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金魚柄の可愛い日傘

こんにちは。10月だというのにまだまだ半袖でいけますね。私は今年3回目のギックリ腰です。💦針仕事集中しすぎは気をつけないとねいけませんね。

昨夜の地震、皆様の地域被害はありませんでしたか?私はびっくりして玄関にすっ飛んで行きましたよ。マンションのドア、閉じこもりがとっても怖いので、必ずすっ飛んでいきます。エレベーターも動いているか確認して、実家に電話して一息。「こんなギックリ腰の時に避難なんてことになったら大変だわ。」と呟いて思い出しました。

「あれ?ギックリ腰どうした?」って。😅
今日はまた腰痛で、まさに火事場の馬鹿力。まだしばらくは用心していきましょうね。

さて今日は真夏にご紹介しそびれてしまった浴衣からの日傘をご紹介します。来年blogを読んでくれる方の参考に、1年早いご紹介です。ものは言い様。

思い出のたくさん詰まった浴衣からのご依頼です。よく見るといろんな金魚がいて可愛いんです。お腹のぷっくり感が可愛いの。気持ち良さそうに泳いでますね〜。水草も涼しげで良いですよね。

そしてまぁるく繋ぐとどうですか?反物の時とちょっとイメージ変わるでしょ。


私のイメージは、お祭りの金魚すくいで泳いでいた金魚から、おうちの小さな池に放された金魚たちに。そんな風に見えてますよ。😊金魚たちに「今日からよろしくね!」って。小学生のころ、昭和のおうちに小さな小さな池があった頃を懐かしく思い出しました。

いろんな金魚が入るように柄取りして、「この子、ちゃんと入ってるかな?」「この子はのびのび泳がせよう。」なんて考えながら、金魚すくいみたいな日傘作りになりました。

ボタンは赤い金魚でくるんで小さなアクセントに。こうしてみるとボンボンも水草かあぶくのようでしょ。想像力全開で楽しい日傘に仕上がりました。

子供の頃から大切に着ていた浴衣、これからは可愛い日傘になって、まだまだ愛情注いで貰えそうですね。

 

1年中の日傘

昨日は中秋の名月、お月様見られましたか?私は雲の隙間に綺麗に満月🌕見ることができました。

さて、夏に紹介の間に合わなかった日傘のご紹介をしています。
今日の日傘もオリジナルデザインからオーダーいただきました。

限られた中に四季が盛り込まれて美しいデザイン。自然の移ろいと空気感まで伝わります。透明感のあるところが涼しげですよね。素敵ですね〜。今日の見出しタイトルには「一年中の日傘」としたけど、素材が白いベースの綿なので秋冬は涼しそうすぎ。💦もちろん夏にご注文頂いてるので夏に思い切り楽しんでくださいね。鮮やかな色がきっと目を惹きます。

さてデザインは1コマづつ違った柄を繋いでいます。オーダーならでは。日傘に仕立てるには少し生地が足りないかなぁという時もこうして違う生地同士を組み合わせて作ることができます。今回はひとつおきに柄と無地を合わせていますが、柄柄、無地無地など組み合わせを変えるだけでもまた雰囲気が変わりますし、柄柄柄無地など4枚一組で考えても面白いですよね。

例えば骨董市で購入したお気に入りの布、袖1枚だったとしても日傘、作れるので諦めないでくださいね。他の生地と組み合わせてぜひぜひ楽しんでもらえたらと思います。ただ違う生地を組み合わせるときのポイントとしては、素材をなるべく揃えること。伸縮率が違うと、のちのち歪みが生じますので気をつけてくださいね。

それではまた。

POPなデザイン日傘

雨ですね〜。もうあの暑い夏は戻ってこないんでしょうか。信じていいんでしょうか。ここ数年10月でも半袖いけるんじゃない?って暑さが続いてましたけど、今年はもう秋でいいんですか?いえいえパラソラはまだ信じませんよ、夏の日傘のご紹介が残されている限り日傘のご紹介続けます。

