月別アーカイブ: 2020年4月

世界に1本だけの日傘

「きゃぁ可愛い〜」と、嬉しいメールをいただきました。

染物教室で、先生が皆さんに私のことを『日傘屋さん』と紹介してくださるので、お教室の生徒さんからも注文を頂くことが増えました。お教室では応用クラスになると色もデザインも自由になるので、お花柄や動物柄、幾何学柄と染め上がりは人それぞれ、個性豊かに出来上がります。今日ご紹介の日傘もご自分で染めた1本。

染物というと伝統的で高級で、“特別な日の着物” のイメージがあるかもしれませんが、今の暮らしに溶け込む軽やかなデザインも“染める”で楽しめるんですね。伝統的な千鳥が現代風にデザインされたような白い鳥。平面に描いた鳥たちが立体に立ち上がって、空を飛んでいるようで物語が生まれてきそうです。

外出がままならない日々の中で出来上がりをとても楽しみにしてくださっていました。そして冒頭のメールにつながります。私まで一緒に嬉しくなりました。日傘を作る仕事をしていてよかったなと、「よし、もう一踏ん張り頑張るか!」って気合も入ります。

素敵な日傘でお出かけできる日が待ち遠しいですね。窮屈な日が続いていますが、生活の中に小さな喜びを見つけて気分を上げて行けると良いですね!

ではまた✨

 

2020年4月15日

バービー コレクション

こんにちは。やる気が出ないので、予定通り今日もお休みしてます。

さて今日はもう一つの趣味。お人形。昔の着せ替え人形が大好きなんですが、こんなコレクター本があることご存知ですか?これは70年代のバービー を中心に紹介されている本、ミニスカートが流行した頃のバービー です。その下に積んである本も色々、ヴィンテージと呼ばれる50年代のバービーや日本ではリカちゃんの少し前の時代に流行っていたタミーちゃんなど人形ごとに色々あります。

中には人形の発売年やファッションに付けられた名前などが載っていて、読み応えたっぷり。自分の持っている洋服を調べたり、次はこれを探そうなんて考えながら見ていると時間を経つのも忘れてしまいます。この本を読んでいるからどんどんハマっていくとも言えるんですけど。

バービーは西洋人の顔をしているから外国のお人形と思われるかもしれませんが、日本で作られていたんですよ。だから洋服も縫製がとても綺麗。小さいのにしっかりしています。今の着せ替え人形ではありえないほど凝っています。中でも日本だけで発売されていたバービーや洋服は特に人気で高値で取引されているんです。

そしてこれは子供の頃に持っていたドレス。こういうのは買い戻してしまうんですよね、この生地、見ているだけでもうっとりします。ツイストバービー が一斉を風靡して、TVコマーシャルでも毎日のように流れていました。古いお人形を持っていくと割引き価格で新しいバービー を購入できるという企画があって、私も小さいお人形を持っておもちゃ屋さんに買いに行ったのを覚えています。

このドレスの思い出は、当時団地がまだ新しくてハイカラだった時代で、団地に住んでいた友達と私の人形のドレスと取り替えっこをしたんです。ピカピカのドレスがとても素敵で嬉しかったんですがそのあと、こっぴどく怒られたという記憶が…💦交換したドレスがつり合っていなかったらしくて。😅今思えば大人もそれはショックよね、奮発して買ってあげたのに。って。

そんなバービー コレクション、20年ぐらい集めていましたが今は少しづつ手放しています。コレクションって『30代ぐらいから集め始めて、50代を過ぎたら次のコレクターに引き継ぐ』と言う話を聞いて、それはいいなと思ったんです。昭和の人形に今の若い人がなびくかどうかは分からないけど、独り占めじゃなくて次の人にも楽しんでもらいたいなと思ってます。まだまだ全部は無理だけど少しづつ持ち物見直しています。

話し始めたら趣味の話はキリがないので、今日はこの辺で。また機会があったらご紹介させてくださいね。

ではまた✨

2020年4月1日