月別アーカイブ: 2016年6月

日傘展今日は最終日

あっと言う間に1週間。毎日毎日たくさんの方に日傘をご覧いただき、楽しい時間はあっと今ですね。休日はお天気にも恵まれて、庭でも中でもたくさんの日傘体験していただきました。中には日傘デビューのお客様も。この梅雨が終わったら、日傘の涼しさをきっと実感していただけると思います。お客様のお写真は許可をいただいて日傘展の様子を少しご紹介します。

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1週間、毎日ありがとうぎざいました、

2016年6月28日

日傘展始まりました。

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昨日から伊藤ノブコの日傘展が始まりました。展示作品コーナーとすぐにお持ち帰りいただける2部屋に分けての展示です。靴を脱いでご覧いただける空間なのでのんびりムード。晴れ間にはお気に入りを持ってお庭に出てどれにしようかとくらべてみたり。選べない〜と途中で一階のカフェでお茶してまた日傘選びの続きのかたも。みなさん楽しそうで嬉しいです。お客様同士も会話が生まれて楽しい場になってます。
いまちょっと一段落。下のカフェからは楽しそうな声が聞こえてきます。
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2016年6月24日

日本茶喫茶ギャラリー 楽風

日本茶喫茶・ギャラリー 楽風 さんまでの道案内。

地図では駅の前の道をまっすぐ進んで左に曲がって行く道をご紹介していますが、裏道近道をご案内しますね。イメージとしては目的地まで斜めに進んでいく感じです。駅から10分もないと思うのですが。まずは浦和西口。伊勢丹のある方の出口です。駅工事中なのでご注意くださいね。
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駅左方向に三菱UFJ銀行が見えます。銀行方面に向かいます。余談ですがパラソラのお買い物、カードが使えませんので、ここでいっぱいお持ちの方はお小遣い下ろしてきてくださいね。(笑)いっぱい持ってないわという方はもちろん手ぶらでどうぞ。

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銀行の手前を左へ。小さな商店街へ入っていきます。

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この道も超えてまっすぐまっすぐ。

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一番迷いそうなところ。写真ではV字ですが、手前に右へ行く道がもう1本あるので三叉路に見えます。真ん中の道を行きます。床屋さんの方へ。

image少し行くとこの興味深い壁が出現します。いろんなお知らせが貼ってあります。そう、もうここがギャリーの外回りです。街の人も自転車を止めて見ていたりします。
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さぁ、着きました。靴を脱いで上がります。正面奥に階段があります。お庭があるので、天気の良い日はお気に入りの日傘を庭で差してお試しいただけます。ちょっと楽しそうになってきませんか。反対に雨の日はまったり、一人静かに実演という名目の仕事をしているかもしれません。

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そしてみなさんお楽しみのカフェタイム。この写真のケーキはとびきり美味しかったんですよ。パッションフルーツかしら?爽やかな酸味が暑い日にぴったりで、すっぱ甘美味しい感じでした。お茶もおかわりは自分で注いでいただけます。何種類もあるので選ぶのに迷ってしまうかも。最後の一滴まで旨味を抽出してくださいね。ポイントはお席があれば先にお茶を。いやいや先に日傘展を、いやいや先にお茶を。満席になることもあるので、カフェを楽しみにしている方は調整してくださいね。

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2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910

2016年6月21日

着物から日傘

今日は作品展に向けて日傘を発送します。やっとこの日が来たというホッとした気持ちとドキドキと。日傘を送り出すと今までしまってあった棚もがら〜んとなりました。

今日の日傘は着物から。日傘展にはオーダーではこんな感じで作れますよ。と参考にしてもらいたいものも多くお持ちしますので、これからオーダーしてみたい。と思われる方もぜひご覧くださいね。ご質問などもどうぞお気軽にお声掛け下さい。

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こちらはデッドストックの反物やゆかたを解いたものを集めて張りました。少しづつ残っている生地もこんな風に組み合わせても可愛いですね。水玉や格子柄は遠目で見ると柄ではなくて色で見えるので、こうして大きな柄を入れるとアクセントになります。反対に派手かなと思うほど細かい柄ばかりでいろいろ集めても案外うまくまとまるものです。

今回は今までより会場が広いので、少しづついろいろ持って行きます。今まで作ったサンプル品や、もうこれは作らないだろうなと思うものまで、ぜひご覧いただきお声を聞かせてもらえたらと思います。もちろん販売もしてます。
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2016年6月20日