ということで、今日の日傘、どうでしょう〜。👏👏👏

オリジナルデザインでオーダーいただきました〜。お祭り感ありますよね〜。楽しぃ〜。

見てるだけで高揚感が高まります。どういう時に使うんでしょうね。想像が膨らみます。お祭りの時に大勢で差して賑やかに行進したり、ダンスで使ってもいいですよね。大きなパラソルになっても良いかも。個性的なメイクやファッションで普段に差してもカッコいい。

パラソラでは1本から、正確にはほぼ「1本もの」のオーダーを承っています。なので色々な生地が持ち込まれますが、時々封を開けてビックリ!な生地が届くのもまた面白いところです。この生地が届いた時も思わず「おぉぉぉ!!!」って頭の中がぐるぐるぐるぐる。

お問い合わせで、「おおよそこんな感じの緊張しそうなの」届くかなぁと想像はしてますが、お客様の方が一枚上手!「そう来たかぁ!(失礼💦)」という、してやられたりな可笑しさと、ご期待通りに出来るのかと緊張するソワソワ感が一気に押し寄せて来ました。

技術面ではデザインものにはどうしても制約がかかります。こちらの日傘の場合、柄合わせが難しく、天地の色合わせは比較的合わせやすいのですが中央部の柄は斜めで合わせるため調整するのは難しくなります。生地や使用する骨によっても仕上がりが変わるのでデザイナーさんで後々製品化を予定している場合は量産するメーカーさんにご相談するのが近道だと思います。

洋服作りのように柄合わせができないのが傘作り。立体に仕上げる難しさと面白さがオリジナル日傘をデザインする醍醐味かもしれませんね。どうぞご参考になさってください。

元気で可愛い日傘

遅ればせながらオーダメイドの日傘をご紹介しています。

今日ご紹介するのは可愛い水玉の日傘。ご自分でデザインしたそうですよ。可愛いですね。

ここ数年、テキスタイルデザインがとっても身近になってきました。もちろん、一般の方々にはまだまだ敷居は高いですが、デザインを学んでいる人なら、小ロットでオリジナルプリントを作ることもできるようになってきました。作家さんも増えています。SNSをはじめ今は自分をアピールできる人が増えているので、個性豊かなものがどんどん出てくるのが面白いなぁと思って若い方達の仕事を見ています。

今日の日傘もありそうで無いデザイン。爽やかな水色の水玉模様にラフなイラストが、暑い夏にゆる〜くリラックスできそうですね。お日様が高い位置にあったて全然へっちゃらで遊びに行きたい世代。いいなぁ。ギラギラ陽射しの中を真っ黒に日焼けして、スイカかじりながら海まで歩いてた頃を思い出しましたよ。もう私何年水着着てないんだろう。(遠い目)

デザインソフトを駆使して、プリンターを駆使して、カタチにまで仕上がって、きっと達成感あったことでしょう。夏のお祭りにもリゾートにも、ちょっと得意気分でお出かけ出来たんじゃないかなと思います。コロナ禍で不自由も一杯だけど、夏を楽しんでもらえてたら良いなと思います。

シンプルな麻の日傘

9月初めだというのに今年はもうすっかり秋の気配ですね。パラソラの日傘作りもひとまず一段落しました。暑いうちになかなかご紹介出来なかったオーダーの日傘を遅ればせながら、少しづつご紹介しようと思います。

今日ご紹介するのはリピーターのお客様から。数年前に購入したパラソラの日傘が良かったのでとおっしゃって今年はオーダーメイドのご注文いただきました。

シンプルな麻から作りました。実はこうしたシンプルなものほど買おうと思うと探すのが大変です。服に合わせやすくて飽きが来なくて、こういう日傘を1本持っているととても便利です。

私もこの色が大好きで、以前お手入れの時にご紹介した折りたたみの日傘も似たお色。まだ傘作りを始める前に購入したモノだけどもう30年ぐらい使っています。物持ち良すぎますね。

