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幸せいっぱいな日傘

秋ですね〜。お天気がいいとどこまでも歩いて行けそうな気になります。先週は川沿いを散歩してお隣の駅までと思ったのに10キロも歩いていました。くたくただったけど、旅気分でたまにはいいですね。

さて今日はリピーターさんからのご依頼。またまた素敵な生地が届きました。鳳凰や花があしらわれてさながら楽園のようです。このままうっとり眺めていたい。💕

このバティック何にも増して触り心地抜群!上質感が漂います。日頃、「綿ブロードのような生地が日傘に向いていますよ。」とパラソラではお勧めしていますが、綿ブロードのイメージ、給食の割烹着や体操着のゼッケン。「いやせっかく作るのにそれは子供っぽすぎるでしょう」って思ってません?でもこの生地まさに大人の綿。出来上がった時も『軽く』『畳みやすく』『張りが出る』。素材的には文句なし。作るのも楽しい生地です。以前出来上がる過程をblogでご紹介したところ楽しく読んでいただいたとのことなので、今回も日傘作りご紹介していきたいと思います。

まずいつものように縦に半分に裁断してから、トリミングを考えます。今回は贅沢に一方向からだけを使います。まず上半分から、メインの図柄は上手く入りそうですが、伸び伸びした羽が全部入らなくてちょっと残念。羽根の先端ってとても綺麗でしょ、ここ使いたい。

パターンが何回か繰り返されている柄なので一羽づつ伸び伸び羽ばたいてもらえる部分も裁断することにしました。しかし左側のお花も綺麗なので入れたいし、パズルみたいにどのぐらい間隔を開けたら思い通りに柄をとることができるか頭の体操です。考えた末、最初のバティックのイメージからすると鳥ばかりよりお花を入れて楽園に。ということで羽は諦めてお花入れることにしました。

そして下半分からは鳳凰をトリミングしますが、華やかすぎてどうやっても羽が入らないので、一羽づつに分けて向かい合わせに配置する作戦にしました。

ただこうして残された綺麗な羽を使わないのは『絵』的にはもったいないですよね。だから一コマだけ逆さから裁断することにしました。『絵』としての辻褄は合わないけれどバティックの華やかさは感じてもらえるんじゃないかと思います。

ジャジャ〜ン。出来上がりです。正面に鳳凰を配置しています。離れているけど向かい合わせ。一応日傘にも前と後ろがあるんですよ。ご存知でしたか?紐がぶらぶらする方を自然と後ろにするでしょ。だからそっちが後ろ。華やかな部分も作れたし、お花も入りました。一部逆さに裁断したこともきっと気づかないでしょう。私もどれが逆さだったか今となってはわからない。(笑)

今回は生地がたっぷりあったので袋にも綺麗に柄が入りました。ボタンや留め具もお好きなものを付けて、大人の日傘の出来上がり。

素敵な日傘を手にしたら今から夏が待ち遠しいですね。でもこの日傘なら秋の服にもコーディネイトできそうなのでぜひ今からでもカバンに忍ばせておでかけくださいね。きっと10キロ歩けちゃいます。(笑)

日傘とは何ぞや。

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね。

昨日、用事があって保健所へ行って来ました。今の時期コロナ対策で大忙しかと遠慮していましたが、中は至って通常。イメージする保健所とは全然違う感じで静かに淡々とお仕事こなしてくださいました。

保健所までは歩きなんですが、曇りだったものだから珍しく日傘なしで出かけました。だって日傘持ってないと解放されて楽々でしょう〜✨帽子もなしで、秋はそろそろかななんて歩いていたら、途中日差しが戻ってきてしまいました。不覚にも日傘屋が日傘持ってない💦💦💦

しかも保健所までの最後の直線、約500メートルぐらいが全く日陰なしコースだったんです。
行きは何とか凌ぎましたが、帰りはさすがに日傘が恋しい。そこで思い立ったのが曇りゆえに携帯していた雨傘。すごく軽いタイプのです。人もいないし雨傘でもあったらましかなと差してみたら、効果的面。

