに毎日がハッピーなのに。「ぴったりサイズ」や「焼きたて」といった小さな幸せに出会うには間に合わせはよくないですよね。私もよくあります。「寒いから」で買ったカーディガンが何年も引き出しに眠っていたり。傘もそんな風に選ばれがちだけど、「好き」で選んだら毎日がきっと違ってきますよね。

その点パラソラのお客様には暮らし上手を実現している人が多いかもしれません。なにせオーダーするのは買う前に生地を送らなくてはいけなくて少し敷居が高いですし、出来上がりまで時間もかかる。でも『好き』は確実に手に入ります。そんな楽しみ方ができるって暮らし上手な人に違いないですよ。(*´-`) と、自分も一緒になったような気になっていい気持ちで仕事しております。