余談になりますが、私みたいな人にはきっとオーダーメイド品はぴったりです。お気に入りを使い始めたら浮気しない。壊れても壊れても同じのを買って飽きずに使うんです。まるでメーカーさんとの根くらべ。特に皮製品は使い続けますね。カバンに靴に財布、手帳と、仕様変更したり廃盤になったらメーカーさんの負け。今まで私相当勝ってますよ。お洒落よりお気に入り優先。女子力低いのかな。

昔、読んだ本で定かではないんですが、妹尾河童さんがやっぱり同じ靴ばかり買うんですって。片方ダメになってもどれとでも合うようにって。うわてですね。そこまでじゃ無いけど気持ちすごくわかります。😅世のメーカーさんにお願いしたい、定番品はぜひ定番でお願いします。と。

さて本題に戻って、日傘にとって麻選びはちょっと難しくて、縫ってみないとわからないところがあります。オーダー価格が綿より少しお高めなのも縫い直しありきだからなんです。綿で作るよりふんわり柔らかな感じに仕上がります。

麻選びのコツとしては服にした時、膝が出てしまいそうなものは向きません。高級なものがいいとは限らないんですね。服なら体から離れて風が入って涼しい素材も傘だと閉じた時に骨から離れてフカフカな感じになります。たたみにくさにつながります。それも使い込むうちに上手く馴染むこともあるので、育てるつもりで選んでもらうといいのかなと思います。どうぞ生地選びの参考になさってください。

それでは今日はこの辺で。

双子ちゃんの日傘?

真夏なのに暑さはどこへやら、関東でも半袖では寒いぐらいのお天気になりましたね。いつまでこの大雨が続くんでしょう。わかっている災害は先回りして回避できるはず。みなさん油断せずに気をつけていきましょう。

さて夏真っ盛りの時期にご注文いただきました。ちょっと珍しいオーダーです。というのは、お客様からのご依頼が急に増え始めて「製作が間に合わない!」あわあわあわ💦というような状況の時に届いた明るい色のプリント生地。「可愛い!」元気出ますよね。「さぁもうひと仕事頑張ろう!」なんて力をもらってオーダーのお仕事をコツコツ続けていると、再び届きました。摩訶不思議なオレンジの見覚えのあるプリント。「え?デジャブ?」2、3日前に開封したはず。忙しくて夢と現実がわけわからなくなっちゃってる私?

慌てて届いた生地とオーダー表を出してきて冷静にみたらちょっと違う生地。😆

「わぁ珍しい。双子ちゃんだ。」かぁわいい〜💕まるでパンダの赤ちゃんでも育てているかのような準備中の記録です。

そういえば数年前にもありました。白いパラソルを続けてご注文いただいたんですよね。あの時も珍しくて、よく覚えているのだけど、あのあと一度も「白い日傘で」というご注文はないので、あのときだけ。偶然ってあるんですね。私ひとり双子ちゃんを喜んで作り始めました。

そして二卵性双生児の双子ちゃん日傘ができました。可愛い💕似てるけど少し印象が違いますよね。そしてそして、この後も運命の出会いはまだ続いていたんです。

なんと、blogに更新しようと思っていたその日、またまた届いた見覚えのある生地。「うわぁ」と再びの驚き。なんと三つ子ちゃんだったんです!😆すごい偶然。しかも似てるけどちょっと違う、お選びの手元が違います。柄の大きさも違うかな。しかもですね、みなさんお住まいの地域が全然違って出会うのが難しい三角形に広がる地域からパラソラへ。なーんということでしょう。パラソラはパワースポットかも。

みなさんこのblogを読んでびっくりしてるかもですね。もしかしてこの現実を知らない方が良かったかしら?知らないところに姉妹がいたなんて。でも私、1人黙っているなんていられません。ニマニマしながらすごーく楽しいお仕立て時間だったんですもの。想像が膨らむ膨らむ。😊なにせパラソラで一年間に作っている本数なんてほんの少し、そこでの三つ子ちゃんは確率すごく低いです。不思議なご縁はあるものですね。