いいですよ。直射日光を避けるとこんなに涼しいのかと。風が心地よく快適です。
そこで思いました。

『日傘とはなんぞや』

折りたたみの軽量雨傘、これで十分じゃないですか。重宝です。日傘嫌いの人もこれ、持ってたらいいですよ。是非使ってください。男性にもおすすめ。雨傘でもかなり違います。

そうなると「パラソラの存在する意味ある?」

まぁなくてもいいかもですね。💦

日傘作りではあぐらをかいて仕事をするので普段の私はTシャツにモンペ風スタイル。至ってシンプルで洒落っ気もなく紺尽くめの作務衣風なんですが、このラクさに甘んじてお出かけも最近ほぼこのスタイル。😅もういつもこれでいい!って思っているんですが、それでも藍染の紺を着ると気分が違います。お洒落になった気もする。✨素敵ねと言ってもらえたり。もしかしたら『好きなものを持つ』のはそんなところに存在意味があるのかなぁなどとつらつら考えながら歩いていたら炎天下の中、雨傘のまま駅まで歩いて来てしまいました。直射日光を前にしたら日傘も雨傘も関係なくなっちゃいますね。

UVカットのあれこれや、素材がどうとかこうとか、ブランドがどうか柄が何かとか。そういうことは二の次で、身体への負担を軽くしてくれるのが最低限『日傘の役割』かなと思った次第です。

もしも二の次のところ、日傘もちょっとこだわろうかなぁと思ったら喜んでお手伝いします!
パラソラの立ち位置はそんなところでしょうか。

ではまた。

101匹わんちゃん?の大人の日傘

今年は残暑が厳しいですね。夏休みらしい夏休みもなく、いつの間にか8月ももうあと数日。まだまだ暑さ続きそうですね。💦💦💦

さて今日ご紹介の日傘は可愛いワンちゃんたち。ダルメシアンがいっぱいの日傘です。

爽やかな水色の生地にダルメシアン柄。ご注文主はもちろん、ダルメシアンの飼い主さん。お散歩のお供に使ってくださってるそうです。可愛いですね〜。折りたたみで仕上げました。畳んだままなのは多分梅雨の時期のお届けで写真がうまく撮れなかったんだと思います。

それから。
お届けしてしばらく経った頃、追加でご注文をいただきました。色違いでまたまたダルメシアンがいっぱい。☺️どうやらお散歩で出会う犬友さんがとっても気に入ってくれて「可愛い可愛い💕」と褒めてくださってるんですって。会うたび「可愛い💕可愛い💕」ということでお友達の分のご注文。

お友達皆さんで一斉に日傘を差したら、101匹わんちゃんぐらいいるんじゃないですか?☺️きっといますよね。あら?もっといっぱいいるかな?可愛いなぁ。

実はこの日傘、4枚の手拭いで1本ができています。手拭いを半分に裁断して8枚のコマを作ります。今回は『染め屋さんのロゴをひとコマにだけ入れて仕上げる』というミッション。丁度定規で隠れているところにロゴが入っています。「了解です!」と承ったんですが、ロゴを入れると1コマだけデザインがズレちゃいません?💦裁断の時点で気がついてしまいました。さてどうする。

おまけに動物の柄は頭でカットしたくない。ラインを探るのはちょっとしたパズルです。文鎮の左ラインと定規の左ラインでカットして生地を横に並べると、わんちゃんたちが横に綺麗に並ぶのわかりますか?揃えたいのはそういう感じです。ロゴ入りの1枚も定規のラインを一段下げるとわんちゃんの柄をうまく揃えられました。

日傘になってしまえばなんということはないんですが、「日傘作りこんな風に進みましたよ〜」とできあがる工程も知ってもらえたら、オリジナルの日傘をもっと楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

まだまだ夕方の散歩も暑い毎日、日傘沢山使ってくださいね。水分補給もどうぞお忘れなく!

真夏に映える日傘

猛暑が続きますね。昨年新調した帽子も暑すぎて出番がなかなかありません。髪が多いので帽子をかぶると毛糸を挟んでいるような暑さ💦💦。かと言って日傘も地面の反射が暑い暑い😵☀️💦クーラーの中でじっと耐える毎日です。皆さんいかがお過ごしですか?