個性的な日傘3点。

展示会に持っていく準備中の日傘をご紹介。

触り心地さらりと。光を通すととっても綺麗なビタミンカラーの元気な日傘。

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こちらは派手過ぎず、地味過ぎず。持つ方の個性でどんな風に使ってもらえるか、洋服にも着物にも。若い方にもご年配の方にも。

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もっともっと個性的な日傘をお探しならこちら。工業的なS字フックみたいにもニョロくんにも見えてきます。

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木曜日から浦和 楽風で展示販売します。入場無料ですのでどうぞお立ち寄りください。
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2016年6月19日

いよいよ来週は日傘展

数日前から埼玉の情報誌や新聞でもご紹介いただいています『伊藤ノブコの日傘展』が来週木曜日から始まります。今回はパラソラのオリジナル、ワサビやシーグラスの日傘のほか、デッドストックの浴衣から作ったものやアフリカンプリントのものなど、今まで試行錯誤で作ってきた日傘いろいろを持っていく予定です。ほとんどの日傘は2本か3本しか作っていないので一期一会。特に今回は2本目の日傘が多いのでどうぞお見逃しなく。少しづつご紹介していきますね。

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2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910

2016年6月18日

アトリエB へ行ってきました

image5月の日傘展でお世話になった“ワサビ・エリシ”さんのお隣、ギャラリー『アトリエB』のオープニングパーティへ行ってきました。1Fはギャラリーとして2Fはワークショップスペースとしてオープンです。パーティではトルコのビールやお菓子でいっぱいのテーブルがこれからは緑に囲まれた羽根木の森の明るいスペースに変身するそうです。

ギャラリーは熊本から little vintage さん。震災は革命のように日常を一変させたというお話が印象的。命も保障されない不安でいっぱいの中から大きな流れに動かされて東京でこうしている今が信じられないと。はかりしれないほどの大きな体験をされたことでしょう。毎日心配だけをして過ごしていてはいけない、楽しく生きることが大切だと気づいたそうです。そして今とても楽しいと本当にいい笑顔で話してくれました。服作りでも私がずっと考えているところをパッと飛び越えていくような軽やかさ。聞いていると肩の力が抜けてどんどん幸せが伝染してきます。

帰り際、東京に来るのを楽しみにしていた キャシーハット さんの帽子を1つ買いました。ちょっと変わったカタチの帽子です。なんだかおしゃれになった気分にしてくれる可愛い帽子なので夏のお出かけが楽しみです。

外に出るともう真っ暗。二軒並んで明かりが灯るとまたいい感じですね。どうぞこれからもっとっもっと素敵なお店に育ちますように!老若男女、様々な職種の方々やご近所の方々など、大勢が集う大盛況のお披露目会でした。皆さんも休日に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ワサビ・エリシ http://wasabielisi.com/

 

2016年6月16日

今日も浴衣の日傘

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浦和の展示会まであと10日。昨日何本分かの生地を裁断したので、今日は縫製しています。このデッドストックの浴衣は蛙張に、それともう一本は普通に張る予定です。3本作れるかと思っていたのですが残念ながらこの生地は2本分しかありませんでした。今と違って昔の人は小さかったからでしょうかね。短い反物でした。浴衣の生地はのりが効いているのでパリッとした張りが夏にもってこいです。着なくなった浴衣、解いて洗濯して軽くのりをしてから日傘にしたら気持ちいいですよ。

着ない浴衣なんて持ってないわという方は、骨董市や古着屋さんで古い浴衣を探してはいかがでしょう。着物と違ってお手頃な価格で手に入るし、傘用に三角に裁断すると端の色ヤケも裁ち落とされるので見違えたようになります。何より柄が可愛いものが多いので探すこと自体が面白いんですよ。パソコンのない時代のデザインは大雑把だったりクスッとなったり、草花にしても大輪の花よりも道端に咲いてる小さな花がデザインされているものが多くて和みます。この柄も葉っぱや茎の線に勢いがあって作ったデザイナーさんも職人さんも絶対カッコいいと思います。かすれの良さ、分かってもらえるといいんだけど。

2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910

2016年6月13日

浴衣から日傘

浴衣から作った日傘は触り心地がさらりとしていて、使い心地が気持ちいいものです。見た目も涼しげですよね。そんな今日の日傘は折りたたみ仕上げです。石突きと手元は桜の天然木を使った大人の女性におすすめのシンプルな日傘です。