とはいえそれぞれが特別なお誂えの1本です。元気をもらえる素敵な日傘、お客様からは「張り方が今まで使っていた日傘とは全然違いました!」と嬉しいご報告もいただいて、使うのを楽しみにしていただいているようです。晴れの日が待ち遠しくなりますね。

大人の日傘

梅雨真っ盛り、大雨心配ですね。
連日の災害報道で自分が思っているよりずっと遠くにもアンテナを張って危険を想像しないといけないと思い知らされました。熱中症にもコロナにも気をつけて、でも心配ばかりにとらわれ過ぎないで心の健康も保って行かないとと思います。

さて夏前のこの時期、パラソラはなぜかいつも焦っています。そう梅雨明け前に日傘をお届けしたいと思う一心で、「今週中にあと何本できるかな、もう1本間に合うかな」とソワソワ。そわそわしてもしなくても出来上がるのは同じはず。ドーンと構えていられるといいんですけどね。

去年の今頃はみなさんおとなしく色々我慢してたでしょ、今年はその反動でお出かけやお買い物の機会が増えたのか、日傘が好調のようです。パラソラにもご注文が増えてきました。
サボり過ぎのblogも、日傘作りに追われてる証拠でございます。今日も頑張って作っていますのでご注文くださっている皆さまもう少しお待ちくださいね。

今日ご紹介の日傘は大人の日傘。素敵でしょう💕梅雨前にご注文いただきました。

反物で見るととってもシンプル。少し薄めの生地ですが日傘になると薄さは気にならなくてとっても素敵になるって経験からわかってきました。以前ご紹介したメダカの日傘もとても素敵でした。なので作りながら出来上がりを想像して「いい感じ〜」と思っていたのですが、最後につけたこの『小さな朱いボタン』。つけた途端、想像を遥かに超えて美人度ア〜ップ!もうもう素敵過ぎ💕

私こういうデザイン大好きです。まさに大人の夏!竹の手元もぴったりですよね。センスの良さってこういうさりげないところに出るのかもしれません。ボタンを主役にするも良し、生地を主役にするも良し、どちらも惹きたち惚れ惚れします。

パラソラの日傘、作るのが難しいものはオーダーではお受けしていないのですが、凝ったつくりばかりが素敵とは限らない良い例だと思います。空白を見せる日本人の美的感覚にぴったりくるのかもしれません。限られた条件の中でもこんなに素敵に出来上がるんです。オーダーの楽しさが伝わるといいなと思ってご紹介しました。ぜひ日傘選びにも参考になさってくださいね。

染め物で子供用日傘

ご紹介が遅くなりましたが、昨年の夏にご相談いただきました。
「子供用の日傘は作れますか?」と。

パラソラでは残念ながらお子さん用の傘骨がないのでお受けしていないのですが、アレルギーなど特殊な事情でお困りの方もいらっしゃると思うので、そう言う場合は遠慮なくご相談くださいね。一緒に考えましょう。

ということで、今回はそんなご質問から始まったお子さん用の日傘、いつもはお受けしていないのですが、お話を聞くうちに私が「張ってみたい!」と言う個人的な事情で😅実験的ではありますがご依頼をお受けしました。親子お揃いの日傘です。可愛いですね〜💕

若々しい色使いが現代的で素敵です。生地は学生時代の後輩、染め職人さんの作品なんだそうです。何版も重ねて染めているんでしょうか?同じ柄の繰り返しではなくて手仕事ならではの柄の面白さがあります。こういうお仕事は染め工房の作家さんならでは。自由にのびのびと染められているのが良く分かります。