さて、今年はオーダーの日傘をあまりご紹介できていなかったので、久しぶりのご紹介です。

生地をたっぷりご用意いただいて、贅沢にぐるりとボーダーを配置しました。なんて可愛いんでしょう〜💕ご注文時に「blogに紹介されていた日傘のようなイメージで作りたい」ということでご依頼いただきました。「こんなふうに」とイメージをいただくとご注文もスムーズです。

涼しげなこの生地は大きな生地の周りにぐるりと飾りのあるアフリカの生地。日傘のデザインとしてぐるりとボーダー柄を囲むためにはいつもより多めの生地が必要です。「ボーダーの “内側部分” が1メートル有れば大丈夫です。」とお応えしましたが、つくり始めると「あれあれ?」余裕があるはずなのにギリギリ。「あれあれ?どうしてそうなる?」作れるサイズなので気持ちには余裕がありましたが、必要サイズの見積もりは難しいですね。こうした生地の場合少し足りなくても1枚余分に必要になってしまうので、サイズの見積もりと裁断は本当に緊張します。

以前に作った「カンガで日傘!」ではスキル不足で💦地直しがとっても大変でした。なので今回は糊を落とさずに送って頂いたので、とてもつくりやすくて仕上がりもサラサラ。使っているうちに糊はとれてちょうど浴衣のように柔らかくなってくると思います。ただ糊の落ちるタイミングが場所によって違うので、その間もしかしたら頭のところが先に柔らかくなってしまうかもしれません。日傘一つ一つ個性があって、育ち方もそれぞれ。時間と共に手に馴染む感じや色合いの変化なども合わせて楽しんでもらえたらと思います。

日差しの強い夏真っ盛り、きっと夏の街に映えること間違いなしの可愛い日傘になりました。

一足早い夏の日傘

梅雨真っ只中な関東地方。曇りや雨が続いていると、カラッと洗濯物が乾く日はいつかしらと、暑さを忘れて思ってしまうからゲンキンなものです。今のうちにできることも沢山あるはずなんですけど、パラソラは今猛烈にお日様待ち。

日傘屋だからもありますが☺️パラソラのネットショップ、今写真を少しづつ撮り直してるんですが、晴れないことには写真が撮れないのでうずうずしてるんです。

さて、今日の日傘はそんな梅雨を超えて夏模様の日傘。はぁ〜💕お祭り行きたい。花火行きたい。夕涼みしたい。スイカ食べたい。ほらほらどんどん夏が待ち遠しくなってきませんか?

今年は海水浴場がオープンできなかったり、人の集まるイベントが少なくなってしまって寂しいですね。それでも出来ることから小さな楽しみを見つけましょ。こんな素敵な日傘を差して浴衣を着てお散歩すると考えただけでも楽しそうじゃないですか?近所のお買い物も浴衣ででかけたら、いつもと街の見え方もきっと違うはず。エコバッグの代わりに竹で編んだお買い物カゴを持って下駄履いて…。そんな想像が日傘一つでどんどん膨らみます。

ところで下駄といえば、昨年FBのタイムラインに「草履サンダルを買ったよ〜」と記事が流れてきてからというもの、「草履サンダル欲しいな〜。」と密かに思ってるんです。鼻緒で足の指を広げて歩くの気持ち良さそうですよね。足の裏も感触も、とっても良さそうです。もしかして健康に良かったりもしませんか。私の知らないところでブームが来てたりして。鼻緒ずれさえなければ今年はぜひ鼻緒生活取り入れたいと思ってます。

さてさて、今天気予報が関東地方は明日は晴れると告げています。チャンスを逃さないように日傘の外撮準備をしておきます。しかし、それにしてもいきなり33度ですって💦💦もう少しお手柔らかにお願いしたいものです。九州をはじめ大雨の予報も出ているようなので雨の地域の皆様はどうぞお気をつけください。

それではまた✨

 

藍染めとインディゴ染め

こんにちは。今日は藍で染めるお話しをしたいと思います。
とは言えワタクシ日傘屋なので染めに関しては詳しくはありません。聞きかじり体験かじり。

でも「藍染の日傘張りました。ハイ出来上がり!」では全然お伝え不足。丁寧にお仕事してもらっているので、染め体験での写真など混ぜこぜですがお伝えできたらと思います。

まず最初に私たちがよく耳にする『天然藍』と『インディゴ』どちらも藍染と呼ばれていますが「どう違うの?」ってお買い物する時など疑問に思いませんでしたか?

