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双子ちゃんの日傘?

真夏なのに暑さはどこへやら、関東でも半袖では寒いぐらいのお天気になりましたね。いつまでこの大雨が続くんでしょう。わかっている災害は先回りして回避できるはず。みなさん油断せずに気をつけていきましょう。

さて夏真っ盛りの時期にご注文いただきました。ちょっと珍しいオーダーです。というのは、お客様からのご依頼が急に増え始めて「製作が間に合わない!」あわあわあわ💦というような状況の時に届いた明るい色のプリント生地。「可愛い!」元気出ますよね。「さぁもうひと仕事頑張ろう!」なんて力をもらってオーダーのお仕事をコツコツ続けていると、再び届きました。摩訶不思議なオレンジの見覚えのあるプリント。「え?デジャブ?」2、3日前に開封したはず。忙しくて夢と現実がわけわからなくなっちゃってる私?

慌てて届いた生地とオーダー表を出してきて冷静にみたらちょっと違う生地。😆

「わぁ珍しい。双子ちゃんだ。」かぁわいい〜💕まるでパンダの赤ちゃんでも育てているかのような準備中の記録です。

そういえば数年前にもありました。白いパラソルを続けてご注文いただいたんですよね。あの時も珍しくて、よく覚えているのだけど、あのあと一度も「白い日傘で」というご注文はないので、あのときだけ。偶然ってあるんですね。私ひとり双子ちゃんを喜んで作り始めました。

そして二卵性双生児の双子ちゃん日傘ができました。可愛い💕似てるけど少し印象が違いますよね。そしてそして、この後も運命の出会いはまだ続いていたんです。

なんと、blogに更新しようと思っていたその日、またまた届いた見覚えのある生地。「うわぁ」と再びの驚き。なんと三つ子ちゃんだったんです!😆すごい偶然。しかも似てるけどちょっと違う、お選びの手元が違います。柄の大きさも違うかな。しかもですね、みなさんお住まいの地域が全然違って出会うのが難しい三角形に広がる地域からパラソラへ。なーんということでしょう。パラソラはパワースポットかも。

みなさんこのblogを読んでびっくりしてるかもですね。もしかしてこの現実を知らない方が良かったかしら?知らないところに姉妹がいたなんて。でも私、1人黙っているなんていられません。ニマニマしながらすごーく楽しいお仕立て時間だったんですもの。想像が膨らむ膨らむ。😊なにせパラソラで一年間に作っている本数なんてほんの少し、そこでの三つ子ちゃんは確率すごく低いです。不思議なご縁はあるものですね。

とはいえそれぞれが特別なお誂えの1本です。元気をもらえる素敵な日傘、お客様からは「張り方が今まで使っていた日傘とは全然違いました!」と嬉しいご報告もいただいて、使うのを楽しみにしていただいているようです。晴れの日が待ち遠しくなりますね。

会津もめんの日傘

そろそろ夏休み始まりましたか?こんにちは、夏はいつも何曜日だかわからなくなるパラソラです。7月お預かり分はお盆前にお届けを目標に作っていましたが、やっと目処が立ってあともう少しというところでワクチン接種2回目。どうか2回目も大きな副作用ありませんように。

さて今日ご紹介するのはとっても素敵な反物からです。お届けすると「シンプルな柄ですが、本当に素敵な日傘に変身しており、感激しました。」と素敵なメッセージをいただきました。ありがとうございます。私もうれしい。ほんと素敵な日傘だなぁって、惚れ惚れしながら作っていました。

カサっとした触り心地が暑い夏にとても気持ちがいいんです。色もとっても素敵。

反物はお祖父様とお叔母さまが住んでいらした会津若松にある山田木綿織元さんの『会津もめん』だそうです。

日傘って一年中ずっと使うものではないでしょ。だから好きにプラスして懐かしい思い出や家族に想いを寄せる物語が込められてるって素敵ですよね。初夏になったら、夏物を出してきて、日傘を手にする時にご家族や従兄弟たちとの夏休みの思い出がふわっと浮かんでくるんじゃないかなぁなんて想像しています。

出来上がりの日傘は少し可愛らしく丸みを帯びています。これは生地がしっかり織られていて伸びが少ないためです。張る塩梅が難しい生地です。今回も少しきつめですが、使っているうちにもう少し緩んで柔らかくなってくる思いますので、上手に育ててもらえたらと思います。

そして『山田木綿織元』さん調べてみましたよ。リンク先は観光ナビですが、お写真なども載っています。織物工場好きとしては興味津々。見学もできるんですって。友達が郡山にいるので今度遊びに行ったら連れて行ってもらおう。いつも行きたいとこある?って聞いてくれるのに温泉と「リカちゃんキャッスル」(これも工場ね)ぐらいしか思いつかなくて(^^;;