染めの新作の仕上がりを待って夏の終わりにご注文いただきました。だからきっと昨年は日傘の季節に間に合わなかったんじゃないかしら。染め物を日傘にと思いついてから、子供サイズの傘の問い合わせをして、染め物の仕上がりを待ち、そこからまた傘の仕上がりを待ってと時間をかけてイメージをカタチにつなげて出来上がった日傘です。きっと想いもひとしお。

最近は毎年GWには夏みたいになりますもんね。親子お揃いでのお出かけもあともう少し。今年のデビューが待ち遠しいですね。

オーダーメイド再開しました。

こんにちは。お久しぶりのblogです。長いお休みをありがとうございました。

潰瘍性大腸炎の悪化でオーダーメイドをお休みして約2ヶ月。寛解(症状がなくなる)には至らないものの「この先どうなってしまうんだろう」と思う不安からは一旦解放されました。まだ外出はままなりませんが、のんびりペースで再開したいと思います。励ましのメールやお問い合わせのメールなどもありがとうございます。待っててくれる方々の存在はとても励みになりました。

お休み中は虫さされから熱を出して寝込んだり、あちこち不調のオンパレードで、不本意にも処方せん薬局ばかりでdポイントを溜めてました。💦少し元気になってからは少々気弱になっての終活です。描き溜めた油絵やピアノを手放して、元気になった時がっくりこないかしら?と思いながらも手放してしまったら、だいぶ気持ちも軽くなりました。何事もスッキリと前に向かって行けたらいいですね。

 

そんな毎日を過ごしていましたが、いざオーダーメイドを再開するとなると、ずいぶんお休みしたので日傘の作り方は忘れてないかしら…。😅と少し心配も。いやいや身体で覚えたものはそうそう忘れないでしょう。どうぞ安心してお任せくださいね!早速ご注文もいただいているのでミシンに油をさして準備しておきます。

折りたたみ日傘をオーダーで。

ご無沙汰してます。皆さまいかがお過ごしですか?
気がつけばもう12月。あっという間に一年が過ぎますね。今年は特に早いような長かったような。
パラソラの秋は日傘のご注文も収束して、ちょっと変則的なご依頼にも挑戦してみたり、染め物実験してみたりで充電期間を過ごしていましたが、そろそろ来年夏のご注文も動きはじめました。

さて、今日はまだご紹介できていなかった夏のご注文日傘を遅ればせながらご紹介します。テキスタイルデザイナーFARFALLAminmin さんの折りたたみの日傘をお作りしました。出来上がり写真をうっかり撮り忘れてしまったのでぜひ仕上がりは上記のリンクからご覧くださいね。

オリジナルテキスタイル1mを送っていただきました。このお色大好き。作る気分も上がります。早く作りたくて急ぐ気持ちを抑えていつものように用尺確認してみます。折りたたみは通常1m以上送ってもらうのですが今回はぴったりなのでドキドキです。配置写真、三角の上下が空いているのは普通サイズより折りたたみは大きいので見積もりは余裕を取ってこの配置。ほかに紐や小物なども切り出すとほとんどご返却する生地がありません。気持ちがいい使いっぷりです。

 

記録用の写真しかなくてほんと残念ですが、コンパクトで可愛い日傘になりました。ぜひ FARFALLAminmin さんのサイトへご訪問くださいね。もしかしたら素敵な生地との出会いもあるかもしれません。撮り忘れたのもご縁を繋ぐプロセスかもしれませんものね。(笑)

張り替えた日傘もご紹介しておきましょう。同じ骨組みでも印象がガラリと変わりました。前のクラシックな日傘も素敵でしたけど、爽やかで明るい色合いの日傘は涼しげで、新しい生地もまた素敵。新たな気分で第二の日傘生活がスタートできそうですね。