藍染はそもそも植物の中のインディゴ成分を使って染めている染物のことを藍染と呼ぶんだそうです。パラソラで染めをお願いしている『藍染工房壺草苑』さんは【蓼藍(たであい)】、『琉球藍染工房』さんは【琉球藍】と、違った植物を使って染めています。同じ藍染でも植物が違うんですね。初めて知りました。そしてそのインディゴの成分を化学的に作ったのが【合成染料】の『インディゴ染め』です。

わかりやすいところでは一般にジーンズを染めているのがインディゴ染め。不純物がないので安定的にムラなく染められて、大量生産に向いていたため工業製品として主流になりました。


一方天然藍は藍の葉を発酵させて作った蒅(すくも)や灰汁(あく)など、微生物の働きを利用して染めます。どの甕でどのぐらいの時間染めるのか見極めながら染めて行くので職人さんの熟練が必要です。(写真は青梅の藍染工房壺草苑さん)

藍染は生地を染め液に浸して色を染み込ませ、それを引き上げて空気に触れさせることできれいな藍色に発色するのが特徴です。

この写真は別の体験会で私が染めているところ。まだまだ緑でしょ。これが空気に触れると、きれいな青色に変わります。中央の少し青いところがあるのがわかりますか?生地を広げて青くなったら再び2回めを染めて繰り返します。次はもう少し濃い青色になって3回めを染めるともっと濃い青色になってと、染め重ねるごとにみなさんご存知の藍色になっていきます。染めて空気に触れてを何度も繰り返します。しかものんびりやってると染まり具合にムラが出るのでスピードも大事。

染め屋さんの現場は体育会系でテキパキ、体験でハンカチ染めてるのとは訳が違います。パラソラの日傘を1本作るのに1m、それもひとつづつデザインを変えて染めて、そのあと色落ちしなくなるまで水洗いして干してと、どれだけ手間をかけてもらっていることやら。

余談ですがインディゴ染めに比べて天然藍はほとんど色落ちしないんですよ。だからTシャツやブラウスも普通にお洗濯できます。「藍染って着てると青くなる」イメージがあったんですが「ジーンズ履いてると足が真っ青!」みたいなのはインディゴ染めだったからなんですね。

柄を作るのも一つづつの手仕事です。この写真は体験会で私がやっているところですが、1mの生地分を全部絞ってから染めるまで、根気のいるお仕事です。そう思って出来上がりの日傘を改めて見ると、手仕事の積み重ね。なんだか幸せな気持ちになってきて大切に使おうって自然と思いますよね。

今の時代、ムラなく均一に、早く効率よく、そして安くできるのが選ばれて行くのはごもっとも。それでもわずかなムラや揺らぎ、手作りの温もりみたいなものがわたしは好きなんです。

効率の良い日傘に比べたら、どうしても敷居が高くなってしまいますが、間違いなく出来上がった日傘は美しくて「気持ちがいいなぁ〜」と思ってもらえると思います。

植物染料だからどうしても使っているうちに色はあせてくると思います。見方を変えれば馴染むともいうのかな。育てて行く楽しさとか、染め直して長く使える満足感とか、「丁寧に暮らしてるな〜自分。」って思えることとか、どこで誰が作っているのかわかっているからこその長いお付き合い。そんな物語ごと受け入れてもらえたら嬉しいです。

パラソラの藍染の日傘

こんにちは。パラソラの日傘、オーダーメイドだけでなく毎年出来上がりの日傘も販売しています。そして今年は「藍染の日傘」を作ってみました。

自分でも楽しみながら染物をしていますが、日傘といえば藍染。藍染の日傘をぜひ皆さんにご紹介したい。そしてやっぱりそこはプロの職人さんにお願いしたい。ということでいつもお世話になっている染工房さんに染めていただきました。素敵でしょう〜。緑の中で撮影すると、藍の色がと〜ってもきれい。写真じゃお伝えしきれていないけど、日傘の内側に入るとなんともえない幸せな気持ちになります。