それにしてもまずは今の状況が落ち着かないとですね。いつもひとりで黙々と仕事をしているので、お客様が送ってくださる小さな情報が今回のように旅気分に浸れたり楽しい気分に誘ってくれるんですよね。ありがとうございます。

少し多めに生地をお送りいただいて袋も作りました。

傘袋、先を少し細めに作ります。たったこれだけで収まり良く持ちやすくなるんですよ。日傘を倒して折り目が汚れてしまった経験ありませんか?袋に入れて立てかけておけばそうしたうっかり汚れから守ることができます。シーズンオフにしまっておく時にもいいですよね。お預かりした生地は全てお返ししているので、着物の襟の部分や三角に残った生地でも作れますのでぜひ自作してみてくださいね。「お裁縫苦手だわ」って方は有料ですがお気軽にお問い合わせください。

モネちゃんの傘

昨日、インスタグラムに羊好きの友達から「モネちゃんの傘とお揃い」って記事が流れてきました。そうそう、昨日のモネちゃん、ちょっと先生といい雰囲気で折りたたみの傘が素敵な役割果たしていましたよね。

水色の可愛い傘で相合い傘。こんなちょっことしたシーンで羊を見つけるなんて、流石コレクター、羊見つけるの上手だなぁと微笑ましく見ながらスクロールしていたら、今度はお知り合いの傘屋さんからもモネちゃんの傘。

https://www.instagram.com/p/CSVQmf9B-6Z/?utm_medium=copy_link

あら!もしかして、こちらニフティーカラーズさんの傘でしたか!✨なんだからうれしい😆

というのも実はちょっとだけお仕事お手伝いしたことがありまして、好意にしている傘メーカーさんのひとつなんです。パラソラをはじめたばかりの頃、丁度ニフティーさんも会社立ち上げの頃で、展示会のお手伝いをさせてもらったり、デザイン部でも少し勉強させてもらっていたので、モネちゃんの傘、注目浴びて思わず「ヤッタネ!」って皆さんの喜ぶ顔が目に浮かびました。今頃お問い合わせで大忙しかな。

前回に引き続き他店さんの傘のことばかりupしているパラソラですが、今日は嬉しかったのでちょっとだけ宣伝させてもらいました。パラソラとは違った雨傘、『雨でも晴れでもポケットに忍ばせておきたい携帯用の晴雨兼用傘など』も扱っていらっしゃるので、用途によって使い分けてもらえたらと思います。

藍染の日傘を張り替え

こんにちは。毎日暑いですね。

今年はblogの更新が少なめで、もしも楽しみにされてる方がいらしたらごめんなさい。息止めて一生懸命作ってますのでね(大袈裟)、締め切り厳守でお届け第一で優先させてもらってます。

さて今日も前回に引き続きジャパンブルーの日傘をご紹介。

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染め替えたわけじゃありません、同じ生地です。張り替えました。色調整がヘタで💦
8本骨の折りたたみ傘からの張り替えのご依頼です。この場合パラソラでの条件としては、8本骨、長さ約50センチ。まずこれから外れると骨が合いません。

今回の日傘、合いません。

ところがお客様「生地が気に入っていて骨が壊れてしまったのでどうしても生地を生かしたいんです。」とのこと。ですよね〜。お世話になっている染め屋さんからのご紹介。素敵な藍ですもん。それは活かしたいですよ。

そこで、「47センチなら張り替え出来るかもしれません」とお答えして日傘を送っていただきました。ところが、またまたサイズが合いません。😱 想・定・外!

しかし、まだ道はある。ということで「なんとかしようと思っていますがしばらくお待ちいただければ」という条件付きでお預かりしました。この場合、すぐ結果が出ないけど、お預かりしておきながらできなかったことを思うと💦💦💦
それでとりあえずどうするかというと、ショップのトップページに表示している納期をですね、1〜2日伸ばします。焦らないためのゆとり時間。

今回はおかげさまで無事に、綺麗に張り替えできました。傘袋がなかったので、長日傘用の飾りや房の飾りが作れなかったのですが、使えるように再生できました。張り替え作業はパラソラの日傘同士ならサクッと行きますが、それ以外では骨が合わなかったり、解くのに時間がかかったりするので、張り替え料も新しく作るぐらいかかってしまいます。でも、こうして良い生地、良い染めの日傘だったらメンテナンスして大事に使っていくのも素敵ですね。

余裕を作っていた納期も次の一手が上手くいくと予定より早く仕事が進みます。
そうなるとオーダーの出来上がりを待っていた次以降のお客様からは「早くてびっくりしました!」とメッセージが届きます。「もう、今年は間に合わないかと思っていました。」とも。いえいえ、そこまでお待たせしていませんから〜(笑)