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パラソラの藍染の日傘

こんにちは。パラソラの日傘、オーダーメイドだけでなく毎年出来上がりの日傘も販売しています。そして今年は「藍染の日傘」を作ってみました。

自分でも楽しみながら染物をしていますが、日傘といえば藍染。藍染の日傘をぜひ皆さんにご紹介したい。そしてやっぱりそこはプロの職人さんにお願いしたい。ということでいつもお世話になっている染工房さんに染めていただきました。素敵でしょう〜。緑の中で撮影すると、藍の色がと〜ってもきれい。写真じゃお伝えしきれていないけど、日傘の内側に入るとなんともえない幸せな気持ちになります。

手前の日傘はパラソラからも車で約30分ぐらいのところにある青梅の壺草苑さん。時々染め体験でお邪魔するなど、お世話になっています。緊張感のある職人さんたちが染める工房からは、スタイリッシュで洗練された都会的なイメージのデザインが生まれます。私の考える藍染のイメージをすっかり変えてくれたカッコいい藍染です。

そして、お花の柄は琉球藍染工房さん。blogでも時々ご紹介していて、いつも可愛いなぁと思いながら作っていました。こちらもまた私のイメージを変えて、こんなに若々しいデザインができるんだと教えてくれました。伸びやかなデザインは琉球藍を使い、のどかな岩手の土地で染められています。若いご夫婦の手で染められる藍染はフレッシュで爽やかなお二人のイメージそのままです。

どちらの染物も個性的で同じ『藍染』でも染め方も染料も感性もこんなに違うものができるんですね。写真のデザイン以外にも染めてもらっているので是非ショップからもご覧いただけたらと思います。生地も何種類か種類を変えて染めてもらったので、バリエーション豊かに出来あがりました。モデルさんを頼めないので残念ながら大人体型の私がサイズサンプルしておりますが、いつか勇気を持って公園で若い人をスカウトしたいと思いますので今年は許してくださいませ。💦

今年は新代田のワサビ・エリシさんや、下井草の五峯さんへも藍染の日傘を少しお持ちしているので実物見てもらえたら幸いです。

 

 

日傘の張り替え失敗!?

こんにちは。今日は日傘の張り替えのお話しします。

パラソラのblogはどんなキーワードで検索されたのか、アクセス解析ができるんですが、多くは修理や、張り替え、オーダーなど日傘作りで検索されることが多いみたいですね。そんな中『張り替え失敗』と言うキーワードを見つけました。

どなたか存じませんが、失敗しちゃったんでしょうねきっと。解決してますか?大丈夫かなぁ。どんなふうに失敗したのかわかりませんが、まだ解決してなかったらどうぞ参考にしてください。張り替え失敗で考えられること、いくつか挙げてみます。

1、生地が小さくて骨に合わなかった
2、生地がぶかぶかしている
3、頭のところがプクッと飛び出している
4、傘が真っ直ぐ平らで唐傘のようになっている
5、傘が骨っぽくくぼんでいる

ざっとこんなところでしょうか。1は傘にならないですが他はなんとか差すことはできそうです。

パラソラでも時々あります。お客様からお預かりした生地でこうなると仕上げに15分〜2時間ぐらい余分に時間がかかってしまいます。しかしこのどれも、型が傘骨にあっていないために起こる現象です。

まず最初の原因1つ目、『張り替える前の日傘と素材を変更した場合』
1〜5、どれも起こります。解決策は同じ素材で張り直せば大丈夫。綿を麻に変更したり、着物生地に変更してしまうと不具合が起こりやすくなるのでご注意くださいね。

職人さんは生地の特徴を考慮して型を起こしています。例えば麻は特に目の粗さや伸び具合で違いが出るので、4の状態になりやすいです。どこをどのぐらい詰めるかは残念ながら一言ではお伝えできませんが、素材を変えるのはそれだけ難しいので、パラソラでも縫い直しを考慮して8本骨を使っています。16本骨でぜ〜んぶ張ってから16本解いて微調整とか気が遠くなりますもん。

原因2つ目、『縫い方が甘い場合』
1ミリ小さく縫うと全体で8ミリ小さくなって、きつくなります。2ミリ違ったら完全にアウトですよね。骨に張れません。逆も然り、ゆるゆるになります。ただし洋服と違って一箇所で詰めると傘が歪むので、大変だけど全部解いて直してくださいね。