手前の日傘はパラソラからも車で約30分ぐらいのところにある青梅の壺草苑さん。時々染め体験でお邪魔するなど、お世話になっています。緊張感のある職人さんたちが染める工房からは、スタイリッシュで洗練された都会的なイメージのデザインが生まれます。私の考える藍染のイメージをすっかり変えてくれたカッコいい藍染です。

そして、お花の柄は琉球藍染工房さん。blogでも時々ご紹介していて、いつも可愛いなぁと思いながら作っていました。こちらもまた私のイメージを変えて、こんなに若々しいデザインができるんだと教えてくれました。伸びやかなデザインは琉球藍を使い、のどかな岩手の土地で染められています。若いご夫婦の手で染められる藍染はフレッシュで爽やかなお二人のイメージそのままです。

どちらの染物も個性的で同じ『藍染』でも染め方も染料も感性もこんなに違うものができるんですね。写真のデザイン以外にも染めてもらっているので是非ショップからもご覧いただけたらと思います。生地も何種類か種類を変えて染めてもらったので、バリエーション豊かに出来あがりました。モデルさんを頼めないので残念ながら大人体型の私がサイズサンプルしておりますが、いつか勇気を持って公園で若い人をスカウトしたいと思いますので今年は許してくださいませ。💦

今年は新代田のワサビ・エリシさんや、下井草の五峯さんへも藍染の日傘を少しお持ちしているので実物見てもらえたら幸いです。

 

 

大人の日傘

昨日に引き続き、今日もお客様からのオーダー品をご紹介します。

パラソラのblogをご覧になって、日傘を作ることを思いついてくださったそうです。反物が届いて開封一番、「こんな素敵な反物を長い間寝かしていたなんて、なんてもったいなかったの!」って思ったお品、久留米絣です。お着物に仕立てるには少し裄(ゆき)が足りなかったそうなんです。何かに使えないか考えて考えて、「💡日傘にしよう!」って思いついた時のお顔はきっとキラキラしてたことでしょうね。目撃したかったなぁ。☺️とても素敵な日傘になりました。通常反物一反から日傘は3本作れます。残りでお揃いの上着やバッグ、鼻緒を作っても素敵です。

ところでこの日傘、実は作るのがとても難しいものでした。数日前にもご紹介していたんですが、普通に裁断するときつくて張れなくなってしまうもの。糊がしてあるので触り心地は最高なんですが、ミシンがけも難しく、リズムをとって整えながらかけていきます。これ動画撮れば良かったなぁと思う独特のミシンがけ。滅多にないんですが久しぶりに出会いました。でもこういうのがいつのまにか、調整して作れるように私も成長してるんですねぇ。作りながらひとり、出来なかった頃のことを思い出してしみじみしちゃいました。

パラソラのオリジナル商品としても、こうした大人の日傘を作ったらきっと人気なんですけど、何せ反物を仕入れて仕立てるとお値段が…😅なので、こうした日傘を購入しようと思ってもあまり売っていないと思います。きっと見つけても高級品。素材をお持ちならオーダーで作るのはとってもお値打ちだと思います。皆さんのお宅にも『我が家のお宝』がどこかで眠っているかもしれません。ぜひステイホームの機会に探してみてくださいね。

「うちにも確か押し入れに使ってない反物があったわ」なんて、思い出してご注文くださる方も結構いらっしゃいます。blogを通じてのお客様同士のご縁、ある日どこかで知らない誰かに「あら、私あなたのその日傘を見て、今差しているこの日傘を作ったのよ」なんて街で声をかけられる日が来るかもしれませんね。だって素敵な日傘は目立つし、類は友を呼びますもん。

次回は藍染に日傘ご紹介します。ではまた。

パラソラの日傘展、その後。

こんにちは。今日はちょっと晴れ間も出て日傘のことも思い出してもらっていることと思います。と、思っていますわたくし。(笑)そんなパラソラの日傘展、のびのびになっていましたがその後の情報です。