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浴衣から日傘をと思って新しい反物も探してはみるのですが、最近は豪華で華やかなデザインも多く、色もカラフルになっていますよね。日傘のような脇役には控えめでシンプルなものをと思ってしまうので、どうも昔のデザインに惹かれてしまいます。そこで、デッドストックの浴衣に注目しているのですが、デッドストックの反物には色ヤケや小さな点のような跡があるのが難点です。でもそれ以上に素敵な柄が多いのが特徴です。手書きのゆらぎのようなラインや色使いに優しさを感じるので好きなんです。いいですよね。このデザインも反物で見ると煉瓦のような柄ですが新品の出来立てビルのレンガと言うよりは、ひなびた古い建物のレンガの風合いです。八角形の日傘のカタチになると、放射状の柄が思いがけず遠目でも目立つ個性的な仕上がりになりました。6/23からの日傘展に持っていきますので気になる方はぜひ手に取ってご覧くださいね。

2016.6.23(木)〜6.28(火)
伊藤ノブコの日傘展

ギャラリー楽風
11:00〜18:00(最終日17:00)
さいたま市浦和区岸町4-25-12
045-825-3910

2016年6月12日

麻の日傘を作る

麻の日傘、触り心地が良くて気持ちいいですよね。昔は麻は高級品のイメージでしたが最近は普段使いの麻も増えてきて、使い込むうちに馴染んでくる感じ、私も大好きです。今日は麻の生地を日傘に張る話し。

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パラソラでは「目の粗い生地は日傘に向きませんよ〜。」といつもお伝えしていますが麻もそのひとつ。目が粗い生地だと傘の一コマ、三角の斜めの部分がバイアステープ同様に引っ張られてぐ〜んと伸びてしまいます。その結果、普通に張ると写真左のように波波に。この波打ちを修正したのが右側。もう少し修正したいところですが、目の粗い生地は裁断した端が解くたびにほつれてきます。触るたびに伸びても来るので伸びとの追いかけっこ。なので、一本物のオーダーではここで仕上がりとなります。

実は写真の日傘はネルのように柔らかい生地でした。ネルもくせもの。使っているうちにどんどん伸びてくることも。伸びると骨よりも生地が大きくなるのでぶかぶかになって自然と骨から外れてしまいます。

普通に張るとーーーこれは型どおりに作るということですが、人間の服でも一人一人に身体に合わせて補正が必要なように、傘も骨と生地の相性によってシワの出方がいろいろです。その修正を1つ1つ経験で覚えていくのが職人の仕事です。なのでたくさん作ってたくさん型どおりいかないことを経験してこそ一人前。よく50年たってもまだまだまだなんて職人さん達はおっしゃいますが、それだけ沢山の経験があって難しいことがあるということを知っているんですね。

麻の日傘、作る前にこれは大丈夫ですか?とご質問いただくこともありますが、ハッキリやめたほうがいいものはわかりますが、あとは張ってみないとわからないのが今の私のスキル。難しいと思ったものが思いのほか綺麗に張れたりまだまだこれから経験を重ねる発展途上中です。

2016年6月8日

一柳綾乃さんの日傘

2m近くある大きな生地が2枚送られてきました。青い絵の具が躍る大胆にペイントされた生地です。
なるべく色の重なりの綺麗なところを使ってくださいというご依頼です。
一柳綾乃さんならココを使うだろうなと思う箇所をトリミングして、ふわっとした空気感や軽やかさが出せたらとイメージして仕上げました。優しい青い日傘です。
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実はこういう仕事、仕事というより作品作り大好きです。私の側からみると素材があってトリミングして組み合わせて作品に仕上げる。絵を描くときの工程と同じなので、おまかせしていただけると俄然張り切ります。傘なので一定の決まりの中での裁断になりますが、それでもコラージュして出来上がりを見るまで仕上がりが楽しみで仕方ありませんでした。

一柳さんの作品はさらっと軽やかに描いたように見えますが、こういうスッと力の抜けた感じや、みずみずしい感じ、なかなか描けないんです。難しいんですよ。淡いブルーに何色もの色が重なりとても美しい日傘に仕上がっています。一柳綾乃さんのサイトもご紹介しておきますね。アクセサリーやワンピースなど素敵な作品が並んでいます。

作家。絵描き。時々デザイナー。
一柳綾乃 Ayano Ichiyanagi
http://ayanoichiyanagi.wix.com/0516

2016年6月6日