普段お仕で洋服を縫っている方でもぶかぶかを詰めると頭が飛び出してしまったり、張ってからの修正は難しいかもしれません。型に緩みがないので洋服とは型紙の考え方が少し違います。着物のような織物では型通りに裁断してもきつくなる生地があったり、引っ張って張る傘ならではの落とし穴が時々ありますので大切な生地を裁断する時は特にご注意ください。

予断ですがきつい生地を無理矢理張って開こうとすると、どうなると思います?

無理に張った生地は傘骨に強く負担がかかります。差す時も硬くて開きにくくなり力任せに開こうとするとロケットみたいに傘が飛んでいくことがあるんです。ちょうど矢を放つみたいな感じ。これは大変危険なのできつい傘をさす時は周りに人がいないことを十分確認してくださいね。ワタシも2度ほど怖い思いをしました。

アドバイスとしては、素材を見直してみましょう。そして型紙に忠実に裁断しましょう。縫い代にも注意です。

今日は張り替えで起こる『失敗しそうなこと』思いつくだけ考えてみました。修正のお役に立てたら幸いです。

パラソラでは修正だけのお仕事は基本お受けしていません。なぜなら骨に合った型もありませんし、裁断からやり直すことも多いので通常のオーダーより割高になってしまうためです。それでもどうしても困ってる時はどうぞご相談くださいね。

それではまた✨

夏から秋の日傘

9月も半ば、涼しくなって過ごしやすくなりました。紫外線対策も怠りがちですが、まだまだ気をつけてくださいね。

紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを示したUVインデックス、気象庁によれば、9月の指数は中程度だそうです。『日中は出来るだけ日陰を利用して、長袖、日焼け止め、帽子を利用してください。』というレベルです。因みに3〜4月と同程度。暑くなり始める春はそれはもちろん注意していますよね、でも涼しくなる秋はつい油断しがち。うっかり日焼け止め忘れないように気をつけていきましょうね。そう言う自分が一番忘れると思うんですけど💦

さて、今日ご紹介の日傘は、さらりとした浴衣からお作りしました。真夏はもちろん、残暑にもぴったりのススキ柄です。落ち着いた色合いでステキな大人の日傘って感じ。しなやかな中にシャープさを感じるデザインは私もとっても好きです。そういえば昨日の月も見事でしたね〜。(ススキからお月見とお団子と兎に頭の中がすっ飛びました)🌝⭐️🎑

ところでこちらの日傘、実はまだまだ暑い真夏の時期のご注文。出来上がりは夏風邪をひいて外出もままならないというお客様の元へのお届けとなりました。「気分のすぐれないところへ素敵な日傘が届いて気分が晴れました。」ととても喜んでいただいて、元気になるとすぐに日傘をさしてお出かけされたようです。不調な時って身体のみならず気持ちも滅入ってきますものね。新しい日傘が気分転換に一躍買ってくれたなら嬉しいです。

秋の花粉も飛び始めた季節の変わり目、体調を崩しやすいのでどうぞみなさまもご自愛くださいね。そしてまだまだ停電が続き大変な思いをされている被災地の皆さまには心からお見舞い申し上げます。今回は友人もランタン生活を強いられ大変な毎日を過ごしているとのこと。何ができるのか分からず遠くから励ますばかりですが、一日も早い復興を願っています。

染物の日傘

先月の染めの小道でご相談いただいた日傘が出来上がりました。
大きな柄を二つ、小さな柄を二つ、長〜い反物をご自分で染められた反物からお作りしました。柄と無地を交互に配置しています。