まず一つめは下井草の【ギャラリー五峯】さんにて「初夏のおかけ展」が始まりました。
5/8日から予定していましたが、少し遅れて5/22からとなりました。

5/22(金)〜6/1(月) 11:00〜18:00(最終日16:00まで)
27(水)28(木)は休廊です。

日傘はちょっと苦手なの。と言う方には帽子もご用意していますよ。😉と言う抑えもバッチリな、これからの季節に欲しくなるお品揃えの初夏のお出かけ展。ぜひお立ち寄りください。

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二つめは、ギャラリーでのパラソラ展を予定していた新代田の

【ワサビ・エリシ】さん。
残念ながら、通うことが難しいため、パラソラ展は断念して、お店で販売していただくことになりました。パラソラの日傘のみならず、お客様のご要望の多い折りたたみが作りたいとのご希望で、ワサビ・エリシオーナーさんお見立ての生地からお仕立てした日傘も揃います。アクセントにオヤの飾りをつけて可愛いワサビ・エリシバージョンになっています。ぜひお見逃しなく。場所は下記の通り。

パラソラ展示会のお知らせ

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どちらも藍染、手挿しで染めた一点もの、蛙張りなど、手作りの日傘、ご用意してお持ちしています。差して良さがわかってもらえる日傘ばかりです。なかなか皆様にお会いできないのは残念ですが、パラソラの日傘の実物を見ていただくことができる機会、どうぞご近所の皆様、お時間ありましたらお散歩がてらお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

そして遠くの皆様にも今年こそネットショップ頑張ります。カメラを買い替えるより簡単!という理由でiPhoneも新調しました。背景布も購入しました。…が、これはダサくてダメダメで仕切り直しなんですが、とにかく引きこもっているのでショップ作り頑張ります。

終活にはまだ早いけどお片づけ

こんにちは。やっと涼しくなって外出もラクになって来ましたね。
パラソラはお盆を過ぎた頃からオーダーのご注文も落ち着き、お仕事の方は一段落。いつもの通り、シーズン明けの大掃除しております。

さて今回は素敵なお着物からオーダーの日傘のご紹介です。

柔らかなお色が上品でとっても素敵。竹の手元に竹のボタンも付けて、お出かけにぴったりの大人の日傘となりました。💕シーズン問わずさせそうです。

さてこの日傘、お嬢様からのご依頼でお仕立てしました。「母が今流行りの終活?めいたお片づけを始めました。その一環で着物の処分を考えていたのですが、せっかく大切にしてきた着物なので形を変えて残したい。」とのことでパラソラにお声がかかりました。ありがとうございます。

お着物、沢山お持ちの方ほど引き継ぐ方がいらっしゃらなくて困っているんじゃないでしょうか。今の方は背が高いし、引き継ごうにも引き継げないこともありますよね。「どなたかにお譲りしたいけど難しい」というお話もよく聞きます。こうして日傘に作り変えるのも一つの方法だと思います。何と言っても出来上がりがとても素敵になりますから。リフォームならではの贅沢です。

終活とまではならずも、身の回りを軽くしておかないといけないなぁと最近つくづく思います。あまり減らし過ぎても寂しいけど、節目節目で思い切ったお片付けをしておくと頭の中までスッキリして、心配事も一つづつ片付いていくような気がしませんか。

オーダーの際にお母様のお歳を伺ったら、( いえ、私から聞いたわけではないですよ )なんと、私と同世代。まだ早くないですかっ💦

でも気持ちは良くわかります。親の身の回りを片付けているうちに、“自分のことは自分で、早くに始めておかないと” と気づくので、私も同じ。ただし、我が家には子供達に残すようなものは幸か不幸か何もないことと、おまけに子供もいないので(^^;) 何も残さず、最後は綺麗さっぱりなくなっているように✨が目標です。そう考えるとさっぱり暮らしているようでも結構ありますね。持ってるもの全て無くすなんてムリムリ!💦 (笑)

以前テレビでコレクターの方が「40代までは目一杯コレクションを集めて楽しんで、50代からは次のコレクターに引き継いで行く」と言っていたんです。カッコいいですね。イサギいいというか。その通りだと思います。なんでも心置きなく手放せるように、目一杯楽しめる時に楽しんでおきたいものです。

大切にしていたお着物、まだまだ日傘として目一杯楽しみましょうね!
そしてお片づけも頑張りましょッ!

インド綿の日傘

今日の日傘はパラソラで販売している日傘。

縫ったことのない生地を見つけると購入して日傘にしてみています。オーダーをお受けするときになるべく「張ったことがありません」というのは避けたいと思っているんですが、それでもどこで探されるのか、お客様の方が一枚も二枚もウワテ。😅

「これは難しいでしょう。ムリムリ〜。」というのを見つけていらっしゃるので、いつまでたっても「なんでもどうぞ」にはなりません。(笑)

ご紹介しているインド綿はザクッとした織生地で、張れるかなぁと心配しましたが、案外サクッと張れました。この生地は色がとっても綺麗です。パッと華やかで、実物見てもらったらとっても素敵なんですが、今年は展示会をしていないのでご覧いただけなくて残念です。

そして振り返るとあまりblogも更新できないうちに、いつから日傘シーズンになったのやら、あれよあれよと言う間にもう8月。「毎日暑すぎて、日傘好きじゃないけど、いよいよ差します!」って日傘デビューした方もいらっしゃることと思います。街を歩いていても日傘率上がってますものね。どうぞ熱中症にはくれぐれも気をつけて、お出かけも控えめに。ーーーと、本当は言いたくないですよ、日傘屋だから。💦(笑)でも危ないですからね、どうぞお気をつけてお出かけください。

大人可愛い日傘

それにしても今日は暑くて暑くて、熱中症寸前。✨かき氷✨が恋しい暑さです。🍧🍧🍧💦💦💦

「ずっと探していたお気に入りの生地にやっと巡り会えました。」と満を持してご依頼いただきました。探した甲斐がありましたね、とってもキュート💕大人の可愛い日傘ができました。

染め色と白のバランスがとっても涼しげ。もちろん浴衣に誂えても可愛いくできあがりそうな生地ですけど、日傘にはものすごくぴったりじゃないですか!

梅雨が来る前にお作りしたので、「きっと真夏になったらもっともっと輝くわ✨」と密かに思いながら作っていました。この日傘の写真を見ていたら「ほらほらやっぱり!」って。最近は春から暑くて日傘を指している人も増えていますが、その頃の日傘と夏本番の暑い日の日傘は、より涼しいものに持ち替えてもいいかもしれませんね。染め物の日傘は見た目にも涼しいですし。

“日本人は風鈴の音を聴くだけで皮膚温度が下がる” って『チコちゃんに叱られる』でやっていましたけど、ご覧になりました?音だけなのに不思議ですよね。だとしたら、染め物を見て涼しく感じるのもまんざら勘違いではないかもしれません。染め物は水をいっぱい使うので水を連想して涼しくなっているのかしら。

染め屋さんに行くと、職人さんがよく首に手ぬぐいを巻いて作業しているんですけど、アクセントになっていて工房全体が華やかで素敵なんです。色が溢れているのに染めの色は統一感があって美しい。日本の夏、街中もこうした染め物で街が染まっていたらさぞかし素敵だろうなぁと想像しています。おまけに見ただけでも体温下がるかもしれないし。(^_−)−☆

と、ここまで書いて昨日仕事帰りに夕方銀座に寄り道したらですね、染物で街が染まってました。ほんとほんと。


たまたま通りかかったら、街中が『ゆかたで銀ぶら』してる人で溢れていてとても素敵でした。男性も女性も老いも若きも。日も暮れかかってお写真暗いですが、私も閉じていた日傘を開いて気持ちだけ参加しちゃいました。(^^)

皆さんも、ぜひお気に入りの染め物で涼しい夏をお過ごしくださいね!