染物ならではの素敵な色合い、大人の日傘にふさわしい落ち着いた仕上がりです。

こちらの日傘、スッとここに居りますが実はいくつもの行程を経て出来上がっています。せっかくなので今日は手仕事の尊さを少しだけご紹介しますね。

まず染める前にデザインを考えます。そして下絵を描き、糊を置いて色を挿していきます。と言っても紙に色を塗るようには行きません。Tシャツに絵を描いたり名前を描いたことがある方はわかると思うんですが、布に色を挿していくのはとても難しいんです。布の上は筆で描いても滑らないので、色のお水を一筆一筆染み込ませて染めていく感じです。

そして色を挿し終えると今度はその色を置いた所にロウでマスクをして背景になる全体を染め上げます。ロウを塗るのもロウが冷めるとすぐに固まってしまうので温めながら素早く丁寧にはみ出ないように筆を扱うのが難しいところです。一つ一つ慎重に積み上げていく友禅の技法、染物教室に通い始めてその価値がよくわかるようになりました。

そしてまだまだ続きます。最後に全体が染め上がった反物を高温で蒸しあげて、なんども洗ってから色止め。洗う作業も重労働。長い反物をたぐってたぐって糊を落とす作業を繰り返します。こうしてやっと染め上がった作品です。

お着物や帯になる道のりと同じように辿って出来た大切な作品をパラソラに託していただいています。もうそれはそれは責任重大。最初にハサミを入れるまで何度も確認して、それでもドキドキ。パラソラではハサミではなくて実際には包丁で直裁断します。だからなおのことドキドキ。包丁を研いでピッカピカにしてから作り始めました。

仕上がりはほんとに素敵。涼しいお顔で「日傘でございます。」と何事もなかったように凜としておられます。ご希望の木の露崎をつけて「思い通りの日傘に仕上がった」と喜んでいただきました。よかった💕私も一安心。そろそろ暖かくなってお出かけが待ち遠しい日傘になりました。

書の日傘

また夏をぶり返したような暑さになりましたね。でも風が爽やかでやっぱり秋の気配感じますね。
日傘作りをしている埼玉の仕事場でも今日は虫の音がセミからコオロギに変わりました。

今日ご紹介するのは書の作品から仕立てた日傘です。
生地の使い方、面白いですね。こうして色々な生地を組み合わせるのはとても新鮮です。
案外難しいと思うんですこういう組み合わせ。センスが良くないと賑やかな傘になってしまいがちでお子さんの雨傘っぽくなってしまうんです。その点素材の良さと色の美しさでとても上品な仕上がりになりました。

そして、何と言ってもデザインの中心は『書』の部分です。
すご〜く考えちゃいました。お任せいただいたのでいわゆる緊張とはちょっと違う緊張感。
黒い生地の中央に筆文字とドリッピングの入った素敵な作品をお預かりしました。でも三角のコマの中にどうにも収まらない。そうなんです、そこで、どうトリミングするかがとっても重要なんです。上の方にいい感じのしぶきがありまして、そこを使いたい。でも文字も読めるところまでキープしたい。

最初文字の下の方に空間をとって底辺を裁断していたんです。でもそうすると草冠が切れてしまって草冠に見えないかもしれない。文字のどこをどこまで隠して文字として認識できるのか。とってもビビリなもので、あと1センチ上にしよう、もう1センチ上でも大丈夫。と下の方少しづつ裁断して行ってこの構図になりました。少しはみ出すぐらいがダイナミックで素敵だと思うんです。

こういうトリミングをする時にいつも思い出すのが意外にも日本の絵巻。『信貴山縁起絵巻』という絵巻物がありまして、細長い絵巻の中で右から左へとお話が進むんですが、絵がその幅に収まらず上へ下へとはみ出しながら展開して行くんです。でもそれがとっても躍動的で、絵巻物なのにアニメーションのような大きな場面を想像できる。気になる方は検索して見てくださいね。この文字にもそんな風に傘の中に収まらず自然の中へ飛び出して行って欲しいなと思いながら作りました。

お客様もとても喜んでくださってもう一筆加えたくなったとのことです。仕上げはどんな日傘になったんでしょうね。想像するのもまた楽しみです。