お祖母様のお着物から日傘

「今年はいつ展示会やるの?」「案内状来なかったわよ。」とお待ちいただいていたかと思いますが、残念なんですが今年はギャラリーでの展示会は見送りました。

8月になってでもできたらいいなと思っていたんですが全く販売用の商品を作れませんでした。染物やら着物の生地やら作りたい素材が今年はいっぱいあるんですけど毎年毎年、品不足で申し訳ないです。

実は昨年から老親のサポートで飛び回っていて、気がつけばいつも病院にいるような生活をしていました。介護世代、一度に色々な問題が吹き出して、入院引越し入院入院…と重篤ではないにせよあちこち顔を出した挙句、自分も体調を崩してしまい、また病院。

潰瘍性大腸炎、あの安倍総理がかかった病気ですね。元気なんですけど何しろトイレの回数が多過ぎて外出が困難でした。病院の付き添いなど外出時は朝から何も食べずに出かけ、帰るまで食事ができないストレスで鬱々と過ごしていました。

今多いんですって。原因がわからないので難病指定なんですが、研究も進んでいるそうで、私もお薬が当たってやっと効いてきました。今ではコロッと忘れて食べ過ぎてしまうぐらいですから、どうぞご心配なさらないでくださいね、全然元気です!

そんな状況で日傘作りが少々滞っておりました。日傘の仕事は普段はひとりで寂しいんですが、こんな状況でも働けて、ご注文下さった皆様本当にありがとうございました。おかげさまで今年もクビがつながっております。m(._.)m

そして今日ご紹介するのは、渋くて素敵な日傘。

介護中のお祖母様のお着物からのご依頼です。今寝たきりでいらっしゃるとのこと。心よりお見舞い申し上げます。いつもいつも元気で居てくれるのが当たり前と思っていても、それは誰にとっても限りのあるものなんですよね。そしてそういうことは突然やってきてしまう。

今は女性もみんなお仕事を持っていて、「もっとお話ししたかった」と気持ちはあっても時間や距離が問題で、思うようにはいかないこともあります。我が家の義母も昨年突然、意識がおかしくなってしまいました。本当に突然。今思い出しても涙が出てしまう。幸い義母は徐々に回復して普通に会話できるまでになりましたが、限りある時間に気づかせてくれるきっかけになりました。

そんなお祖母様を「少しでも近くに感じていたい」とのお気持ちからお祖母様の着物を日傘にと思われたそうです。身体がままならなくてご本人はきっと不自由な思いをされていると思うけど、案外「あら、あの着物なの!素敵じゃない。✨」って喜んでくれているかもしれません。人間の力って計り知れないですもの。どんな時でも「素敵!✨」と心ときめくことが生きる力になるんじゃないかと信じています。

どうぞ暑い夏、お祖母様お大事に。介護してるみなさんもご自愛くださいね。

軽くて上品な日傘

今日ご紹介の日傘は反物から。

「いつか何かをと、大切にしまい込んでおりました。」と、お手紙と共にお送りいただきました。大切な反物から、とても素敵な日傘に仕上がりました。

 

竹の手元に竹の露崎を付けてしっとり大人の色香漂う日傘になりました。うーん素敵💕。神楽坂の石畳を歩いているうなじの綺麗な美人さんのような日傘です。なんと日傘の擬人化妄想。💦(笑)

少し薄めの生地も涼やかでこれまた良い感じです。風が抜けるのできっと差していても涼しいと思います。UV加工を気にされるお客様も多いですが、涼しさも気にしてもらいたい日傘選びのポイントです。暑さをしのぐ “小さな日陰” を持ち歩くのには、負担にならない重さも大事です。日傘が重くて汗ダラダラになっていたら残念ですものね。木棒に竹の手元の組み合わせ、パラソラの日傘の中でもとっても軽いです。それでいて風にも安定感があるので驚くほど手首がラク。鉄棒に慣れてしまっているとよりいっそう軽く感じると思います。どうぞ日傘選びの参考になさってくださいね。

不慣れなネットでのご注文を頑張ってこなしてくださいました。ありがとうございます。その甲斐あって、出来上がりは旦那様にも好評だったそうで、とても喜んでいただけました。奥様の持ち物をそうやって褒めてくださる旦那様って素敵ですね。熱中症に気をつけて、夏もたくさんお出かけしてもらえたらと思います。